2013年12月31日火曜日

A Happy New Year!!!


今年も何卒宜しくお願い申し上げます。

STUPID CROWN
Custom&Paint Factory
Mune.T

2013年12月30日月曜日

The Last of 2013。

相変わらず仕事三昧だった12月。
最近は怪電波もあまり発信せず籠っておりました。
因みにウチへの検索ワードで常に上位にいるワードで
「多摩丘陵地から怪電波」があります。
そんな大それた事はワタシ、やっとりません。
もしかしてこれ、公安の方とかがチェック入れてるのでしょうか?
いつかは国家転覆なコト書くかもしれん、なのか
偶然チェックで引っ掛かって面白いから継続して読まれているのか
まぁどっちにしろ今後共よろしゅうに(笑)

零式艦上戦闘機。

仕事の隙間を縫っては魚肉ファクトリーの内装仕上げに。

窓枠のオイルステイン塗りにいきます。
神山、刷毛で十分塗れるがやw

そんな魚肉ファクトリーのリビングも森クンの活躍で
遂にフローリング全面完了デス。

当初はフロアカーペットか何かでいいだろ、だったんですが
森クンが仕事の向上の為に廃材フローリングかき集めて貼ってみたい、と。
若者の向上心には大人は応えなきゃなりません。

半年掛ろうともフローリングの色がちぐはぐだろうとも
魚肉リビングに立派な床が誕生しました。
森クン、ホントThanx!!!

シングルドカラリーに参加したという事で
何とイタリア本国よりDESMOオーナーズクラブの正式登録の品が送られてきた。
カードにはちゃんとワタシの名前も入ってる。
ありがたきシアワセだが、ワタシのビッチ、ノンデスモなんですけど(苦笑)
本社に登録されたという事は公安にマークされたも同然なので
これからはビッチのカラーリングをオリジナルに戻して
デロルトのキャブレターに戻して
CEVのテールとアプリリアのライトに戻して
どうにかシレンチウムマフラー探し出して
純正を愛していくように心がける所存であります(棒読み)

まぁもうウチのBitchは手遅れだから放っておいて、
現在お預かりのシルバーショットガンのデカールですが

なんてこったい。。。。

新品の状態で黒くて硬いブツがシール面に付着してんじゃん。
しかもこれのおかげで表面破れてんじゃん。。。。

こんなデカール、また海外に発注していつ来るか未定な上に
またブツ野郎がいたら卒倒しそうになるし
ワタシも完成出来ないとおまんま食い上げになってまうわ。
オーナーI様に℡してこれくらいならエアブラシで描けますと伝え
それでやらせて戴く。
これで年内確実に終わるのが間違いない。

もうね、トランスファーといい海外モノのプロダクションの酷さは閉口する。
クオリティに左右されて納期未定になるなんざ
どう考えても素晴らしいモノなんかじゃない。

こう言っちゃあ何だが、メイドインジャパンでこんなふざけたクオリティ、
観た事無いわ。
勿論自分自身にもメイドインジャパンの自負心があるが
他の方のジャパンにも外れなどほぼ無いと言っていい。

もうね、お国柄としか言い様がないよね。
このプロダクションでも文句もなければ問題もないんでしょ?
海外の仕上げの車体とかみても正直あちこち「つめ」が甘いの、多いよね。

それともジャパンが煩いのかな?
まぁいいや。
どう転んだってワタシはジャパンで産まれてジャパンで仕事してて
ジャパンに拘っている。

これからもきちんと仕事をこなすまでです。
ワタシはワタシの技量しか信じない。
だからデカールとかトランスファーが嫌いなんだ、そっかw

I様、永らくお待たせしました。

仕上がりにご満足戴けましたら幸いです。

こちらも永きに渡ってお預かり中のモトイタリアーナ鈴鹿さんのGUZZI。
車体のペイント見本でカスタムペイントされてる車体の画像を戴いてはいたのですが
ほら、他人の仕事をまんまパクるのって失礼極まりないじゃないですか。
オーナー様が望んでの事でしょうが
ウチもよそ様に結構パクられてきてるので
ワタシはそんな事はしないようにしなくてはなりませぬ(笑)
でもおかげでデザイン試行錯誤してたら時間掛っちゃったです。。。

サイドカバーはチェッカーと文字入れて欲しいとオーダーがあったので

まずはチェッカー片付けちゃいましょう。

参考の車体がまんまチェッカーだったので

こちらはチェッカーに動きを与えておきましょう。

嫌味にならない程度に。

枠は時間掛ったお詫びの気持ちでちょっと奢りましょう。

ワニス塗って乾燥させて銀箔をそっとあてがいます。

一旦これでクリアコートですね。
年明け文字入れて最終コートしたら完成ですね。

タンク上は全くのオリジナルでいく事にしました。
とはいえこれだけだとおねしょマークです(笑)

こっちは金箔がいいでしょう。

このGUZZIの文字体は戦前にマン島に参戦していた頃の
ワークスチームが着ていたセーターのフォント。
ワークスチームでウールのセーター着てたってのが
もうその時点でトラディショナル(笑)

戦前から戦後まもなくまではGUZZIはレースシーンで
結構な輝かしい戦歴を残しているのです。
敗戦国だったのにいきなり戦後に戦勝国のマシンと渡り合えたのは
GUZZI本社が物凄く辺鄙な田舎にあったので
爆撃を免れたからなんです。
ピアジオやイノチェンティは見事にやられましたから
戦後復興までにかなり時間を要したのです。
因みにDUCATIは戦前には存在すらしてません。
GUZZIはイタリアでも最古参のモーターサイクルメーカーなのです。

勘のいい方はもうおわかりでしょうが、
このおねしょマークが何なのかはまたの機会に。
一旦こちらもここでクリアコートして今年は終了です。
こちらもあと文字が入って終了です。

ダストビンカウルのGUZZIといえばV8レーサーがあまりにも有名ですが、
実はあの車体は戦歴としてはあまり戦果上げてません(苦笑)
GUZZIは250と350が強かったのでゴザイマス。
とはいえV8は有名車なのでそれ描きましたw
奥のアンバサダーは年内最終日を勘違いしてたので
納品間に合わずここでぶら下がって年内越します。。。。

年内最後の週末、
慌ただしくてセッティングしてなかったのですが
いつもの多摩地区業者忘年会をば。

そしてこの日、各業者に改まってお話がという46氏
何の話なんだろ、と各自ドキドキして伺いましたが
「実は俺、シャフト車嫌いなんだよね」という
とてつもなく衝撃的な内容で一同驚愕しました。
勿論ウソでゴザイマス。

すると今度は木谷氏も衝撃の告白が。
「実は俺、60年代とか70年代の車体もやるんだよね」
戦前車以外はやらないと思っていた皆一様に驚愕した次第です。
これは結構事実だったりします(笑)

「そもそもメディアがカスタムとオリジナル住み分けるからいけないんだよ」
「そうっすよ俺の造ったソフテイルSR買ってくださいよ」
「いやもう俺置き場無いよ。というか最後は売り込みかよ」
メディア代表のみやけん氏に説教が始まります。
勿論ウソでゴザイマス。

46さん、酔ってます。
結構ホントでゴザイマス。

予めのセッティングが出来なかったので
多摩地区、新年会やりましょう。
皆さま今年もお世話になりました♪


そんなこんなで先ほどやっとこ大掃除終わりました。
皆さま、今年もお世話になりました。
ご用命、ありがとうございました。
そして怪電波をお読みになられている皆様、
どうか物騒なので多摩丘陵地では検索なさらないでくださいませw









2013年12月18日水曜日

ホットロッドショーあれこれ編。

まだやってんのかよ的なロッドショーレポートですが
今の今まで書いてなかったので仕方ないのです。
もう少々お付き合いくださいませ。

さて、何でだか夏場よりモヒカンを継続していたワタシですが

もう十分伸びたし満足したし、で
ロッドショー終わったら断髪するべ、で
先ず金髪にする。

何だかサイコビリーっぽいし
1歩間違えるとサンドウィッチマンが細くて小さくなったみたいにも見えるので

赤にする。
うん、日本の紅葉。
やっとこさこれでハードコアパンク。

前日から参加クルー、ウチに泊まり込みで最終作業。
こんちゃんのペイント上がりたてのフロントフェンダーからいこうか。

うん、絶対誰も観ないし気付かない(笑)

二人ともせっせと洗車して油差してワックスかけて

他のメンツが来るのを待っていたら

今回はエキモで出展される森クン来店。

まだかいのぉ~と待ってると

ジーザス到着。
早速塗り上がりたてのタンクに交換。

あっちゅう間に交換、完了。
こちらは車体の風合いに合わせて軽くタンクをエイジングさせる。

おじちゃんのCBも到着。
こちらはよこっつのところでEg換装したばかり。
車体もダメージペイントだから特にやる事、無いw

オサムさんがからかいに来る。
この人が乗るとCBがジャマイカの売人の足グルマに観える。

皆それぞれの車体に跨り合って遊び始める。

疑似公道レースをし始める。
もう寝ようよ(笑)

土曜日の搬入。
上品なはずのMax Fritzがどう見てもヒャッハー状態に観える。
佐藤社長、本当にごめんなさい。。。。

いざ出発、と思ったらジーザスのVINCENTのアクセルが動かない。
あれれ、AMALの頭がタンクに思い切り干渉しちゃってる。
このタンク、以前装着していたFCRの時の切欠きなので
まさかAMALはぶつかるとはこの時まで思わなんだ。
フロートを調整して斜め付けとか試してみたけど
オーバーフローが止まらない。。。。
考えまくった末にタンク後ろをちょっと持ち上げるマウントにして
AMALのスロットルワイヤーをその隙間から逃がす工夫を凝らす。
1時間以上費やしたがこれで自走で行けるっす♪

途中ガス給油していくが、ここでおじちゃんが自分の排出(おしっこ)しなかったので

緊急で道を逸れてコンビニに退避。

人もマシンもビンテージだと早々巧くは事は運ばない。
が、リタイヤする程の問題でもない。
ゆっくりではあるが横浜へ向かう。

事が起きる度に慌てるようでは旧車は苦痛になるだけ。
進んでいるからよし、これくらいのスタンスでいい。

とはいえ搬入時間7時~9時を大幅に回り
11時半到着は世間的にはいただけない(笑)

しかしそれでもなおまるで慌てないおじちゃん。
勉強になります。

もう既にケンタ達が雑誌の撮影に車体を並べていた。

まぁウチみたいな車体はどう転んだって雑誌の取材来ないから
ここはおいとまして入場するとしようかいのw

「ケンタ―、いつも通り入場は裏手?」
「そっすよ~」

んじゃあ裏から回ってパスもらいに行こうかね。

ウチは今回、完全に無記名で出した。
ライティングも何もしていない。
フライヤーも各お世話になったSHOP全部並べた。
世間が観たらどこの誰だかも理解んないディスプレイ。
ウチは半分はレストアで名を上げている経緯があるから、ね。
レストアってのはカスタムの真逆で誰がやったのか理解っちゃう時点でアウト。
大きな声では言えないけどミュージアムの展示車両の
「未再生原型」が倒しちゃったとかのアクシデントとかで
「傷が絶対理解らないように治せますか?」に応えてきて
静かにそっちの業界から評価得てる実績があるから
ウチの車体はやってんのかやってないのか理解んない位がいいんじゃない?って。
だから敢えてブースに無記名でいこうと思ったのです。


設置が終わったらお次は渋谷へ。
いつもメタルワークで絶対的にお世話になってるツネちゃんの晴れの門出。
おめでとう!!ツネちゃん!!!

こちらはその式辞を頼まれて緊張でいっぱいのケイ・グラントとメキシコ人。

大変メロウな声で式辞を読み上げるケイ・グラント。

翌日、さぁロッドショー開催OPENです。

流石にブースが目立つLOVEEARさん。
今年は3分の1をアメリカで過ごしたそう。
いつもBlog観てますよん、桂川さん♪

HOTWHEELがキッズ用のコース特設してた。
ネットでは少々これなければもっと出品出来たんじゃ?みたいな反応もあるけど
ワタシが子供いるからかな、
ワタシは未来のCAR GUYやMOTOR PSYCHO育成するには
こういうのがあっていいと素直に思ったよ。
ここから未来のビルダーが生まれるんだから。

おー、Kamikazeの別所君発見♪
彼女の髪の色に超シンパシーw
ベリバの恭平のところでBBQしながら呑んで以来、久々の再開。

Teaさんも毎年ここで必ずお会いするお方。
「Muneさん何で毎回こうも髪型激変するんですか!?」と
10何年伸ばし続けている氏に言われた。

そんな大隈氏の真剣お仕事モード。

あ!3年くらい前のショーでお会いした沖縄のISM氏だ♪
現在はALL STAR SIGNSという名で勤しんでいるそうで。
再開出来て嬉しい限りです!!

ぐるっと徘徊してたらローランド・サンズがプロデュースしたBMWに
RITMOの46さんが乗っていた。

良くできたフィギュアだな、そっくりじゃねぇかと思って眺めてたら
上体が起きた。
この46さんは実物だった。
そっと横っちょから写真だけ盗撮してその場を去った(笑)

そしたら見知らぬモヒに絡まれたw
しかしそこはモヒ同士、すぐに意気投合した。
後日、ラズダズのRyozzy君通してこの方も通じている事が判明した。
狭い、世間超狭い(笑)

ハラが減ったのでパシフィコ前の臨海公園の食堂にメシ食いに行った。
お、ここにもワタシがシンパシー感じそうな髪の色の方がおる。
でも向こうは何故だか赤モヒのワタシを猛烈に避けていらっしゃる。

ん?ジャージ?学生⁉

「Muneさん、あれコスプレっす。テニプリっすよ」
ワタシ、世代的にプリプリなら知っているが
テニプリは世代的にちょっと知らない。
っちゅうか単なる体育会系のジャージ学生にしか見えない。。。。

ロッドショー終演まであと1時間。
壁際でおじちゃんが力尽きてた。

ん?
こんちゃんのその向こうの物体は、何!?

産卵しに陸に上がってみたものの
行けども行けどもコンクリートで砂浜見つからなくて力尽きた
ウミガメみたいなこの物体、何!?

あきちゃんかよ!!!
しかもこれ、寝てんのかよwwww

白黒にするとサウスブロンクスの路上で寝てるホームレスそのものだよ。

ユーイチ君の娘に「何だお前?」とガン観されて
「こんにちは~、爬虫類だよ~♪」と挨拶とかしてたら

ショーもそろそろ終わり。
ケイ・グラントが放心してた。

表では運び屋が意気揚々とお待ちかね。
和製ロッドショーの開催だ!!

負けじと横浜の観覧車もフィーバーだ!!

勿論、ワタシ達ゃ帰りも自走。

帰りのメンバーには森クンも加わる。
ってか全員魚肉クルー(笑)

CAFE CRUIZ NITEやらなくなったから、こうして夜皆で走るの、久々。
気心知れた技量知れた仲で走るのって、やっぱ愉しいね。

お疲れ様でした♪

ワタシは帰ってすぐに息子、大樹の誕生会でした。
やばい、来年には単車持ってかれる。。。。

翌日、紅葉は短いからこそ美しきかな。
もう十分遊んだので断髪(笑)

数日後、京都よりロッドショー~各SHOPでのデモンストレーション終えて
Kamikazeの別所君が立川に。
多摩地区軍団にて迎撃態勢を取る。

単身特攻してきた神風攻撃隊との攻防は熾烈を極め

最後は「こんな世の中じゃ辛い、辛いよぅ」とむせび泣く若者に目を覚まされ
「わかったよ、もう特攻しなから」と和平協定。

これ撮ってくれた別所君、
昨日の猛烈な戦火の記憶が実は無いらしいw
今度はこっちから京都を爆撃に行くことにする。
こっちは単身ではいかないぜ。
B17爆撃機×6機くらいで来襲してやる。ギヒヒ♪
浮かれてアメリカ気取る占領地沖縄生まれ。

やっと平和が訪れたかと思ってたら
翌日神田川チェリーボーイズチーム山鼠が一挙にやってきた。
ぐぬぬ、大本営を連携して急襲とは卑怯なり。。。。

そんなやまりんぐっさんのRD。
何かパシフィコで見るより俄然カッコいい。

この白い悪魔、低い。相当低い。

自分がペイントで関わらせて戴いて何だが
ぐっさんが乗るには上質過ぎる(笑)

ウチの黒いビッチ並べてみた。

超オセロw

停戦協定として神田川アキヤマ氏のポーターに屋号描いてあげる。
昭和のシチズンCちゃん風な字体で愛らしく。
因みにアキヤマ氏ご本人はちっとも愛らしくないw

そんなロッドショー前後あれこれでございました。


PS:やっとレポート終わりました(苦笑)