2017年12月31日日曜日

15年分の堆積物。

ここ立川に工房構えてから15年。
一度も動かした事の無かった棚の下の排水溝の復旧を試みてみる。
隣り合わせの塗装ブースの水捌けを考慮すべく
実は隙間を作ってそこから排水溝に流れ込む仕組みにしていたが、
パテ粉とサフェ粉といったダストは非常に往生際が悪く
(だから高性能なんだけどね、皮肉にも)、
流されず粘って堆積してしまい
あっという間に不通になってしまった。
まぁそれはそれでもういいやとそのまんまにしていたのだが
世界遺産でオマーンのナツメヤシ畑の治水施設観てて
「これは俺も治水工事やらなあかん」と意を決して
サブタンクから何から何まで撤去してご開帳してみた。

何ぞこれ。
溶岩台地みたいなのが密かに形成されておった。
画像はマウナケア火山。まさに一致。
虹こそ出ていなかったもののフレーク(ラメ)でキラキラしていた。
まさに一致。

独特の粘り気で固形化している。
しかも絶えず流されてる水のおかげで重い。
でも嫌な臭いとか一切しないし虫も湧いていない。
要は微生物が生成されない位にお前たち、毒なのね(´・ω・`)

ご退去頂いた。
アルミバケツで実に3杯も出た。
土嚢に入れて年明け産廃だな。。。。

水路は水が流れないと水路ではないと思う。
俺クラスになると学ぶべき対象は世界遺産となるw

だがここで思い出した。
5年前の年明け、この排水溝を辿って
恐怖の火炎がワタシを襲ってきた事を
水の通りが良いって事は火もまた然り、か。。。。
マジで気をつけよう(´;ω;`)

床でゴロゴロしてもパテ粉付着しない位綺麗なんだが
見た目は何ら変わりはしない。
ま、これで今年も大掃除終了。

ブースの床の隙間も不必要だったという事で
手持ちの適当なアルミパネルで塞ぐ。
シーラーでシーリングも施してこれで15年振りの大改修、終了。

来年でここ立川で始めて16年目、
STUPID CROWNという屋号掲げて19年目。
引き続き変わらぬお付き合いの程、宜しくお願い致しまする。

2017年12月27日水曜日

近隣の皆さま。

年の瀬の日本の情緒をまるで無視して
アフリカみてぇな浮かれた色の車体ばかり並べ
軽く色の公害になってるウチのお店を
どうかお許しください。


今日、魚肉ガレージとウチの店の1年分の鉄屑捨てに行くために魚肉の軽トラ乗った。
アクセルのペダルべた踏みから戻そうとしたらペダル戻って来なかった。
とっさにキー捻ってクラッチ踏んで、
ブレーキとパーキング併用して交差点曲がって難を逃れた。
死ぬかと思った。

チェックしてみるとアクセルペダルのグリス(潤滑油)が固いので
寒さで余計に固着したようだ。
半踏みで立川まで戻ってグリス洗い流して柔らかいグリスに変えてあげて元に戻った。

顔面ノーズ無くて鉄板冷えやすい軽トラ特有の症例かもしれません。
或いは前の整備(やった人不明)がチョイスしたグリスが固すぎたんだと思います。
最悪1速ぶっこんでEgブローで止めるのも考えましたが、
曲がる交差点までまだ距離があったのでサイドブレーキ併用選びましたが、
これが逆にAT車だったらとっさにどうしていいか思い浮かばなかった気がします。。。。

どうやら昭和の頃の軽はテフロンチューブ採用されていなかったので
グリスが古いと比較的固着しやすいようです。
同じくノーズ無いですけど廃エースでは起きた事の無い症例だったので
かなぁりビックリしましたです(´・ω・`)

息子&娘に告ぐ。

分解整備・ヘッドライトステー制作・リペイント。
サンタにお願いするプレゼントの内容、オーバースペック過ぎぢゃね?








DA・KA・RA!!


誰なんだ!!!
でもって何で毎回生身なんだ!!!!
怪電波観てるなら犯行声明出せwww


粋なZ。

所用で走ってた際に遭遇。
窓全開・ボンネットフードひしゃげてる・片方テールランプ切れてる。
そんなサブロクのHONDA Zでしたが
豪快にガスペダル床まで踏んでおられるようで
思いのほかキビキビと疾走されておりました(笑)
因みにドライバー、ニット帽被った女性の方でした♪
ナイスドライビングです!!w

ユーザー枠様今年ラスト。


KAWASAKI D1 Tank Rsstore&Paint
N様ご用命ありがとうございました!
年内残るは業者枠数点!

問い合わせ。

未登録の番号より℡。
「私、雑誌世田谷〇ースの広告部門を担当させて戴いております
〇コパブリッシングの下請け会社の〇〇と申します」
「(何となく)お世話になっております」

「本日お電話させて戴きましたのは貴社のWEBページを拝見させて戴きまして、
ギャラリーの数々を見て素晴らしいなと思いまして」
「ほぉ、それはありがとうございます。」

「それで広告を掲載とかお考えはないかと思いまして」
「うーん、広告ねぇ・・・・・」


「広告による集客はこの雑誌では間違いないと思いますよ!

ましてや多岐に渡る作品の仕上がりを見るに、
この雑誌での企画にペイントでの参加も十分可能かと思いますので、是非に」
「あの、〇コロさんのカスタムしたBMWペイントしたの、ワタシなんですけど」
「ぁあ!そ、それは大変失礼しました!!!」



マーケティングするならもうちょっと下調べしても良かったかもね。

というかウチがまだまだなのかw
でもまぁ悪い事言ってなかったのと笑えたから許すwww

働く車。

「寒ぃけど天気良くて気持ちいぃわー」で寄り道して散歩して帰ってきたが、
背中に灯油タプタプさせてうろつき回るのは世間から見ればジハードでしかないな、
と店に戻って来てから気付く。

2017年12月8日金曜日

The Flatfishes2017.12.3 PV






The Flatfishes Racing

ロッドショー&サイドウェイトロフィーも終え。

現在通常業務に戻り
作業終了したものより梱包・発送、
お電話差し上げて引き取り日程の調整等
順次仕上げてお渡ししている段階です。

発送でのお送りが重なり
少し梱包材が足りなかったり
段ボールそのものが不足していたりで
可能になったものからお送りしておりますので
今暫しお待ちくださいませ。

STUPID CROWN
Custom&Paint Factory
Mune.T.

2大巨匠。

2大巨匠に描いて戴いて嬉し過ぎて今日はもう店閉めて呑む事にするw
秋山キイチの持ち込んだグッズグズなあの外装を泣きながら仕上げたご褒美を
やっと神様から授かった気がする。
蛙さん!!めぐみさん!!ホントありがとうございます♪
でも秋山キイチは許さない(笑)



頭脳警察。


日本のロック界のレジェンド、「頭脳警察」のPanta氏!
イラストレーターの御大、中山蛙氏!
そして地べたを這う底辺、キイチと俺!w
Pantaさんにレース終わった後、
「いやぁ凄く愉しい遊びしてるよね!見てても最高だったよ!!」
と言われながら握手した時には胸が熱くなりました(笑)

土日。

土曜日。
ロッドショーのしわ寄せで切羽詰まった通常業務せっせとこなしていると、
「会場まで指紋拭きに来てくだちぃ」と呼び出される。
ケンタはペイント納品に行くとフレームにEg載せる作業に加え、
前日に会場で拭き上げまでするのがペイント業務のデフォルトと思っているフシがある。
来年から料金倍にしてやる。
なのでせっせと横浜まで指紋拭きに赴いて仕上げケミカルとセーム革持って歩いてると
MOONのスタッフに「毎年前日までご苦労様です~」とねぎらわれる(´・ω・`)



日曜日。
「Muneさんヤバイっす。Egにガソリン行かなくてかからないっす」
というゴードンⅡクルーの車体分解してチェックしてあげると、
キャブのフロートが逆付けになっていて、
「これじゃガソリン落ちてこないよ。プゲラw」と究明して直してあげたら、
レースでその若造の後塵を浴びる(´・ω・`)

朝の気温5℃の中でレタリングをさせられる。
パシフィコ横浜と比べ物にならない過酷な環境でドロウイング。
塗料硬い。筆震える。泣きたい(´・ω・`)

着のみ着のまま家出てきたら「全然英国式のドレスコードぢゃないね」
と指摘されてしょんぼりする。
で、閉会式でレジェンド生沢徹氏に
「もっとドレスコード徹底しなさい。ほらいたでしょ、
サイドカーのグループにルイジ・タベリみたいな
スイス国旗みたいなペアルックで出走してたチームとか」と、
意表をついてお褒めの言葉を頂いたが、

まさかそのルイジ・タベリがあの死神の刺繍施したファラオコート着てた
あいつだとは思ってもいないだろうなと考えると、
申し訳ない気持ちでいっぱいになる(´・ω・`)

全エピソード(´・ω・`)ですが、実は愉しかったです。
さて、仕事しながら動画まとめるか♪
(追伸:画像乞食なのでほぼかっぱらってきた画像ですw)


銀座和光。

ぉほぅ、銀座和光のグランドセイコー、こんな感じになったのね。
因みにセイコーアストロンの方はまた別のチーム、
それぞれの意地と技とプライドが詰まった面白いショールームでございました
(オープニング前の阿鼻叫喚の設置してる最中の夜中の見学でしたがw)




2017年11月28日火曜日

HOT ROD CUSTOM SHOW

の仕事、これにて終了です。
明日より通常のお仕事に戻ります。
お預かり中の方々、もう暫し仕上がりの一報お待ちくださいませ。
順次仕上げて参ります。

エキセントリックモーターサイクル


STUPID CROWN
Custom&Paint Factory
Mune.T.

2017年11月24日金曜日

カオス。

ロッドショーもいよいよ間近で
ショーの車両のペイントも大詰め。
でもって袖ケ浦フォレストウェイの「サイドウェイトロフィー」、
こっちも同日開催なのでいよいよ大詰め。

当日はワタシはThe Flatfishesのニーラーに搭乗する為
袖ケ浦の方に向かう事になるのだが、
レース用の革ツナギを着る為&勝つ為には
少しでも体重を絞ってウエイトを軽量化する必要がある。

が、ロッドショー&年末に向けての仕事量で
どうしても食べないとバテる。

食うべきなのか減っていく体重を喜ぶべきなのか。
ぶっちゃけ年末はどーしたいいのか
自分でもまぢで理解らなくなる。

おわり。

KPGC110。

お客様からのオーダーの通りの仕上がりなのだが、
黒金故にワタシも仕上がりはJPS風をイメージしていた。

が、ラインがカミナリだからか、

これはどー観てもケンメリGTRのそれだった。

なんというかジャパネスク的なカッコ良さ、とでも言うか。
「ジャパンかっけぇ!!!」
って言うと

同じスカイラインでも年式違いでモデル違いになってまうので
ここは直球で「ケンメリかっけぇ!!!」
とでも呼ぼう(笑)

個性的なBMWのペイント、愉しゅうございました♪

タカハシプロデュース。

で、預かったこのミゼットに屋号を入れる。
「出来るだけ昭和の感じでゴト車感満載の雰囲気で!!」
んではサクマ式ドロップのフォントみたいなのでいきますか。
って、サクマでは全然文字被らないや(苦笑)
なのでそれ観ながらそれっぽくフォントを作ってみる。


で、右側は昭和ったら逆文字ね。

最近ではお爺ちゃんの個人タクシー位しか見ないね、逆文字。
あ、あと「ターャジス」か(スジャータねw)

平成の夜なのに店の前2ストしかいない危機状態。
でもなんだかうっとりする光景。
仕事終わらせてラガービールでも飲みたい景色。

が、全部仕舞うとお店の中ムギュッ(笑)
というかジャイロ入りきれずまろび出る。
これでは他のもの全く預かれない。
別れ惜しいが終わったので引き取りに来てもらうとしよう。

依頼主の高橋さん、すぐ来てくれた。
フットワークの軽さ、感謝いたします。
ブレーキ引きずり気味だったので自走は難しいかもとのことで
本職のレッカー車が表に待っていたのですが

やべぇ!積載のゴト車の事あんま詳しくはないんだけど
このゴト車、並々ならぬオーラ発してる!!

「稼がせてもらってる大切な相棒なんで、実はメッチャ手入れてます!!」
このサイドのツールケースとかアメリカの消防車のそれ
本物持ち込んで加工して積んでるらしい。
デコトラと言えば昭和なトラック野郎のジャンルが代表格だが
(無論ワタシは嫌いではない。どころかむしろ好きw)、
USっぽいアプローチだとこういうLEDフラッシュきらんきらんもいいね♪
何か理解らんがとにかくメッチャカッコいい!!


こうしてミゼット君は

未知との遭遇の円盤に載せられて
神々しくお帰りになられました。