2018年11月29日木曜日

ロッドショー全て完了。

俺の名は廃エース。
パイロットのチビがそう呼んでいるが、
俺ぁ昨日も今日も全然元気だぜ!!

たった今しがたロッドショーの全ての納品を終わらせたらしい。
パイロットは虫の息だ。廃人だ。
テメェの方がポンコツぢゃねぇか、俺の呼び名から廃外せ!!

ショー前に画像上げられないからって2日連続で俺を掲載しやがった。
もう思考能力残ってねぇんだな。
だせぇwww

仕方ないから今日は目ェ光らせてやんよ。くわっ。
パイロット、日曜日のレース前に泥の様に寝とけw


山梨納品完了。

山梨2台納品完了。
ロッドショー残り2台。
明日、というより今日が決戦。
できるかな?じゃねぇんだよ。
やるんだよ(笑)


Rollin' Rollin'。

8色パイプぐるぐる黒ライン筆でぐるぐる。
パイプ真下筆引っ張ってて「あれ?フレームが離れてく!!」って驚いてたら、
自分(ワタシ)が体勢保てなくなってブースの床に倒れてた(苦笑)

ロッドショー前に終わるんだろうかこれ。。。。

ラウンデル。

何かしっかりと戦闘機っぽい(笑)
I様、画像ありがとうございます♪

ロッドショー作業。

in Progress.
ショーの前だからアップ画像だけ。
ケンタの車輛だから細切れパッチワーク模様のパウルクレー。
迫る期日・削れる体力・落ちる精神力・膨れ上がるプレッシャー。
唯一今年は気温が高いのは有難き恩恵。

だからといってアンフェタミンやコカインに逃げては廃人になる。
自己脳内麻薬βエンドルフィンを自らで放出してコントロール取るしかない毎年のこの時期。

来週の今日までは自分の脳を自分自身でだまくらかす(笑)


カロッツェリアとマティスとパウルクレー。

逆アールから平面への動線が気に入らないからサフェやり直す。
46さんのところのはあくまでシンプルに際立つプロダクションで色も単色なので、
むしろエッジやアール等の動きに神経を使う事を心掛ける。
イタリアのカロッツェリアのクラフトマンが
クレイモデルを削り出す作業に近いかもしれない。

野呂さんのところのでは一転してマティス(色の魔術師)に、
ケンタのところのではパウルクレー(ちょっとイっちゃってる人)に
ならなければいけない。

スイッチの入れ替えに煙草はかかせない。
喫煙してる言い訳しました、ごめんなさい。

2018年11月19日月曜日

インフォ読んでお願い。

アポ無しで来る奴って何で毎回アポ無しで来るんだろうな。
まるっきりウチのHP観てねぇんだろうな。

「だってロッドショーの車両やってるから絶対居ると思って」って、
そんな意味で解釈してんぢゃねぇよ。
って事は俺ぁ今作業で必死なんだよ。
何でそんな最中に突然やって来たお前の相手しなきゃなんねぇんだよ。
ウチはキャバクラぢゃねぇんだよ。


居たとしてもアポあればその30分前から作業中断して
身体エアブローして身支度整えてアポに臨んでんだよ。
アートナイフとか箔貼りとか夜中やってるのは
夜中なら誰一人訪問者いないから中断無しで這入り込めるからだよ。
少しは察しろよ。

例えばさ、刀工の所赴くので火が入って無心で槌振るってる最中に行くか?
たとえ用事あったとしたら一応電話なりで事前に確認するだろ?
工場とかに用があって訪問したとしても
事務所まではまぁ自由に出入り出来たとしてもさ、
作業場内は余程の関係者ではない限り普通立ち入り禁止だろ?
ショップって言ったってウチは工房なんだよ。

一人きりもりだからちゃんとアポ取ってもらって
その時間になったら工房の作業者から事務方のフロントにスイッチ入れ替えてるの。
突然来られたってんなモンすぐにドアなんか開けられっかよ。
旧知の仲ならまぁいいけど、これで全部対応してたら仕事になんねぇんだよ。


それとも何か?
石原慎太郎が記者会見でディーゼルの粉まき散らしてたみたいに
パテ粉ぶつけられに来たんか?

やるぞマジで。

頼むからアポ取ってくれ。

頼むから。


腐海の森。

2日間で削って舞い散ったパテ粉・サフェ粉・旧塗膜の量。
これが飛散しまくってる中に40時間もいた事になる。
1発でもペイント入れば、その後の重ね塗りは#1000のペーパーでの水砥ぎになるので、
工房の環境が飛躍的に良くなる。

早く下地終わらせたい(苦笑)

業務連絡。

エキモのケンタ。
今年の外装は至ってシンプルやないかと喜んで作業してみたら、
ステー全部隠れてるから持つトコないやんけ。

内腿挟んで必死こいて磨いたら太腿痛いわ。バカ。
ラグビーボールぢゃねぇか、これ。


歴代のケンタの無茶ぶり晒してやる!


ケンタ独立初の依頼。
「えっとね、ピンクっぽい紫」オーダーそれだけ。
無駄に頑張った。バカ。


「えっとね、クラゲみたいな火星人みたいなフレイムス」
ワケ理解んねーよ。バカ。


砥いでて脚に突き刺さったタンク初めて。
バカ。


「中世の活版印刷みたいな雰囲気で」
いやタンク紙ぢゃねぇし。
バカ。


遂にタンクが4次元になった。
バカ。


「陰影つけて~」
もう許さねぇ。
バカ。


毎年この時期はケンタに向かってバカと叫んでいる気がする。

アナリティクス。

googleチームから
「マップのあなたのショップと情報の連動をする事で
検索エンジンのより上位に掲載される事が出来ます」
と案内のメールが来て、
アナリティクスとかどんどん複雑化していくネット社会に少々追いつけなくなってきて
どうにかしようと向かい合う決心をしたが、
よく考えてみれば現状でオーダー満載なのだから、
これでGoogleに誘導されるがままに設定したら俺は殺されるんではないかと気付き、
1周廻って放置プレイでメジャーデビューせず
インディーズで今後も活動する事にした。

俺の目指す道はLaughin'Noseで良いのだ(笑)


グラデ祭り。

グラデーションペイントは技術のみが反映される1発勝負だから好き。
四の五の言わずにガンコントロールオンリーだから潔い。
だが連続で来られると精神結構摩耗する。

ましてやロッドショー前だともう致死量だ(苦笑)
ロッドショー作業は12月2日までは出しません。




SR40周年アニバーサリーカラー。

のオーダー。
純正はラインはデカールだがこちらは筆引き。
ただ、筆引きなのでライン幅と間隔は限界値の2㎜。
多分純正のデカールのゴールドはもっと細いし間隔も超狭い。
筆引きだとティアドロップ後端のアールきついのでワイドに取ってます。
その分グラデもカンバス大きく取ってます。

純正はこのカウルはグラデもデカール。
こちらは勿論ペイント&ラインも筆引き。

純正はサイドカバーはキャンディ1色で塗りつぶし。
こちらはわずかにグラデ施してます。

オリジナルではないから、少し全体的にクオリティUPで(笑)
U様、ご用命ありがとうございました。

2018年11月6日火曜日

キャンディペイントで続いたトラブル。

とあるショップから
「キャンディで塗ってもらったタンクがキャップの口元ガソリンでやられて
水膨れになっちゃってる」とメッセージが来る。
今年でこれで同じ症例2例目。

今まで何十台もの同じキャップ形状塗ってきたが、
10年選手のペイント確認してもここがガソリンでやられる事は皆無だった。
というかこんなトラブル10年以上起こしていない。
そして何となく気付いた。

2台ともキャンディペイントにHouse of Kolor使ってる。
関西ペイントが塗料のバインダー変えたという話は訊いていない。
別の方法でキャンディ施した車体に関してはそういうトラブルは起きていない。

2台とも使用したのがHouseだったので多分その可能性はある。
だが情報量が少なすぎる。

仲の良い京都KAMIKAZEの別所君に℡。
別所君のところはロックペイントを使用。
ロックの3コートパル等で使用するクリアを使ってトラブルは無いとの事。
これはワタシの関ペでいう002(アルミコントロール剤)であろう。
ロックはその工程でも硬化剤は使用するらしい。
ワタシの関ペハイブリッドは1液タイプでここには硬化剤は使用しない。

通常3コートパールやキャンディ等では
ハイブリッドシリーズは下地のシルバーに硬化剤を添加、
パールベースやキャンディには硬化剤は入れず、
最後のクリアに硬化剤が入ってバインドする形で硬化をさせている。
メーカーの相性にもよるのであろうが
どうやら関ペのアルミコントロール剤とハウスの相性はあまりよろしくないようだ。
色乗りや光沢には影響は出ていない。硬さもしっかり出ている。
だが密着性が混ぜる事で通常の性能を維持できなくなっている可能性がある。
今後はキャンディにも硬化剤入れて硬さへの「保険」をかけておく事と、
ハウスのキャンディ塗る際にはキャップ周りの足付けは粗目で対応しようと思う。

その他にもキャップ周りのノウハウの情報交換などを色々させてもらった。
同業者の話せる人がいるのは実に頼もしいし嬉しい。
別所君、ありがとうね♪

2018年11月2日金曜日

この業界のみんなに告ぐ。

色々あって11月より1月までの3か月、
若き獣医さんがウチで日本1周回る為のSRを自らの手で組み上げる事に。
その作業スペースと助言アドバイスを月極でお貸しする事に。

で、昨日夕方に車体を持ち込む予定だったのだが、
「引越しの作業押してしまってかなり夜半になりそうです」とメッセージが来る。
「ウチはほぼ毎晩日付変更線跨いでジェットストリーム聴いてる店だから大丈夫だけど、
他のショップではそういうの気をつけてね」って返信したら、
到着時それはもう凄い勢いで頭を下げられる。
そこまでかしこまらなくてもいいよって位震え上がっておられる(苦笑)


多摩地区のみんな、いや、この業界のみんなに告ぐ。


「Muneさんは凄く良い人だけど義理欠くと怖いよ」
「あの人人はいいけど怒らせると猛烈に怖いよ」
「あの人ほぼマフィアだよ。義理人情で人〇すよ」
「過ち犯したら日立港行き確実だよ」


みんなのレビューのおかげで、
多摩地区への引っ越しの為に借りたレンタカーで
これから日立港まで拉致られると思ってたっぽいぞ。


必要以上に余計な事吹きこまないでくだちぃw


Velocette Venom Thruxton

本当は閉店間際に間に合わせたかったのだが、
ここで急いてもまたトランスファーが暴れると、
相当に心を抑えて黙々と少しずつ作業。


下地処理&成形、ペイントにトランスファー定着、そして筆引きでゴールドライン。
長年このトランスファーの安定化には色々悩んできましたが
(同じ種類のトランスファーを同様の手順で作業していっても
個体差による失敗が生じる確率が非常に高い)、
かなりの成功率の秘訣を把握してきました。

貼り方・その際の水の管理・転写する際の動き・
下地の準備・日数・最初のトップコート・
ウレタンをオーバーラップさせるタイミング、
そして貼った直後にこれが成功するか否かを見極める感覚。

とりあえず作業で一番重要なのは日数置く事に他なりませんね。
これからはオーナー(或いはショップ)がどんなにしびれ切らしても
日数で譲らない精神力を身につけなければならないようです(苦笑)
おかげさまで今までの作業史上最高の仕上がりとなりました。
これが高橋社長クレジットでのTRカンパニー最後の納品となります。
社長、永らくお待たせしました。


小金井の彼の地への納品は叶いませんでしたが、
おかげさまで今までのトランスファー作業史上最高の仕上がりとなりました。
日常でたとえどんな事が起きようとも全て忘却して向かい合う。
決して急がない。
「日常で何が起きようとも動じるな」
社長からのこれが授業みたいなものです。
学ばせて戴きました。

TR社長の肩書でのこれが最後の納品となります。
Velocette Venom Thruxton。
週明け納品させて戴きます。


俺に告ぐ。


もうお前は一生分のゴーグルを持っている。
箱入りのものもこれと同じ量ある。
いいか、条件反射で入札するな。
というかアラート機能解除しろ。
どんぐり集めて来るリスかお前は。



46レプリカメット。

一体この世に何人46さんおんねんwww

俺のGUZZIだけは本人が造ってくれ(笑)

38年物だからしゃあない。

塗料の一斗缶運ぼうと助手席に載せたらシート破れた。
天上は前からだが遂に座席にも破壊が始まった。
BGM :DOORS「The End」

しゃあないので応急処置でシートカバーを物色する。
どうやら廃エースにマッチングするカバーは現行には超絶似合わないようで、
魅力的なカバーがどれもこれも投げ売りされていた。
これはワタシ一人勝ちなのか、一人負けなのか。
まぁいい。取り敢えず発注。

うん、真ん中のシートにサラぺでもかけて
もうこの車のオーナーはチカーノだと言い張ろう。

多分ミラーにかかってるこの子がそうしたがってるんだと思う。
チーチ&チョンのフィギュアでも飾るかw

入庫状況(11月現在)

年内入庫締め切りましたが
次年度1月も予約で埋まりました。
作業受付は以降は早くても来年2月からとなります。

現在お預かりのKZ1000J・SR外装一式は
今月中に作業終了に向けて作業して参ります。
4輪・2輪ヘルメット同じデザイン希望でお預かりのものは
入庫遅れた経緯もありますので
申し訳ございませんが12月からの作業開始とさせて戴きます。

業者様の作業は出来るだけ順次進めて参りますが
11月は横浜ホットロッドカスタムショー車両の入庫もあります故、
少々納期までお時間に余裕もって戴けますと幸いです。

STUPID CROWN
Custom&Paint Factory
Mune.T.