2023年9月28日木曜日

Fuck The System。

コンビニで自賠責手続き出来るのはとても便利なのだが、
なんで毎年ちまちまと端末の手順変えるんだろう。



ほぼ毎年どれかの車輛の自賠責更新するけど毎回手順変わるから
毎回絶妙に初心者っぽくなる。

今年なんか結構ドラマティックに変わってたから
つられて店員さんまで初心者っぽくなっておったwww




サビが「はーい、みんなバカです!!」に聴こえる
本日にうってつけの曲ww

2023年9月24日日曜日

Will You Remember?

BMWのパールホワイト外装フルレストア中。

このカラーリング、ゴールドパールだと思ってる方もいると思います。
ですがこれ、実は元色純白のホワイトパールなのです。

ゴールドっぽく見えるのは経年変化の日焼けなんですね。
なので劣化してないデカール下の色が本来の色なのです。

こっちのKOBE RIDERS CLUBの方は

剥がしても日焼け痕ないので
こっちは随分最近に貼られたものだったのでしょう。

これ、お客さんにどっちで合わせるのか訊かないといけない案件です。
ゴールドパールっぽい方が元色だと思ってる(気に入っている)方に
眩いばかりの純白パールで仕上げてしまうと
となってしまいますw
本来色をしっかりと説明する必要があります。


年齢重ねているオーナー様だと元色希望が多いです。
「新卒だった当時欲しくてね。
でも高価過ぎてとても手が出せなくて。
ずっとショーウィンドーに張り付いて眺めてたなぁ」
こんな思い出のある方も多いので
その当時の眩い輝きをご所望される感じですね。


逆に30代くらいの若いオーナー様だと
その車体がもうデビューして数十年以上経過してる事も多いので
(場合によってはオーナーさんよりも車体の方が年上ですよね)、
その日焼けした佇まいの「それ」がまさに欲しいカラーでもあり、
その風格が欲しいと色褪せでペイントされる事もあります。

塗装というものはそのオーナーさんのフィルターにもよって
様々な着地点があるという事です。
正解はありません。
それぞれのオーナーさんの愛で方の数だけある、という事だけです。

で、やっと大物塗れる気温になって参りました。
ガンガン塗って仕上げて参りますね。

2023年9月22日金曜日

Adios DUCATI。

ウチにドカが来たのは2004年。
コレクターの方が並行輸入でオリジナル純正のドラム最終との事で
シッピングで日本に入れたものの、
蓋を開けば元がスクランブラーで外装載せ替えでデスモ風になっており、
オリジナル派であったその方は心底がっかりし、
「こんな偽者要らないよ」で、
搭載されていた外装(これはデスモ本物だった)や
前後ホイールやフロントフォーク等はほぼほぼ剥ぎ取られ、
価値が無いと判断されたスクランブラーのフレームと
ノンデスモのエンジンだけガレージの隅に転がされていました。
それを観ていた私に
「あー、田村君なら格安でいいよ、これ価値無いから」と、
当時とはいえドカなんか絶対買えない爆安価格で引き取ってきたのが最初。

おかげで獲得出来た感じではあったが、
フレームとEg引き取りに行った際にも
「ホントにいいの?価値無いよ、それ」って再三言われて
(多分悪気ない、純正至上主義だから本気でそう言っていた感じ)、
「ならばとことん魔改造しちゃっていいんだよね、これ」
で、持って帰った記憶があります。

どうにかこうにか足回り確保して前後ドラムも入手し、
リムは純正正統派ボラーニは採用せずエキセル。
それに合わせてスポークをワンオフで作成して
外装はタンクはリプロ、シートカウルは自分で製作。
「どうせ価値無いんだろ、好きにやらせろ」で開き直り、
2006年のホットロッドショー出した時にこんな事になるwww

翌年お台場のMULTI PREXにも出したね。

ノンデスモの450㏄の内燃機、
実はドカのEgは意外とタフで頑丈ではある。
おかげで走りがめちゃくちゃ愉しい事にすぐ気づく。
ショー用に穿いていた前後アコレードをせっせと降ろしそれはSRに。
TT900に履き替えてサーキット走行暫し愉しんでました。


ただね、Egは絶好調なんだけど
振動凄くてあちこちステーがまぁ破断する、しまくる(苦笑)
1回目のサーキットなんかセンタースタンド折れたからね。
無論ンなモン折れると思ってないから倒したよwww
後で調べたら放置の時の負担からであろう、スタンド腐ってた。
しっかり治したら以降折れる事なく問題はなくなった。
まぁ当たり前だがw
なので走行前に参加者でドカにお祈りの祈祷捧げるのが
何故か流行した(笑)


どんどん増える信者www

チョーシこいて土下座以上の事したらこのビッチの怒りに触れた。
シフトミスでオーバーレブ起こしてEgぶっ壊した。
クランクのビッグエンドがBigにEndしていらっしゃいました。。。。

元TR Company、現匠Classicsの加藤さんにフルOHを依頼。
流石にビンテージ故に部品探しから少々難航、
およそ2年Egレスとなってしまう。
この画僧はその時の。
隣の今VMXで乗ってるエルシノアも同じくEgレス。
まぁこっちは買った時点でEG不動だったからいい。
今思えば不動書無しとはいえエルシノアが5万で買えた時代。
今じゃまるで考えられない。
でも愛機2台ともEgレスな光景は異様(苦笑)
Egレスの間に当初塗ったフレークの「落ち」も終わったっぽいので、
(フレーク塗装は数年間はクリアが締まると同時に落ち込みが生じます。
これ落ち込みが終わるまでは5年くらいはかかります)
元からそうするつもりだった黒塗装にしたのよね。

現代の交通事情に合わせて12V化はしてたけど、
それでも発電量が圧倒的に足りなくて
仕方なく灯火器ほぼ全部LED化したのよね。
ハイテック狙ったワケではないの、必要に迫られて。
自分は気分良く走れる為ならそのへんどーでもいい。

しかしまぁこのビッチ、ステーの破断との闘いだったな。
溶接機なかったらどーにもならんわ、こいつ。

長く飛び出てるので最も振動拾うのは自明の理なので
一番破断しまくったのがミラーステー。
かれこれ8本路上の藻屑と消えていった。
単純に横帯だけで当初出していたけどそれだと完全折れた際飛んでいくので
縦丸棒追加で溶接したら完全破断はなくなった。
でも折れる、飛んでいかないだけで折れるには折れるwww

自分が造った箇所が折れるから自分のプロダクトがいけないのか悩んだ。
だがそうでもなかった。
こいつ、純正のタンクマウントもへし折りやがった。
あと本来バッテリー搭載してるリアフェンダーステーも。
オリジナルまでも粉砕していく暴君のビッチ。

純正帯鉄ステーに両端丸棒追加して強度あげた。
純正も粉砕するとなるともう私のせいじゃないwww



マフラーエンドのステーも折ったな、お前。
この時すぐ先に警察署あって緊急で駆け込んで事情説明したら
おまわりさんが更衣室のハンガーしこたま持って来てくれた(笑)
「もういい、このハンガーのビニール引っ付いても知らねぇ」と
開き直って家路についたが引っ付かなかった。
そういう見えるトコは身綺麗保のな、お前(苦笑)
あ、その節は成城警察の皆さまありがとうございましたw


イグニッションコイルのマウントももぎ取った。
もう頭にきてコイルタイラップ固定に換えた。
そしたら以降10年全く問題なくなった。
要はこの強烈な振動は抑えられないのだろう。
むしろタイラップとかでプラプラな取り付けの方が力が逃げるのだね。
しかしイグニッションコイル無いとお前心臓止まるよ。
ベティブルーなのかお前は。。。。

遂にはこの野郎既製品の完成された製品までデストロイし始めた。
走って戻ってきたら燃料コックのつまみどっかに落としやがった。
これ、一生涯取り外しとかしないパーツなんだけど。。。。

極めつけはヘッドライト。
かれこれ4個デストロイであの世に葬り去った。
ヘッドライト側のステー捥ぎ落すのよね。
で、出先でどうにか出来る様にワイヤーとタイラップを毎回持参。

一緒に走りに行った仲間らに「SMプレイ」とか
「亀甲縛り」とかよく揶揄されたww
酷いヤツはステーじゃなくてライトシェル本体にクラック入ってた。
一番笑ったのが夜間走行中真っ暗になって緊急停止して調べたら
フィラメント球のあの固定する為のちょびっとついてる爪、
あれを振動で削ってまっさらにしやがった。
爪無いから電球がそこにいられなくなってケース内で落下してた。
こんなの出先でどうにも出来ねぇwwww
帰り仲間に前後挟んでもらって「隠密」で帰った。

見た目も存在も全てが「暴力温泉芸者」だったので
世間の目は冷たい通り越して存在してない扱いになっていた。
仮に隣に並んだ車に子供乗ってて興味ありげにこっち観てたら
親が「観ちゃいけません!!」って叱るの飛び越えて
「もう寝なさいっっ!!」って叱ってる感じ。観てもいけない感じ。
何だか地縛霊になって走ってる感じ(苦笑)
車も車間凄く開けてくれるし前もどいてくれる。。。
悲しくなってセルフのガススタ入ったら店員が飛び出して来た。
「えっと、何の御用でしょうか?」
いや、ガス補給に来ただけなんですけど
(´;ω;`)

「バイクの聖地、パーツ量販店行けば話しかけてもらえるかもしれない」
で行ってみるものの、
30分経って店出てみればドカの廻りだけ綺麗に誰も停めていない。

もうね、これにしか見えないwww

それでもめげずにあっちこっち行きましたよ(笑)
グルッポRSさんのシングルドカラリーとかミーティングにも参加させて戴いたし

とっても良い宿とツーリングだったねぇと感慨に耽ってたら

後日その宿のサイトで写真掲載されてて
思い切り私だけ誰が宿泊したのか丸理解りの状態にされ。
プライバシー保護の観点でこれどーなの?って抗議しても
「そんなわかりやすい車体乗ってるテメェが悪い」と
圧倒的多数の世間に返り討ちでフルボッコにされるのが目に見えてるので
泣きながらブラウザをそっ閉じしww

九州をこいつと走れたのは良かったな。
SRでは何度も走ってるけど、まさかドカ持っていけるとは思ってなかったから。
46さんと現行ハイエースに合計3台積載して向かったのよね。

玖珠の宿、ホントいいところだったな。
GUZZI出来たら今度はカミさんと行きたい。


そして阿蘇は何度走っても素晴らしい。


このドカで伺えるとは思ってもみなかったショップさんも訪問出来た。

振動凄くてスマホとか観えないし、車体にスマホ取り付けるの凄く嫌なので、
私はどこツーリング行くにもほぼこのインフォだけで行く。
スクリーンに無色テープ、それにポイント地点だけ。
これだけで十分に目的地辿り着けるし
今まで日本全国これで道ロストした事ないです。
スマホに頼り過ぎると動物の勘というか方向定める本能、鈍ると思うよ。
せっかく自由を謳歌出来る乗り物なんだから、自分の感性に頼ろうよ。



無論黒塗りにしてEgフルオーバーホール終わった後も
やっぱりサーキットは愉しみました。


黒塗りになってからは魚肉スピード名義でロッドショー出したね。

赤モヒだったわ、この頃www

いつものシャーマンへの祈祷。

息子もSR500乗る様になってツーリングも行った。
親子揃ってロケットカウルってのもどーかと思うけどw

よく酒呑みながら深夜まで整備してた。
あ、それは今も同じか。
今はこれに娘も加わってるな。


フランスの雑誌にも掲載してもらえましたね。
アッーーー!!!
ヘッドライト亀甲縛りのままだwww

いつぞやのショーの会場の駐車場にそういえばいたね。
私のドカの完璧なまでのオマージュ車輛(笑)

会場来てたお客さんやお仲間は「パクりやんこれ」怒ってたけど、
私はこれオマージュでいいんじゃない?って思っちゃった。
もうこの時ドカ黒だったのもあるけど、
ここまで全部シビれる位に気に入ってくれたんでしょ?
ショップじゃなくて個人オーナーさんみたいだし。
むしろこんなにもシャーマン塗装気に入ってくれてありがとう♪

魚肉の若いのがインスパイアされて
シャーマン2号機造っちゃったり

メディックの正統派と並べて皆で笑ったり色々あったね、こうしてみると。












クソビッチ、今までありがとう。
お別れだ。
次なるオーナーの元ではもうちょっと淑女でいてくれ(笑)


Adios Amigo.