2021年10月28日木曜日

Surfin' Bird。



息子のSR、車検前に外装戻してリアタイヤ新調。
試し走りでもといざ飛び出すが、
長年セパハンロケットカウルとなると
このドカ乗って来たせいなのか、
無意識でシフトを右チェンジでと身体が反応してしまい、
SRの右ブレーキペダルを何度も掻き上げようとしてしまう。
事もあろうに現行車のごく一般的なシフトに戸惑う。
無論前の自分の形の時のSRには普通に乗れてた。

完全に脳がこの見た目のコックピットだと
「シフトは右」と認識しちゃってるようだ。

後ろ走ってた車はシフトアップの度にとっ散らかってるの観て
超絶初心者か絶望的センスのライダーだと思ったに違いない。

違う違う、そうじゃ、そうじゃない
(´;ω;`)





TRIUMPHサンダーバードの外装一式、やっとこ終了。
こいつは長かったなぁ。
なにせ元のタンクがとんでもない程度(ごまかし修正)されてたので、
直すにも治せない酷さからこのタンク探しが始まって、
そうにか見つかってプロジェクト再開で足掛け3年以上(苦笑)

パーツ点数多過ぎるから車体完成したら画像もらおうwww
という事で明日は1日外回りで工房おりませんです。
何卒よろしゅうに。


2021年10月26日火曜日

When a Man Loves a Woman。




自賠責と車検期日前に車検は通したが、
それと整備は別。
車検=整備と思ってる人多いけども、
あくまで車検はその時点で「通過」すればいいもの。
都合先に車検は通したけど、
息子の車体は外にやるべき事まぁまぁあるので、
車検パスして仕事終えた後でゆっくり対峙してみる。


息子の申し送りとは裏腹に
電装系は車検前に不具合結構あったので
そこは既にトラブルシュートしちゃったけど、
どう考えてもリアタイヤ摩耗が激しいので
それの交換用にリアをごっそり降ろした。

私が所有していた時とはもうまるで形も変わっていて
まるで別の人の車体みたいだけども、
こうして分解整備してると元は自分の愛車だったんだと
どうしてだか理解るものね。

昔の女と偶然再会して「今」を語り合って、
お互いのこれからのそれぞれを確認し合ってるような時間でした。


PS:昔の女と逢っても一線は超えない。
超えたら良い時間では無くなってしまう事くらいは
この歳になると理性でわかる。
本能で動く若者がどんな判断するのかは知らない。
いや、知りたくないwww

2021年10月25日月曜日

Got The Time。

先週車検諦めた息子タイジュのSR。
本日きっちり整備して各部全部見直ししてからトライ。
まぁ無論無事に合格。
戻ったら丁度のタイミングで菊田自動車の菊田さん来店。
差し入れでこれ戴いた。
「こっから12月までほぼぶっ通し作業だもんなー」で
ありがたやありがたやでまたボリボリ食うw

するとSNSで衝撃的なコメントを戴く。
「これ、身体に良いみたいですね、ブドウ糖。
取り過ぎたらアウトだけど」

摂取量の加減がわからないアラフィフ。。。。


北米仕様のTRIUMPHの希少なビッグタンク。
タンク側面にベルトバックル・ラバーパッド・エンブレム、
これらを装着する為のナット穴が左右で8個。

タンク上面にキャリア装着の為の穴4個。

タンク下部にマウント用の穴4個。
燃料コックも入れれば更に2個。
合計で18個のナット穴、意外とマスキングめんどいw
情報量多過ぎなメタボなワッパーバーガーみたいだ。

あ、北米仕様だからそれでいいのか。
何でだかこの画像みたらメタボタンクに妙に納得したwww
 




夕方、オビタルサンダーのラバーがちぎれる。
無論これでは使用不能。


こんな日に限ってセンターに堂々とリブの入ってる外装のサンディング。
オビタル使用不能で仕方ないので全てアナログ手砥ぎ水砥ぎで砥ぐ。
機械は偉大。通常の4倍の時間かかった。
これからやっとこペイント
(´;ω;`)


地味にセルフピンチ
(´・ω・`)


2021年10月23日土曜日

Friday Night, Saturday Morning。

金曜日、雨の中意を決してタイジュのSR車検に向かおうとしたが、
テスター屋で順番待ちしてる間にロービーム点滅しなくなり工房に戻り
(ヘッドライトシェル内で断線)、
すぐ場所特定できたので結線して再び雨の中出撃。
が、次は走行中にウインカーが点滅したりしなかったりで
これでは検査危いと再び工房に戻り
(同じくシェル内でこちらは被覆の露出でリークが原因)、
流石に原因特定に時間を要し、
突きとめて修復したもののもう14時45分。
流石にその日は車検を諦めた
(´・ω・`)
まぁ現在全てリカバリー済んでるから
週明けに予約いれて行くかな。。。。

本日午前中、今日は晴れたので
お預り中のみゆき嬢のDUCATIの撮影を試みてみる。
こちらも長期不動車なのでタイヤのエア入れてあれこれして、
でも車検切れてるしバッテリーも死んでるので
近場とはいえせっせと押して歩く。





自分で塗ったとはいえ、こかしたら一大事。
押して返って来ただけで全身ぐったりしました
(´・ω・`)



お預りのGUZZIカリフォルニアのタンクの凹み修正&ペイント。
凹みが少しデカールにかかっていたので難航しましたが、
どうにか綺麗に引っ張り出せて無事にみちがえりました。
しかも凹んでた箇所100%曲線部分だったので(苦笑)




純正で「これ無くね⁉」って位手抜きされてるタンク裏。
いやマジでイタリアンこんなもん。

和風総本家な手直しなので
勿論こちらも抜かりありませんw
週明け完全硬化終わりましたら発送しますね。



2021年10月15日金曜日

I Against I。


緻密な作業が連続する時や
長時間に及ぶ持久戦になる時、
先ずコンビニ行ってこれを買ってくる。

この年齢になると薬物頼らないと脳が回転しなくなるの。
今週食いっぱなし。

ボリボリ。

負けぬべきは昨日の自分。
闘うべきは明日の自分。
I against I。

2021年10月10日日曜日

Bankshot。


息子タイジュ、社会人になって初の単車の車検。
だが、現在の勤務完全月金で平日休み無し。
でもって浜松でのショップのコネクション皆無。
という事で立川まで自走で持って来た。

車検対応のパーツ戻し。
バッテリー完全に死んでるのと、
車検ギリギリOKっぽいけどリアタイヤかなり減ってるから
これは交換したほうがいいかな。

ん?息子浜松に戻っていったぞ。
ん?これ、もしかして車検&タイヤ交換するの、俺?w

ま、まぁいいや。
年末帰ってくる時駿河湾の美味い魚しこたま買って来い。
あれがいい、マゴチ。マゴチ食いたい。
駿河湾に砂浜ほぼ無いの知ってて敢えて繰り返す。
マゴチ持って来いwww
↑マゴチ。




2021年10月8日金曜日

Stairway To The Stars。

火曜日に46さんトコから引き揚げてきたGUZZI、
金曜日に間髪入れず車坂下プロダクションの野呂さんのトコへ。
早く持って行かないと廃エースGUZZIに占領されたままになり
どこにも納品も引き取りも行けません故(苦笑)

国道4号線に面した2階建ての新店舗。
上が国道沿いのバイクのファクトリーに、
下がカフェになってます。

HOPPING SHOWERのテツさんが描いた壁面。
テツさんチェリーズに続く壁面2件目。
大物だけに結構な時間と労力かけてました。

本来ガラスにはかなり描いてきたテツさんですが、


今後はもう建築物もいけそうですw

こんな感じで川沿いの土手の地形を活かして
どちらもそれぞれ道沿いにエントリー出来る建物になってるんすね。


先ずお先にそのカフェでランチ戴くことにしました。
酵素野菜のカレーと珈琲のセット。
これがカフェだけどカレー結構スパイシー。
じゃがいもごろりと凄く柔らかいお肉。
サラダのドレッシングにコーンの旨味がほんのり。
正直美味しくてビビりましたww

これ、もう名前でしょww
「まだ」が付いてるのが秀逸だなと唸りましたわ。

石窯で燃料は何と薪。
土日は石焼きピッツァも戴けるそうで。
うん、これは今度は土日に顔出しましょうw





こちらは個室っぽいセクショニング。


こちらがメインのセクション。
あと右に更なるセクションがあり、
先程の個室と含め3か所のセクションから好きな場所でのカフェを愉しめるんす。
右のセクション地元の奥様方お集まりで談笑されていましたので
残念ながらそちらの画像は今回はナシね(笑)


地元ではそれなりにもう評判のようで、
滞在中も入れ替わり立ち代わりでお客さんご来店でございました。
美味しゅうございました♪
ってか納品引き取りの度にこのカフェ愉しめるの最高なんすけど!

店内からも会談で2Fへと上がれます。
こちらは販売コーナーですね。
置いてあるファニチャーやライトスタンド等輸入品が売られています。

預り中の過去のショーカー達も佇んでおられる。


おっ、お前は2018年のベストドメスティックアワード獲得の。
11月下旬はこのフレームのペイント期日までに終わるのか、
何かブースの中でゲロ吐きながら塗ってたなww
ベストアワードでその疲れ全部吹き飛んだの思い出した。

さて、お腹も満たされましたので打ち合わせしましょう♪

野呂さんにお願いするのはこのGUZZIの操作系最大のカスタムになる
ハンドチェンジとロッカークラッチ化。
GUZZIは戦後はハンドチェンジの車種は皆無なので、
これが最大のキモになる部分でもあります。
どうシフターを位置設定して、どうリンケージさせるか。
併せて私のポジションフィッティングもして戴く。
ステップ位置やロッカークラッチの位置を探るのですね。

同伴したカミさんもタンデム座ってもらって
ステップ位置を採寸。
カスタム車なのでこうしてステップ位置もワンオフで。
で、あと私のシート下のバッテリーケース作成もお願いする。
「GUZZIカスタムするの初めてなんで、結構ドキドキしますね」
「Muneさんバッテリーケースの形状とかってオーダーあります?」
このやりとり以前の会話でこの車体に跨った私を観て野呂さんが、
「完成前のラフなのにもうこの車体Muneさんに似合ってますね」
とお言葉を戴いた。
この時点で私はオーダーの答えを確定していたのです。
「はい、野呂さんに丸投げしますwww」

私が目指そうとしている雰囲気を野呂さん汲み取ってくれてるの、
このやりとりでわかりましたから。
ならばリアセクションやってくれたツネちゃん、
フロントセクションのケンタ、
総合プロデュースの46さん、
全部わかってくれてるだろうし、ならば新しい発想やギミック欲しいので
全員丸投げ出来たんですからね(笑)
野呂さん、新しい事へのチャレンジ意欲的ですし、
新鮮な分野に勉強熱心なのも知ってますので、
ここはやはり安心と信頼があるが故の「丸投げ」でいかせて戴きます♪

良き1日でした♪
そして超絶完成が愉しみです♬
野呂さん、後日当時のイタリア車や戦前車の資料、色々送りますね。
さ、明日から暫しこの車体の事は忘却して
仕事どんどん進めて参りまする。


この車体のコンセプトが
「昔の人が思い描いた近未来のモーターサイクル」
でも21世紀そうはならなかった近未来の形。
もうこれ造って5年も経っちゃったのか(苦笑)
せっせと螺鈿施してレジンでコーティングしてこさえたシフター。
これに埋め込まれた1939年のNY万国博覧会
これに出展されていたGUZZIの近未来カー、
この平和の祭典で翌年に勃発してしまったあの戦争、
第二次世界大戦が回避出来ていたのなら、という思いもこめた世界観。
違った方向へと進んでいった近未来のイマジネーション。
って感じでカスタムを進めていってたのです。
まぁンなもんホントは無いんですけどねwww

居心地の良いカフェの時間でそんな1939年を想いつつ、
本日は心地よい音楽と共に(笑)