2014年6月13日金曜日

久々に連投してやる5。

最近、C65カブばっか乗ってます。
もうね、何でだか知らんけど愉しいの♪
ちょっとお散歩、がホントに丁度良い。
やっぱしカブ、スバラシイ♪

考えてみたらこの「ハグルマ」、
これもらってこれ付けられる何か造ろうで
最初チャリンコ造ってたんだけど
そのチャリを息子に強奪されたモンだから
結局内燃機持ってきちゃったんです(苦笑)

で、C100カブは今まで4台こさえてきたんだけど
出来上がると全部傍から売れてしまうので
今回は絶対手放さないんじゃ!!!で
最初からばっちぃ錆サビペイントにしたのですw

おかげさまでこんな寂れた風景に凄く溶け込みます。

でも現在はもう中央線はアルミボディの現行です。
まぁこの子は今後もずっと頑張って走り続けるでしょう♪

乗り回すのが愉し過ぎて
うっかりナンバーが新品ピカピカだったのに後で気付く。
「こりゃいかんわ」で慌てて外して
バーナーで炙って布でガシガシ擦ってヤレさせる。
浮かれ過ぎた(笑)

タンクを真っ二つにしちゃうという凄い依頼を受けた。

そしたらタンクの中で結婚詐欺師のチビデブと
ドライトーストしか食わないノッポが唄ってた。
光りが差し込んで何かが振って来たようです。
YEAHH!!!!! I SEE THE LIGHT!!!!!!
良かったですね。
でも邪魔なのでどいてください。


プチ納品にはジャイロで行った。
帰りしなに高校の母校の前を通ってみた。
統廃合でもう名前は変わっちゃってるし
建物も目の前のこんな建築物無かったし
この左の自販機のトコにあった無認可の購買(事実上認可)も
もう無くなってた。。。。

丁度下校の女子高生らがジャイロに超食いついてきた。
「何これ超可愛い」
まぁそれはそれで気分は悪くはない。
「ウソ!!おじさんここのOBなの!?」
まぁウチの息子と同年齢だろうから「おじさん」で間違いは、ない。
「え!?これおじさんが造ったの!?おじさん何やって食ってる人なの!?」
ジャイロ以上にワケ理解らないと言われた。
就活・進学に敏感なお年頃だものね。
そっか、何やって食ってんだか理解らない、か。。。。(涙)




とある日、国立の商店街をトコトコ走ってたら
こないだまで魚屋だった場所が何やら変わってた。
慌ててUターン。確認に。

うほー、これまた当時匂漂ういいチョッパーだなぁ♪

何と魚屋を改装して古着屋が出来ていた♪

オーナーの朝隈氏とはじめまして、の御挨拶。
大変物腰の柔らかい氏。
訊けば氏はサーフボードのシェイパーとして長い経歴を持ち、
趣味の世界観であるSURF系と70年代のVMX系の
色々なものをここで展開しているそうで。
サーファーの方々って、こういう柔らかい物腰の方多いよなぁ~。
多分波の上で色んな思想と対峙してきてこの境地になるんだろうなぁ~
そんな感じの穏やかで温かい人、多いですよね。
でもって何と、VMXですか♪

オサムさんのとこが無くなって寂しかったから
何だか超嬉しい♪

こちらのアエルマッキハーレー、FOR SALE中。
程度上々で45万円也。
良いお店と出逢えた♪
こちらのSHOP「BOTTOMLINE ~IRON&RESIN~」は
国立音大付属高校のすぐ横です。
気になる人は是非足を運んでみてくださいまし!!
朝隈氏、またお邪魔させて戴きます~




6月初め。
娘と二人でタンデムで奥多摩にプチツーリング。

奥多摩に行った際には寄ってる蕎麦屋が残念ながらお休み。
仕方なくちょっと戻ってやってた蕎麦屋で腹ごしらえ。

期待はしてなかったが
これが中々美味♪
おいしゅうございました。

ひとしきり走ってこの場所へ。
やまさんの命日より半月も前に来ちゃったけど
6月半ばぜってー忙しいし
こういうのあんまやまさん気にしねぇだろうから
ま、いっか♪ってコトにする(笑)

男はラガーと決まっている(笑)
まーどうせやまさんだから
「あー今日暑かったし何でもいいよマジ嬉しい
ってか命日とかどうでもいいよ関係なく持って来てよ
下界のビールマジ美味い」
そんなトコだろうなwww


連投シリーズ、最後は近況にて失礼。


PS:連投は流石に疲れます。
今後はマメに書こうと誓いました(苦笑)

旭日旗(RISING SUN)について。

Last night,
I was asked to English translation of his blog from respectable big brother.
Hereinafter is it.

Let me tell you about recent questions from customers.
It's like this.

"I've seen many designs of Rising Sun Flag of your recent work. Is there any revenge meanings to these years's neighbouring countries's actions?"

I'm afraid to say this. but It seems to not so many people(include Japanese people) don't know well about that flag. That's why I think It's time to tell you about truth.

In these days, (Only few) Neighbouring countries call "War Criminal Flag". (Only few) Neighbouring countries say "That flag means same as Nazi's".

But, that's completely wrong.
Germans are still using that Iron Cross Flag for army's flag, which is used in Second World War. and also our Self-Defense Forces still use Rising Sun Flag for their banner. and the United Nations(include victorious nation) have allowed to use those flags to us. Those are kind of National Flag.

If we have to be in accordance with the claim of them(few neighbouring countries). (It really complicated to say but...) "TAISEI-YOKUSAN-KAI(Imperial Rule Assistance Association)"'s flag might be same meaning to Nazi's "Haken Kreuz". but that flag is already disappered after our defeat in 1945. Then, not so many people don't know and have never seen that flag. but it proves our Postwar peace education's work. isn't it?
Maybe, this is a good fact that flag isn't known than Haken Kreuz.

And now this era, Japanese modern history education doesn't really want to touch and considering about these things.
That's why, When Neighbouring Countries are start blaming about that fact, automatically, we have been overwhelmed by that.
But, Rising Sun Flag doesn't have any point to be blamed from anyone. rather, originally this flag was kind of Lucky charm for fishermen use for "TAIRYO-BATA(Good catch flag)".

Only "Few Neighbouring countries" are blaming that flag but, I think, actually, no country has any right to blame other country's national flag. my customers think that way so, They're ordering me to paint that flag to their "Proudable machines".
and... maybe, If I paint "HINOMARU(Flag of Japan)", it would be looks like a "Last day's sanitary napkin" so...

メッセージのやりとりで
「旭日旗がデザインで多いのはやっぱ昨今の近隣諸国への応酬?」という質問を戴いたので、
日本人でも知らない人が多いようなので、僭越ながら改めてご説明をば。


昨今隣国(だけ)が戦犯旗なんて呼びつけてる旭日旗。
隣国(だけ)がこれはナチス旗と同じだとわめき散らしていますが、大間違いです。
ドイツも大戦時に使用していたアイアンクロスは
現在でもドイツ軍機等で通常に使用しています。
勿論旭日旗も現行で自衛隊で使用しており、
これを戦勝国であった連合国も普通に認可しております。
世界中で認められた正式な「国旗」です。

 隣国(だけ)がヒステリックになっているナチス旗と同様ってのは
正確に言えば(ホントはこれも少しニュアンス違うんですけど)、
当てはめれば「大政翼賛会」旗なのです。
勿論この旗は1945年に敗戦した戦後には消滅しております。
「この旗観た事ないよ」、という人が多いかもしれませんが、
それはひとえに日本が戦後平和教育に邁進していた証拠かもしれません。
ナチス旗と比べ知名度が無いのはある意味良い事だとも言えます。

 日本は近代史に教育で触れる事自体が繊細な事象になってしまったので、
大きな声で感情論で態度を露わにする隣国の態度に圧倒されてしまう傾向がありますが、
旭日旗に関しては何一つ世界的観念から観ても非難される点などないのです。
むしろこの旗のデザインは元々漁船等でも見られた縁起の良い「大漁旗」なのですから(笑)

 現在、世界中で隣国(だけ)がこの旗に難癖つけていますが、
正式に採用されている伝統の人様の国の「国旗」にそれはないだろ、
という気持ちから最近オーダー率が高いというのと、
日章旗(日の丸)だとペイントとかでやっても下手すると
梅干し弁当にしか見えないというのも理由にあるかもしれません(笑)



追伸:
旭日旗は終戦直後は旧日本海軍の解体に伴い、
一時的にこのデザインは放棄された経緯があるようです。
で、じゃいらないんなら頂戴ってコトで
NORC(日本外洋ヨットレース協会)が
一時ナショナルレースフラッグに使用していたという
そんな数奇な過去もあるそうです。
で、その後海上自衛隊創設時に「やっぱ返してくんない?」ってなって
NORCが「ですよねー」ですぐに返還されて今日に至るのです。
というか一時使用していた時でもナショナルフラッグです。
この世に出て只の一度たりともこの旗は非難された経緯などありません。




国というそれぞれの立場から
色んな視点・見解の相違が生まれるのは必然だと思いますし
まぁ百歩譲っても他国に直接的に被害被るような事象でない限りは
それは各国の「自由」であって然るべき部分もあるかと思います。



が、
自国での思想からそれを他国にまで持ち込んで内政干渉するような行為、
そんなモノを放っておいていいワケがありません。
しかも国旗、ナショナルフラッグに向かって
最近根も葉もない嘘並べ立ててロビー活動で何とかしようなんざ考えてる国、
これを当の日本人が放置していてはいけないと思うのです。




今回、英語に長けたMotoknee氏が賛同してくれて
先に書いた英文を作ってくれました。
更にイタリア人のジョバンニが本国にこの事実を持って帰って
イタリア語でも皆に広めてくれるそうです。
ホント、ありがたい。




嘘をわめき散らして大声で吐き続ける輩は
正直相手してるだけで疲れます。
でも世界はこの大ウソつきが100年がなり続けると
真実に変換してしまう恐ろしさもあるのです。
自国の「もの」は自国の人間が守り通すしかないのです。



因みにこんな文章書いてると「右?」とかすぐ始まります。
はっきり言います。
ワタシはどちらでもありません。
この問題や日本の遺産を侵犯するような事象においては
断固としてNO、です。
君が代・日の丸掲揚に何一つ文句なぞございません。
むしろもっと他国の様に誇らしく唄い掲げるべきです。
反対してる教員は全員公務員を辞めるべきです。
表現の自由と言うのであれば貴方を受け入れる私立行きなさい。
しかし原発はNOです。
今すぐ全廃は絶対難しいでしょうから
でも近い将来にはもうこれから離れる方がいいと思っています。

ウチのお客さん、多分そんな感じの方ばかりだと思います。
モデル・自営業・介護職・貿易会社社員・元立川の半従業員(笑)・etc。
皆いたって普通の方々ばかりです。


右でもない。左でもない。
だけどもう少し日本、誇りに思って、いいんじゃね?
そんなアンチテーゼがこの旭日旗のオーダーなんじゃないでしょうか?










和を以て尊しと成す。
しかし悪意を持って寄りし者、斬り捨てん。
日本人、穏やかだけど怒ると怖いよ(笑)
















久々に連投してやる4。

春先に納品したVelocetteのKSS。
オーナーのN氏がお披露目がてら来店してくださいました。

実はそれだけではなく
やんごとなき事態が起こって緊急来店だったのです。

塗り終わってタンク装着する際
誤ってタンクの上にガーターのステムを落としてしまったそうで。
確かにタンクにがっつり傷がついてしまってます。
オーナーのN氏の落ち込みっぷりが酷かったので
「一度見せてみてください」で
この度来店した次第。

理解りにくいけど画面の長いボルトがガーターのステム。
ガーターは構造上2か所ボルトマウントになるので
奥の方のボルトの締め忘れでこれがタンクに落ちてしまったようで。
N氏が慌てて丸見えになっちゃった下地に黒を筆で挿したようですね。
クリアはかなり厚いのでもしかしたらどうにかなるかもしれませんね。
やってみましょう。

丁寧に傷の上にだけクリアを挿し込んでいって強制乾燥。
これで平面になってくるまで2回程同じ工程を繰り返します。

他のパーツが熱でダメージ受けないように
溶接時に使用する防熱シートでハンドル廻りはカバーしてから
近赤外線で炙ります。
大体70度前後まで上げますので結構熱っちぃです。

うっすらと傷跡が形状として残りましたが
取り敢えずは今回は終了。
クリアの塗膜は十分にありますので
落ち込みを時間置いて十分に待ってから
また1年後くらいにクリア挿して修正しましょう。

オーナーのN氏とワタシでなければ
早々気付かないレベルまでは治ってますので
N氏、また来年にでもお越しくださいませ。



何故だか穴開きタンク祭りが始まった我が工房。

手前左からDSK、奥がW1、右がBMWのR60、
そして下がBMWのR65。
見事なまでに全部アナーキー。
水槽に浸してエア入れると見事なまでにブクブク泡粒。
特に右のR60が一番酷かったデス。。。。

タンクの一部は過去にも真鍮ロウで修理された形跡アリ。
でもここまで腐食してるとロウ付けする際に施すフラックス(強酸性)で
地金が腐食して結果次々と穴が開通していきます。
自分、時間が無かったのでこの一番酷かった箇所は
ツネちゃんに外注で依頼して新規造り直してもらいました。
ありがとうツネちゃん。助かった♪

ほら、こんな感じでもうあちこち穴だらけ(苦笑)

タンクがこんなだと勿論他の外装もメケメケ。
リアフェンダーは裏のスタビライザー(補強)で二重構造の場所が
完全に腐って無くなってましました。。。。

こちらはJOINTS出店車輛の終わったので
ワタシが鉄板埋め込んで溶接して修正。

このス穴をどうにかしたかったんでしょうね。
こちらの65は中に樹脂流し込まれてました。
しかも錆止め剤塗ってる上から。
ぜってーそんなの食いつかねぇだろ(苦笑)
安易にタンク内に樹脂流し込むのだけは
絶対にやめた方がいいですよ。
1時間徹底的にエアブローと長いドライバーでホジホジして
何とかここまで取り出しました。

猛烈に作業してたので途中の画像がほぼ残ってません。
BMWのR60、完成です(笑)
ここまでビンテージになると、お客様から承諾得られるのであれば
本当ならフェンダー裏のスタビとか全部一回リベット解除して
隈なくブラスト当てて防錆処理して徹底的に下地やってから
そこでいよいよ塗り作業へ、というのが理想です。
今回は時間の都合上、4か月という短い間で作業しましたが
まぁその中でやれる事は全部やったので良しとしましょう。

因みに60は左パッド部分が小物入れです。
この辺のBMWはレストアでは殆ど黒に白子持ちになるのですが
アイボリーは珍しく、見た目も何だか新鮮です。


レストアの横でカスタムペイントも進行していきます。
白黒半分ツートンで白は古紙の様な古布の様な質感で、
中世ヨーロッパの活版印刷の書物に出てくるような挿絵っぽい
聖書のような挿絵を入れて欲しい、というオーダー。

最近、ウチは紙っぽいとか布っぽいとか
海から引き揚げたっぽいとか
「これ、材質鉄じゃん」と如何に突っ込まずに仕事するか。
何かそんな兆戦ばっかしてる気がします(笑)

ここまで彫り出すのに5時間以上掛ってます。

金沢箔の色違いを駆使して
箔画で油絵っぽい重厚感出せないか、というのを
ここ何か月か探究して何とか成し得たので
それを今回これで試してみる事にします。

普通リーフ(箔)は紙状のものをキチンと貼り付けて
すんとした輝きを得るものなのですが、
わざと先に粉々にした箔をまぶしてすぐにしごいて定着させて
更に圧掛けて擦り込んで擦り切れを出していく、
そんな手法で油絵っぽく違う色の箔を足していきます。

マスキングテープで覆われていたので
実際捲ったらどんな感じなのかは
もう完全に自分の頭の中の想像力に任せるしかありません。
かなり心臓バクバクさせながらマスキング取ると。
うん、狙い通りにいってますわ♪

一度段差取りでがっつりクリア入れて
乾燥した後に平滑に砥ぎ上げて
最後に肌調整でファイナルのクリアをコーティング。
半分艶の無い状態でフィニッシュさせてから
特に黒のセクションを部分的にポリッシュ入れて
長年の経年で艶引けした感じを演出します。

白い方のセクションは全くポリッシュ入れてません。
古布でテカテカしてると気持ち悪いからです。
古布でテカテカしてるのは着古した中学生の学生服のズボンだけでいいですw

この布ペイントも実は5色使って表現してます。
古布は色んな色で汚れてるのが「リアル」ですから。
でもドブみたいな色が調色台に何個もいる風景は
煌びやかに観えるカスタムペイントのダークサイドを観ているようで、
テストピースに吹き付けては
「うん、いいドブ色だ♪」とご満悦な自分の姿に
我ながら大変切なくなってしまいます(笑)

まぁこんな感じで箔画モチーフのタンク、完成です。


早速SHOPにタンクを持ち込みます。
そうです、こんなメチャクチャなオーダー出すショップってのは

もう佇んでる車体からしてエキセントリックです。
主のケンタは更にエキセントリックです。
ってかこのディガー、低過ぎだろ。
物凄げーポジションだ。

手前はなんと125。イカレてんなぁ♪
奥のティファニータンクのSR、遂にオーナー決まりました。
嫁ぎ先で可愛がってもらえよ~

ゴミにしか観えませんが
これがディガーに生まれ変わるのです。
でもその前に鉄屑屋が来たら間違いなく持っていかれます。

装着。

うん、カッコいいね♪
ケンタ及びオーナー様、お待たせしました。
かなり試行錯誤しましたが
結果、ワタシの中でまた一つ手法が増えましたデス♪