2018年8月31日金曜日

旧車レストア専門店ではない。

側面べっこり凹んでたCB750のタンク修正してリペイントして納品したら、

全身パテで出来ていてあちこちガソリン錆穴からお漏らししまくってる
更に爺さんのCB93がウチにやって来た。

あ、いい事思いついた。俺天才。

か、完成しました(震え声)




ちゃんとやりますよ、ご安心ください。

9月29日MX Party続報。

さて、9月29日のモトクロスパーティー、
8月末の時点で参加表明およそ30名、
耐久レース参戦予定およそ15台、
キッズスクール参加希望7名と、
皆さまからの早速のエントリーありがとうございます♪

タイムスケジュールですが、午前中いっぱいは練習走行。
こちらは20分おきに初心者(ビンテージモトクロス)と
上級者(現行モトクロス)で入れ替えながら行います。
あくまでわかりやすくビンテージと現行大別しましたが、
排気量やスキルでも勿論選別ますんで、
「ビンテージだけどこの人どー考えてもエキスパートだろ」って人や、
「現行だけど初心者やねん」な人、
「持ち主ではなく初めてこれ乗るの私」等は
コースインするところのオフィシャルにその旨随時説明して、
適したクラスで走行してください。

お昼1時間くらい休憩挟んで、
午後一番よりKIDS&レディース初心者スクールやります。

で、その後90分耐久レース、
それが終ったら周回数カウントしてる間に有志による模擬レースや
それで走るんだ選手権等やって、
耐久のリザルト発表しておひらきとなります。

先ずは参加ご希望の方は「Motor!Motor!」のサイトのエントリーームにてお申込みください。
そしてエントリーフィーのご入金完了された方から
順次メールにて受理完了のお知らせとお持ち込み予定の車両等をお伺いさせて戴きます。

耐久&KIDSレディーススクールへの参加ご希望の方は、
人数制限とゼッケン登録の必要がございますので
(耐久は出走車輛の車種と排気量もお伺いします)、
Motor!Motor!のサイトのエントリーフォームとは別で、
ワタシのお店のメールにエントリー希望のメールをお願いします。

MX PARTY参加フォームはこちらから
http://motormotor.jp/next-motormotor/

耐久・KIDSスクール参加希望の方はこちらのメールに
stupidcrown@yb4.so-net.ne.jp

それでは締め切りまでお待ちしておりまする♪

2018年8月26日日曜日

GUZZIここまで来た。

仕事終えて久々に手元に戻った車体に装着予定のパーツを仮固定して、
眺めつつスコッチを呑む。


長かったけどここまで来たな。

流行り廃り・カスタム純正・新旧・セオリー、
その全てを何となくだけど把握してるつもり。
だからそれを敢えて全部白紙に戻す。



使用しているパーツはビンテージではあるが敢えて4輪のものが多く奢られている。
これは自分に向けての挑戦状。
何にも左右されない自分にだけ思い描ける形。



任せられる程に腕やセンスを信頼してるが故に
丸投げしてきた外装のカスタマイジング、
あと1歩で終了。




そんな彼らが投げ返してくれた「応え」の回答の集大成を目の前で眺めて、
残りの完成までの纏まりを再び脳内で再構築する。
任せられるクルーが故にずれてない。
だけど「そう来たか!」って箇所が随所にある。
それがワクワクする。



あと少しで俺の夢のカタチが本当に走り出す。
改めて思う。
俺、自分の人生幸せだと思う。



で、空腹で呑んだから酔ってる(笑)
寝るwww

多分最初から職質。

製作が終わったツネちゃんのところからGUZZI引き上げてきた。
「または~りぬちんだらかぬしゃまよ~♪」と、
超ゴキゲンで窓全開で安里屋ユンタ唄ってたら
後ろ走ってたパトカーに拡声器で停められた。

お巡りさん第一声「このバイク何ですか?」だったので、
「あ、興味あって停めたのか」と思って、上機嫌だったので
「これは1939年のニューヨーク万国博覧会の時の車体です」とウソついた(笑)

するとお巡りさんの一人がバイク詳しかったみたいで、
「戦前車で縦置きって事はBMWですか?これグッツィじゃないですか?
グッツィは戦前はまだ2気筒無いはず」と見抜かれてしまい、
「ごめんなさい、上機嫌過ぎてウソつきました。1969年のエルドラドです」
と素直にゲロする。

「製作のコンセプトが戦前のフューチャーライナーなんです。
ワタシの店のブログ観ればわかります」
警官A:「何ていう名前のブログですか?」
ワタシ:「多摩の路地裏から怪電波発信中です」
警官A:「何でまたそんな奇怪な名前の」
ワタシ:「すみません、ワタシがそういう人間だからです」
警官A:「あ、ホントだ。このバイクがそれなんですね」

警官B:「ところでこの軽トラのGYONIKU POWERって何ですか?」
ワタシ:「あ、これはワタシが代表努めてるモトクロスチームの名前が魚肉スピードと申しまして」
警官B:「何でまたそんな奇怪な名前の」
ワタシ:「すみません、ワタシがそういう人間だからです」


結論。
お巡りさんにはウソつかない方がいい。
2度も自分を全否定するハメになった。
凄く傷つくし、凄くメンドい。

ほぼガラス工房。

「深夜なら何とかなるだろ」で、
水分たっぷり補給して挑んだストーブ加熱の錆取り。
夏は通常なら錆取り液入れてベランダに数日放置すれば
それが自然の加熱器になって効果促進されるんだけど、
これは超絶特急仕上げなので仕方なく真夏にストーブ敢行。

甘かった。
現在工房の気温40度軽く超えて多分45度近くある。

幻覚でビールとハイボールとキンキンに冷えたテオペペが観える。
多分もうダメだ。皆さんご機嫌うるわしゅう。。。。

ウチにしては現行車(笑)。

別色の程度良いタンクと交換という事で色合わせしましたが、
青なんだか赤なんだか紫なんだか判別つきかねる微妙なメタリックの色と粒立ちに超苦戦し、
「でも超絶カウルと隣り合わせだからなぁ」と格闘して塗ったのだが、
終わってみればラインが入る都合上ほぼタンク黒に支配される、っちゅう。

下地の腐食等とは別次元で悩まされる90年代車。





とはいえもう4半世紀は経ってるのね。
もうこんなインラインフォアの時代は来ないでしょう。
今となっては貴重な車種となりました。

K様、ご用命ありがとうございました♪

2018年8月19日日曜日

819。

今日はバイク(819)の日ですね。
丁度筑波でLOCですし、天気も良く気温も穏やかなので
今日はかなりの皆さんがモーターサイクルで気分よく走っていると思います。
ワタシはほぼ365日接しているけど、
仕事故乗れているかと言われると正直乗ってない日々の方が圧倒的に多い
肉な結果にはなっちゃってますけど、
それでもやはりモーターサイクルが好きだから
この仕事を続けている事には間違いありません。


若者のバイク離れとか、ライダーの高齢化とか色々言われてますけどね、
まぁ色んな理由や環境があるとは思います
車だって離れちゃってますからね。
車は必要でもあるので免許は皆さん取得するようですけど、
ハード面の車種にはそんなに興味ないようですし。


昔の話をすれば、

我々の時代は何となく16歳過ぎると猫も杓子も単車の免許取りに行って、
溢れかえる250㏄クラスの中古車をゲットして走り回り、
20歳くらいで車の免許取得してそのまま4輪に行く人、
残った2輪の連中が限定解除にチャレンジして大型へと移行。
そんな感じでした。


何となく乗ってたTWやGBやFZRやスパーダ、レブルやNSRやCBR。

バンバンやシルクロード。セローやXL。
まぁ街には色んなラインナップの250㏄以下の格安中古車が溢れてました。

それを我々はガンガンに乗り倒し、
駐しまくってどこに行くにも単車だった気がします。
その代名詞が渋谷ハンズ坂のあの怒涛の路駐だったんじゃないでしょうか(笑)
で、当然というか然るべきというか路駐への取り締まりも厳しくなり、

昨今では移動目的で都心にバイクで行くのは結構しんどい結果になってます。
盗難も怖いし、ね。



とある方がこのバイク離れの話していた時に、
「昔の日本が東南アジアっぽかったんですよ。

取り敢えずバイク乗ってるみたいな。
考え方によれば今の方が本当に好きな人だけが乗っていて、
車体の価格もそれなりのステイタスになっていて、
もしかしたら現在の状況の方が欧州っぽいのかもしれませんよ」

これも一理納得しました。

だからこそワタシの様な職種があるんでしょうし。
かなりの金額を注ぎ込んでモーターサイクルを再生する。
その価値があると思えるからこその道楽。
広く浅くだった昔からステイタスとして確立した趣味の世界へとスイッチしていった感じですかね。
これはこれでいいのかもしれません。


ただ、メーカーが明らかに若年ユーザーを切り捨てている感じはありますよね。

現行250㏄は本当に車種の選択肢のラインナップがない。
お金のある我々の層を狙ったラインナップばかりで、
エントリーモデルのラインナップが
う考えてもないがしろにはなってる感が否めません。
じゃあメーカーが悪いのかと言えば、

我々も格安だった頃の250㏄を若さ故ろくすっぽメンテせず金掛けず
乗り倒して潰してきちゃったのも罪なのかもしれない(苦笑)




現在乗ってる若い子は驚くほどノーマル至上主義な子が多い。

もう爆音のマフラーやそういうの全く興味ない。
いや、興味ないというよりそれがダメな事であって、
「悪そう」に魅力を感じない(それどころかめちゃくちゃ叩かれる
ネット環境が良くも悪くも「自制」してます。

匿名気取って言いたい放題の昨今のネット環境ってのもどーなんだろ?

とは思いますけどね。
バイカス&刺青DQNなんて、んな事いったらワタシは
この世で死んでいい候補最有力のネット最底辺ですw

そんなおっさん世代の我々でもどーなんだろって思ってる位ですから、

もっとネット環境が普通にデフォルトな若者なんて
下手するとバイク乗ってるってだけで「バイカス」とか呼ばれるので
肩身狭いっすよね、中々に(苦笑)



「最近の若い子ってすり抜けすらしないよね」ってよく話が出ます。

それは個人的に申し上げればワタシもそう思います。
間違いなく安全な(というか車ほぼ停車してるような)状態で
ひたすら車の後ろに停まってるの観ると、
正直「だったら何でバイク乗ってんだろ?」とか思っちゃいます。


でもこれも変な話匙加減のニュアンスであって、

例えば峠とかのワインディングで
「車の連中ちんたら走っててうぜぇ」みたいな話もまま聞かれます。
でもね、あくまでその4輪も法定速度で走行しているのであれば、
その4輪には何一つ悪い事なんかないのです。
ワインディングが気持ちいい事は2輪乗りならみんな知ってます。
ですが、そこはあくまで天下の公道ですから、
法定速度の車には微塵たりとも過失はありません。
というか、サーキットも峠も条件
「オールクリア」だからこそアタック出来るのは常識です。
サーキットですら危険な追い抜き等すればオレンジボールかブラックフラッグです。

そこにフラストレーション覚えるのは100%ライダー側の心の問題です。

峠はサーキットじゃないんですし、
普通の色んなスキルの4輪ドライバーでも走る権利は持ち合わせています。
正直この独りよがりな高齢ライダーの心の在り様が

バイク離れの要因にもなってるはちょっと我々は自覚した方が良い気もします。



「じゃあテメェはすり抜けも峠の追い越しもしねぇんだな

って言われるとごめんなさい、します。
高速道路やワンディングでどうしても先行きたい時は、

るべく先行の4輪ドライバーに負担掛けない様には配慮しつつ、
こっちが「法を犯して」先行かせて戴きます。
「この速度差で横からぶち抜いてホントごめんなさい!

瞬でどっか行くので忘れてください!!」
って勝手な事メットの中で叫びながら(苦笑)
だから自分も含めて老害ライダーの悪しき点を敢えて自分の文章に苦しみながら書いてます(笑)




すり抜けも峠のライディングも、マフラー換装も

色んな事全てモーターサイクルの魅力でもありますが、
逆説的ですがそれが「離れ」の要因にもなってるんじゃないかな、
は思います。

「それも出来ねぇんじゃ単車の魅力なんかねぇよ」

とか言い放っちゃうのは、単なる老害でもあるか、と。



これだけネットなんかでバイカス呼ばわりされてるのに、

どうしても乗ってみたくなって車体をゲットして路上に出て、
やっぱりバイクっていいなって思ったからこそ、
乗ってない輩に好き放題言われたくなくて、
だからこそ頑張って渋滞の中すり抜けしないでこらえている若者ライダーを
法を破りまくってる我々おっさんライダーが非難する権限なぞ
これっぽっちも持ち合わせていないと思うんです。
いや、自分含めての話ですw





「不良やりたし」で乗る悪そうなアイテムだけでもなくなりました。


全員がバリバリ伝説な速けりゃエライ時代でもなくなりました。


東南アジアっぽいな猫も杓子もな時代でもなくなりました


ましてやそろそろ内燃機関の時代も終わります。







モーターサイクルが好きだ。
この気持ちは人口比率あれど老人も若者も同じです。
人口比率で少数の「好き」を潰してしまっていては
このジャンル未来が無い様な気がします。
ウチはどういうワケだか若い子もままやって来ます。
それどころか子供らがバイク好きです(笑)
なのでちょっとこの世界の未来を考えてみた「バイクの日」です。

間違いなく言えるのは毎回言ってますが
「いってきますと出て行って毎回ただいまと帰って来るヤツが世界で一番のライダー」
です。
我々が愛するこの乗り物で死ぬ事が一番の不義理である事は間違いありません。
皆さん、くれぐれも安全に愉しく!!
長文失礼しましたw


耐久レースレギュレーション変更(笑)



29日の耐久レースですが、水平カブ一族の方々より

「えー、ウチの中華エンジンだから110㏄なんだけど」
「ウチのタケガワチューンしてて105㏄なんだけど」
「ねー、エイプ100はダメ~?」
「ねー、ハンターカブでも走らせて~~」

一応90㏄上限縛りにはしてみたものの、
折角なので参加したいっちゅう方からの問い合わせが殺到(苦笑)

あああぁぁぁもぅわかったよ!!
こんだけ楽しみにしてくれてるなら参加OKにしちゃるねん!!


た・だ・し!!!
90㏄超えたら5㏄毎に全周回数から1周「間引き」という措置でやらせてくれ(笑)
要するに125㏄で参加する人は全周回数から-7周ね。
単純計算だけどけっこーきついねこれw

まぁ遊びなんだから、それでOKにしてちょ。
でもってこの排気量、完全に自己申告制なんで、
くれぐれも素直に申告してくださいな。
主催のワタシら、あまりに怪しいとゲーリーオールドマンみたいに匂い嗅いで
(車体でなくてアナタの)真偽確かめさせて戴きますが、
最後はそれ信じますんでw

って事で、90㏄超えOKにするかわりに、
90㏄満たない50㏄マシンとかで参加する皆さんには逆に+1周プレゼントする事にします(笑)
このハンデで結構結果拮抗するんじゃないかなw

今回のPartyはあくまで参加される皆さん全員で愉しく遊べる企画なので、
今後もこんな風にルールやレギュレーションを
なるべくみんなで参加出来るようにする為の変更はあると思います。
そして皆さん、こんなにワクワクして当日愉しみにしてくださって、
ありがとうございまする(笑)

画像は29日当日の排気量の真偽確かめてる車検風景です。

Z457。

一期一会とは申しますが
人は一生で関われる人数は限りがございます。
ミノル君のモーターライフの「彩り」に
こうして関わらせて戴ける事
当方にとっても感謝の限りでございます。

ご用命、ありがとうございました。


9月29日耐久レースエントリーの件。

9月29日MX Partyの件にて。
耐久レース参加希望の方は、
お早めに当方STUPID CROWNのメールに参加希望の声明お願いします。
(これはMotor!Motor!のエントリーフォームと別個です)

嬉しい事にたかが練習走行のつもりでモトビ借り切ってみれば東北から関西から、
果ては九州からも遠征のコメント戴き、
主催の方が「ちゃんとやらな」で震え上がっております(苦笑)

耐久はエントリーの際、現在参加する車体についているゼッケンを伺っています。
ACTSからの流れで現在もチキチキに参戦している方でしたら
あんまり被らずにゼッケンそのままでもいけそうなんですが、
ここまで全国区からのエントリーとなると、
東北のFUD DA DONUTSでのゼッケン、チキチキでのゼッケン、
そして九州でのエンジョイオフコースでのゼッケン。
場合によってはそのいずれかで番号が被っちゃうエントリーもあるかもしれません。

ですので、ここは全国区公平に29日に関しては
参加表明先着順にてゼッケンを決めさせて戴きます。
先に同じゼッケン番号のチームが登録あった場合は、

後のエントリーの方には「ゼッケン盗られました」とお知らせ差し上げますので、
番号変更をお願い致します。

そんな感じでゼッケン先越された方は恨みっこなしで、

当日「あ、あのゼッケン元は俺のだ」で、パンチ合戦とかしないようお願いします(笑)
耐久の周回数は懐かしのACTS名物だった「たこつぼ」でやろうと考えておりまする。

画像は縁日の型抜き成功したのに型抜き屋のオヤジ(写真右)が証拠隠滅で食ってしまって、
それに激怒したベトコンが抗議している図です。