2021年11月30日火曜日

Forkboy。

実はここ最近、例のトランスファーでまたトラブルが発生した。
トランスファーというのは水転写で貼る極薄のデカールの事。
水貼り転写とも呼ばれている。
これがね、確実にフィニッシュ出来るプロセス、
それが20年やってても確立出来ていないのです。。。。

モノによっては成功するし、モノによっては成功しない。
貼るメーカーのものによっても成功率が確立しない。

丁度1年前の今日
いつもトランスファーを発注している英国のファクトリーが
「スタッフがコロナに罹患した」という事で操業停止になった。
かなり長期停止状態になってしまい、
このVINCENTはオーナーさん直々に
VOC(Vincent Owners Club)より入手してくれたものであった。

先ず転写してみていつものところのとは全然違う事に気付く。
濡らしてから台紙からスライドし始めるまでの時間がかなり長い。
そしてトランスファーそのものが肉厚。

水でスライドさせる。
なので水抜きの為のフラッシュオフタイムが潤沢に必要。
上塗りのウレタンクリアに著しく侵される。
なので侵されないエナメルで一旦コーティングが必要。
エナメルとウレタンは無論相性が悪い。
なのでエナメルの自然硬化を潤沢に待つ時間が必要。
という事でウチでは貼り付けから待ち時間で1か月以上待ってます。

で、一気にウレタン吹くのではなくパラパラと吹き付ける。
これを24時間以内に6日程毎日パラ吹きで堆積させる。
パラ吹きなので表面ザラついて荒れに荒れる。
一旦水砥ぎして平滑にさせる。
これで72時間以上一旦休憩させる。
3日後こってりクリア載せてみる。
縮れ等生じなければようやく最終クリアを普通に吹き付ける。

これでようやくウレタンクリアの下に閉じ込められるので、
トランスファーは最低でも3か月以上はお預りする。
水・エナメル・ウレタンと相反するものばかりが交錯するので
もうこれは時間置いて放置するしかないのだ。

今回のVOCのトランスファーは
触った感触もスライドさせた作業工程でも明らかに違いを感じたので、
更に念を押して5か月以上かけた。

全て上手くいって最後にポリッシュしていたら、
そのポリッシャーの熱で事もあろうにトランスファーが膨れ上がった。
その結果その部分だけがものの見事に剥離しました。
えぇ、膝から崩れ落ちましたよ(苦笑)


着実にノウハウが蓄積されるのであれば私も職人のはしくれ、
喜んで精進して実績積んでノウハウ獲得しようぞ。
だが、20年やって全てが「気まぐれ」ではどうにもならない。
ただ闇雲に絶望感と徒労が肩に乗るだけ。

考えてみよう。
もうこの世に存在しないメーカーのトランスファーが今でも売ってる。
これら現存する車体が全部クリアの下にフィニッシュされていたら
それこそもうこんなに流通しないし必要もされないはず。
古(いにしえ)と同じく、このトランスファーというものは
クリアの上に気軽に転写で貼り付けて、
その薄さ故にスタイリッシュに貼り付けられて、
で、薄さ故にガリって削れてしまったりしたら
上からテープ貼って捲って全部取っ払って、
そしてまた再び気軽に貼り直せばいいものではなかろうか。
だから今でもこんなに売ってるんじゃないのか?

このオーナーさんはこの辺の事情凄く理解してるので、
「ならばデカールで造りません?」となりまして。

にしても今一度トランスファー用意しなきゃならないので、
ここでいつもの英国のファクトリーに打診。
「OK,もう稼働してるから大丈夫だよ」との事だったので
サイドのロゴと天面のものをそれぞれ予備含め2台分発注。


本日英国より到着。
スタッフさん、コロナ完治したのかな?
ん?大きなポストカードが入ってるぞ?

裏に色んな国の言葉で「ありがとう」と書いてあった。
コロナで再稼働危ぶまれたの知ってたから
ちょっとこれ観て泣きそうになった。
そうだね、何だかんだで20年間、いっぱいここには発注してきたからなぁ。
NORTON・VINCENT・VELOCETTE・MATCHLESS・AJS・TRIUMPH・
BSA・GREEVES・ROYAL ENFIELD・SUNBEAM・BENELLI・PARILLA・
DUCATI・MOTO GUZZI・GILERA・BIMOTA・MV AGUSTA。
トランスファーのものは予備含め頼んでたから、
ホントに余計にいっぱい頼んでたものなぁ(苦笑)

で、中身確認。



おぃ。

何で両サイドのはいつも通りのトランスファーなのに、
天面のヤツは何も言わずにしれっとデカールなんだよ。
裏側にめっちゃ誇らしげにドイツ製ORACALの表記入ってるぢゃねぇかよ。


ならば全部もうデカールで造れよ。
俺の涙返せ
(´・ω・`)



2021年11月28日日曜日

Kids。

「お抱えのペインターが過労で倒れた」で、
急遽ロッドショー枠終わってるウチがレスキュー。
黒ソリッドであとはピンストライパーさんがやるみたいだから
週半ばには出来上がるかな。
数年前私が手首ぶっ壊しちゃった時も
周りのペインターさんに助太刀してもらった事だし、
出来る時は無論私も助太刀しますので。

緊急で引き取り出てる間に
立飛で公開されている一式高等練習機を熊ちゃんが観に来てたらしく、
郵便ポストの上にそっと差し入れが置いてありました。
熊ちゃんすんません不在で(苦笑)
差し入れありがとうございます♪


「Muneしゃん、あたち自転車もらったの。
でもお兄ちゃんのだったから緑なの。
あたちピンクがいいの」

矢部っちの娘っ子リンから直電が来る。
魚肉KIDSの頼みなら総帥はそっこーでやってあげちゃうよ~♪
で、金曜日に持ち込まれてもう塗り終わる。
色見本はマックのハッピーセット(笑)


あ、これはKIDSのチャリは成長早いから
賞味期限1年そこらだろうし、
あっちこっちぶつけるでしょうから
魚肉のモトクロッサー同様サフェ下地無しでいきなり塗るから
こんなに早いんですからね。
通常お金戴いて仕上げる工程では到底ございませんww

で、今日矢部親子で取りに来た。
「Muneさん、ヘビがいるって本当?」
来年小学生になる長男ソーマ。

「んー?いるよ~。観てみる?」
いざ2Fリビング連れて行くと
「わー♪赤い♪目も赤い♪」
「わー♪黒い♪目も黒い♪」
で、ケースの前ではしゃいでるのはリン。
ソーマ、ソファで両手でがっつり目を覆って
えっぐえっぐとえづきながらむせび泣く。
なら何でヘビいるのか聞いたんだお前はwww


ヘビが思ってるより怖くない生き物だって事、
小学校上がって色々学んだら、また観においで(笑)

1Fに戻って店の外でスケボー乗らせて遊んであげる。
2人とも板の上に座ったり寝転がって乗って遊んでいたのだが、


「これは本当は立ってこんな風に乗るんだよ」で、
ボード先に転がして後ろから飛び乗るヤツやってあげた。
例のタオパイパイの柱に乗るあれ(笑)

するとリン、速攻でその真似をする。
ボード先に転がして走っておいかけて飛び乗って・・・・・

出来るワケないだろうが!!!!wwww

強烈に吹っ飛ぶリンを矢部と私でギリギリキャッチ。
慎重で優しい兄貴と正反対で妹フリーダムだなおぃww

ソーマ「将来警察官になる」
矢部夫婦「何で?悪い人捕まえるの?」
ソーマ「そう、リン逮捕する」
このエピソードと兄弟関係、垣間見た気がする(笑)
子供ってこんな幼少からキャラ確立してはいるんだよね。
矢部っち、ギャラのBEERサンキュー♪


夜は来客もないので静かに大物BIMOTAのDB2カウルと格闘中。
と、1件のメールが。
大怪我しない程度にガンガン遊べよ~、リン♪



2021年11月26日金曜日

WORLD SLOW DOWN。

材料買いにホームセンターへ。

ボルトナットコーナーにいた2人組、
「日中配送の品が渋滞で遅れて夕方届けたら激怒された」
と嘆いていた。

当日配送・翌日配送・時間指定と
サービス細かくなってるから物流の人も大変だよなぁ。
ウチなんか欧米便相手だと1か月〜半年待ちとかザラだから、
翌日配送とかむしろビビっちゃうけどもなぁw
(特に今コロナで航空便大幅減便とネットショッピング増大で
海外のコンテナ陸揚げされたけど封切りまでほど遠いみたいな
税関待ちで大変なのです、仕方ないけどね)


で、次に電球のコーナーへ移動。
「今日頼んだアマゾン明日とか遅ぇっちゅうの」
と話してる若い会社員っぽい青年2人がおった。
あー、これさっきのドライバーさんの嘆きそのものやんけ思ってたら、
「あ、昨日俺営業車で外回りしててめっちゃ煽られた」
「マジで⁉」
「ムカついたけどこっち法定速度だったからひたすらブロックしてやった」
「こっちの方が正義だもんな、そいつざまぁぎゃはは」

さっきのドライバーさん達呼んでやろうかと思ったwww

だがもう大人なのでそこはこらえて
ジャイロでプチ渋滞の車の横を鬼すり抜けして帰路に就いた。

画像は本分とは1㎜たりとも関係ございません。
レース中ブローした他の車体の落下物拾ってピットに戻ってるだけで
チェーン振り回してヒャッハーしてるワケではございません。
マッドマックスでも爆裂都市でも北斗の拳でもございません。



もう即日とか翌日とかのサービスそのものやめるか、
敢えてスピードメーターの針上げざるを得ない人の為に
2車線ある道では右側なるべく空けておいてあげる世の中になるか。
もう日本はどっちか選ぶべきなんじゃないだろうかw

2021年11月24日水曜日

Rotten to the Core。

「Muneさん何か車体で追加でしてもらいたい事、ないっすか?」
メタルワーク担当してくれてるツネちゃんからおねだり。
どうやら彼の乗ってるマークⅡ(ブタ目のワゴン)のリアゲート、
結構いい感じで「お腐れ様」なので、
これをバーターで塗ってもらいたいらしい(笑)


というワケで今車坂下の野呂さんのところに行ってる我が愛車、
これが戻ってきたらツネちゃんにパニアケースステー造ってもらおうかと
夜中にちょっとずつせっせとパニアケースをカスタマイズ中。

パニア側面に例のグランドセイコーのアルミパネル埋め込んだ。
槌叩きバフ仕上げの雪平鍋みたいなアレね。

一番最初の銀座和光の壁面製作の前段階で
試し塗り等の技法検討用で預かっていた試験用のパネル。
以降スイスのバーゼルやバンコク・シドニーと仕事こなしたのだが、
この最初の試し用のパネルとってあったんす。
で、「これ自分のバイクに使っていい?」って訊いたら
製作者のMAIOさんが「いいよー」言ってくださったので
埋め込んでみた、という感じでゴザイマス。

当たり前ですがこれ埋め込んだからといって何か効果あるワケではないです。
えぇ、まぁ単なる装飾っすw
自分のライフワークで携わったものを車体にインストールしてるだけっすww


我々業界の人間は自分の車体、ほぼバーターでやらないと
とてもじゃないが出来ません。
昨今ビンテージ車輛の価格はうなぎ上りに上昇していますが、
携わっている業界の我々は意外にもワーキングプアなのが現状です(苦笑)


業界内の福利厚生。
我々の世界のマネーロンダリングでゴザイマスw

とりあえずパニアも車体同様サフェーサーまででいったん終了。
来年春に全てに一気に色入れます。



腐ってるツネの車にこの曲捧げます。

2021年11月21日日曜日

DANNY GO。

娘のライディング考察。


記念すべき最初の路上デビューは完膚なきまでに惨敗。
信号でニュートラル入れる事すら四苦八苦してエンスト連発。
右折レーンでエンストするともう完全にテンパって
ギア入ったまま側道まで引きずろうとする始末(苦笑)
私について行こうとする事に意識が特化し過ぎて
一時停止もままならない走り。
「不甲斐ない。。。。」で猛烈に意気消沈して終了
(´・ω・`)


この事を息子にも報告。
そこで思い出したんだが、
そういえば2輪って教習所内だけで路上出ないんだったよね。
要はあの日が正真正銘の路上初走行というワケだ。
だとしたらあそこまで緊張してテンパってもまぁ仕方ない。

で、自分も遥か昔の話だからすっかり忘れてたが、
教習所では講習終わるまではニュートラル入れないんやね。
乗車中は1速入れてクラッチ握りっぱなしが教えの基本。
外でそれだと左手の握力イカれるからニュートラル入れるんだけど、
そりゃやってないなら慣れてないのも仕方ない。

更にウチのベンリィはニュートラル(以下N)インジケータ無いし
(N入ってますよと教えてくれる点滅ランプ)、
元がロータリー4速だったものを6Vモンキーのミッション移植して
リターン4速に組み替えてあるから
猶更Nの位置が絶妙な足先コントロールで難しい。


という事で2回目の練習は先ずは店先でN見つける練習。
1速でちょっと発信して停まってN探る感覚を身につける練習ね。
小一時間もやってたら足先の感覚掴んだようだ。
いきなりクラッチリリースするのではなく
少し確認がてら吹かしてN入ってるのも自然に会得してる。

では路上リベンジ、行ってみようかね♪


国立駅前ロータリーで変な位置に停車してるおばちゃんの車。
どうやらロータリーから道に出る位置目測誤ってる感じ。
案の定私のバイクの位置観て違ってるの気付いたのか、
そのまま条件反射で私の後ろに車つけようと動いてきた。
後ろの娘まるっきり観てない(苦笑)
このおばちゃんにアピールする為に
後ろ振り返って娘に私にもっと近づいて停車するようにゼスチャー。
おばちゃん、これでようやく娘に気付いて車止める。
ロータリーのそんな位置に車停める位だから
元から絶望的にセンス持ってないんだろうけどもさ、
頼むよおばちゃん。
こっちは2輪で剥き出しの生身なんだからよ。。。。


メイン通りから団地抜ける路地に曲がったすぐのところで
横断歩道待ちの自転車を確認。
すぐさま減速して横断を優先させる。
娘、右折で少し加速してたので少々パニックブレーキ。
まぁ大したことない範疇のパニックではあったが、
そこで急減速したのでエンスト(笑)

2〜3回エンストやらかしたものの、
路上デビューの時のやらかしまくりよりは飛躍的にスムーズに走り、
魚肉ガレージまで無事に辿り着く。
自力でどこかまで辿り着くには良い目的地であったかもしれない。
缶コーヒー2人で飲みながら行きの道中のケースをおさらい。
路上は考えなしで車転がしてるドライバーが多い
(というか「だらけ」と言ってもいい位だ、昨今は)から、
2輪は自分の命守る為にも四方八方の観察と洞察が必要だと
道中のケース振り返って教え込む。


帰りはほぼエンストもせず走り切った娘。
信号待ちで信号変わる直前に私が軽くアクセル吹かして
娘にタイミングを教えていたのだが、
とあるT字路で木陰で信号が見えにくい場所で
「あーここ視認しにくい場所だなぁ」と思って
対向の信号の方観てアクセル煽ろうと思ったのだが、
私が教える前に後ろで娘が1速にギア入れていた。
おぅ、ちゃんと観てるね。
多分洞察力は大丈夫そうだ。

一度教えた事をしっかり会得出来るか否かは
男だからとか女だからという事では決してない。
軽い渋滞で考えなしに前の車について行って
交差点の中で詰まって信号変わっちゃってる車、いるじゃない?
あれ、何となく女性がやりがちだとつい思っちゃうけども、
最近観てると若い男の営業車とかでもよく観るもの(苦笑)
良い悪いは別として、昔なら男でそれやらかしたらまずモテないよw
「車の運転下手な男は絶対モテない」が昔の鉄則だったからww
でもさ、今はもうそんな時代でもないんだよね。
必要だから免許取っただけで、路上でも普通に考え無しなのよね。
「そのまま前に出たら交差点の中で停まる」という洞察と認識がない。
だからそれは男だから女だからでは決してないと思うんだ。

俺達は身体が剥き出しの不安定な乗り物に乗っている。
だからこそ瞬時に判断できる洞察力と観察力は身につけるんだ。
走る・止まるに「転ぶ」が付いてくるのが2輪なんだ。
なのにこんなにも魅力的なのが2輪なんだ。
ボーっと走ってるバカに殺られない為にも
感覚を研ぎ澄ませて2輪を愉しんでくれ。

PS:帰りのほぼエンスト無しは、
店の前に無事戻ったその瞬間にエンスト無しで帰れた喜びで
「わーぃ♬」両手上げて大勝利宣言した瞬間
ギア入ってたからエンストした、というオチwwww


んが、路上もっと慣れるまではVespaはお預けとなり、
トントンチキカラーからエレガントカラーに戻りました。
私、あられもないトントンチキカラーから解放www


2021年11月17日水曜日

地球は回るし時は進む。でもって腹も減る。



森が託していったヘビ達。
お構いなしにごはんを催促する。

こいつらはあと10年近くは生きると思う。
ごはん食ったら1週間はほぼのんびり寝てる。

地球は回るし時は進む。
来年はレースも出て遊ぶかな。
GUZZIも出来上がる予定だからツーリングも出掛けよう。
コロナも多分落ち着いているはずだ。

「Newご主人様早くごはんくだちぃ〜♬」

ま、可愛いので面倒みていきますわw



2021年11月13日土曜日

Last Train Home。

お前、ジョジョ好きだったからこの曲選んだよ。

始まりは高校卒業間近の9年前だったやね。

まぁしょっちゅうウチに来てたな、おまいたちは。

立川のオクトーバーフェスの時やね。

まだお前19歳で未成年だったからノンアルだったわなw







魚肉に加入して最初の頃はカブかベンリィで走ってたな。
レース中ほぼずっとニヤニヤしてた。
何かアホみたく楽しそうだったから
ニコニコじゃなくてニヤニヤなww

最初エリミの250だったんよね。
みっつのVTZ観て「俺もカスタムしたいっす」って。
でもエリミだとかなりカスタムに制限出ちゃうからって事で
エキモのケンタの制作してたあのSR買っちゃてね。

魚肉も念願だったガレージ遂に手に入れて。





森、大工だったから
鉄骨でロフト組み上げた後はせっせとリビングの床貼ってたな。
色違いのフローリングだし
「あ、現場で余ったヤツなので」って言ってたけどさ、
後で訊いたら現場でせしめてたんだってな、お前(苦笑)

まぁ親方だったお前の父ちゃんも「やれやれ」って
暗黙の了解で渡してたらしいけどw

自分のSR、一生懸命下地作業してたっけ。

で、ロッドショー出したんだよね。

まだロッドショーバイクでも行けた時代だったからね、
俺らは前日にウチで宴して明日の準備してさ。

森は車体パシフィコの会場に置いていってるのに
寂しがり屋だから宴に顔出しに来てた(笑)


ま、帰りは一緒に走れたからえぇやね。

我々はもう良い歳した大人なんでね、
大型も所有してるけど小さいのも乗って遊んでてね。
すぐ影響受けて寂しん坊の森は速攻でどっかからカブ買って来たw

よくわかんない旗つけてる恥ずかしいのが森w
木箱積んでる神山のC100・こんちゃんの・でもって俺のC65。
でもってレースでもカブ&ベンリィ。
魚肉スピード、ホンダの水平エンヂンだらけ(笑)


で、ここでもこいつやっぱニヤニヤしてる。


あー、この時のレースは寒いわ雨だわコースぬたぬただわ、
めちゃくちゃ過ぎておもろかったよね、むしろw








結局こんなシチュエーションでも笑ってるしw


まぁ俺ら「とりあえず楽しもうぜ」、だったもんな。


観てみろ、みっつなんかレース前の緊張で無表情だぞ。
森、お前レース前でもまるっきり緊張してなかっただろw

これはあれだ、
夏のレース終わって閉会式やってた時
ムチャクチャな勢いで土砂降りになってテント支えてた時だ。
「これ、入間川氾濫すんぢゃね?」で
取り敢えず命が大事で車で緊急脱出したわな。
で、RYUJI君乗せ忘れて「助けてください!」って℡来たんだったwww

この時は夏はレース2DAYSだったから
みんなで狭山に泊まったんよね。
で、森も成人したから呑んでた。

でも酒弱ぇんだ、お前(笑)
なのに「Muneさん今日の夜いますか?」
「いや、今日はロッドショー終わったし呑みに行くけど」
「え♬じゃあ俺も行っていいっすか♪」
ショーから解放された業界の人間の壊れっぷりも知らずに
のこのこと顔出してハイパーテンションで吞まされて
「もう無理です辛いですすみませんでした」
って表でシクシク泣き始める森wwwww
以来少しは警戒するかと思ったのだが

魚肉の宴で酔い潰れて失神して
クルーにいたずら描きされる森www

鬼畜のYumi嬢(笑)

あ、俺もだw
だが学ばないこいつが悪いww


魚肉の新年会は毎年増えていく各自のレーサー、
皆で一気にバラして塗って夜は宴して。
翌日一気に組んでね。



レーサーがない年はガレージの棚も塗ってたな~

錆びペイントはぶっちゃけみんな楽しそうだった(笑)


ウチのチーム、バイク乗ってる時間よりも
呑んで食って騒いでる時間の方が多いかもしれない(笑)





徐々に所帯持ちが増えていってKIDSも増えて、
最近は魚肉の宴は保育園状態だもんなw


ニヤニヤしっぱなしだな、お前w

これは結婚の報告しに来た時やね。
「新婚旅行は頑張ってロケーションの良い所行きたい」で、
モルディブまで行って魚肉にお土産買ってきてくれたんだけど、

そのお土産の袋観てクルー驚愕。
モルディブって海にランチュウいるんだね。
勉強になりますwww


襲われるヒサヲ。

結構子煩悩だったよね、お前。

魚肉のKIDS達みんななついてたもんな。

魚肉では俺と森しかしなかったジョジョネタ。

森は漫画で全部読んでたみたいだけど、
俺は4部で漫画終わっちゃってるから残りはアニメで観るよ。
もうジョジョネタ話、出来ないんだな。

山本光学の2眼飛行眼鏡、そういえばあげたっけ。
昔の飛行隊みたいに散る桜の如く散らずに生きろよって
あんだけあげる前に言ったのに、お前って奴はもう。。。

お前、何でも欲しがってたけどもさ、
この俺がハードコアパンクBAND演ってた時のジャケット、
一度訊いてみたかったんだったわ。
嬉しそうに持って帰ってたけど、これ、その後着た?ww

レース前わくてかし過ぎてガレージに前日入りして
はしゃいで呑んで朝起きない森。
こいつ、俺らに起こしてもらう為に前日入りしてたんだと思うw

このイベントの時も寝坊して遅刻した。
なので土下座させてそのまま距離離れて放置プレイしてみたw

その1分後もうはしゃいでた。
反省しない知恵無き子(苦笑)



何でも真似したがる若造、森。
大型車まで買ってしまう。
この辺で魚肉の大人のクルーに本気で怒られて説教される。

が、言う事きかない森。
遂に自分のモトクロスのレーサーを買う(苦笑)


それ以外でもひっきりなしにウチに顔出してた。
これはコーイチ君が自分のラビットのパネルに絵を描いてる時やね。


ウチのC65レストアしてる時も邪魔しに来たw



なんかUPしてて段々ムカついてきたwww

あー、これは魚肉ガレージでSRエンジン塾やった時だね。

タイジュに譲った俺の20年選手のSR、
森の白煙吹いてたSR、
そしてタツヤ氏の本調子じゃなかったSR。
どうせなら同じ車種だから全員でやろうかって
Egオーバーホールしたんよね。


珍しく真剣な眼差しの森。
まぁ自分の愛車だからねぇ。

ホントぶん殴りたくなってきたwww

で、忘れもしねぇ森と俺の同じレースでのデッドヒート。

2スト125㏄の俺と4スト250㏄の森。
スタートで前に出てコーナーごとに森のフロントタイヤが
俺の前に出ようと毎回顔を出す本気のデッドヒート。
あれは俺一生忘れない勝負だったよ。

普段怪我する事考慮して絶対本気出さないのに、
そういうの全部忘れて完全に本気になっちゃったよ(苦笑)

どうにか逃げ切ったけど、
レースの7周全部つばぜり合いはホント楽しかった。
おかげで翌日全身筋肉痛で虫の息だったわ、俺(笑)


ホントはさ、この勝負俺勝ったけどもさ。
森にじきにレースでぶち抜いてもらう日、来て欲しかったよ。
結局これがラストレースになっちまったじゃんかよ。


ヒサヲが漢魅せようと崖登ってはみたものの
頂上まであと一歩で力尽きた時救助に向かう森。

全員全速力で駆け上がっていくものの、
やはりオサーンはのろいw

転げ落ちる寸前で森が間に合いました(笑)

で、これがヒサヲが支払った代償ですwww




















































9年。
早いよな、やっぱ。
何そんなに駆け抜けてやがんだよ。
ま、とはいえこうして観てるとお前、ずっと笑ってたな。
何度も俺にめちゃくちゃ怒られたけどな(笑)

そっちには丁度10年前に同じ様な年齢の28歳で
同じ癌と闘った男前Yossieってのがいるから、訪ねてみ。
ナイスガイな先輩だから安心して預けられるわ。
俺らは急いでいかない様にするから。
それが27歳でこっちを旅立ったお前への「仁義」だと思うからね。

ゆっくり休めよ、森。
本当にお疲れ様。