2023年7月28日金曜日

What I Got。







うげ!
片面掲載だとばかり思ってたら
特集オーラス見開きかよw

本日発売のアウトドア雑誌「GO OUT」、
宜しければ是非に。
特集された中で私1人だけ所有年数ぶっちぎり長かった(苦笑)


あとここだけの話。
撮影終わって編集部の方から
「後日謝礼お支払いするのでご入金先お教えください!」


手前味噌ながら過去に2輪4輪様々な雑誌で紹介戴いて来たが、
謝礼金なんて出るの、初めて。

「これ新手の詐欺なんぢゃね?」と、
取材担当さんに震え声で確認して笑われてもうたw

「公衆の面前に晒されたが最後。
あとは血の一滴までレイプされて終わりなのさ」
カート・コバーンと同じ轍踏んでた事に気付いた21世紀の私www


2023年7月24日月曜日

No Security。

先々週娘が鼻風邪と咳してて、
「夏風邪大変そうだなぁ」と観ていたのですが
(診断の結果風邪でした)、
先週それが私に伝播しやがりまして。

週初めのあの3日続いた猛暑。
あれでウチの工房も43℃オーバー状態。
流石に辛過ぎて何度も水風呂浸かって体温下げ試みますが
遂に何だか下がらなくなり。
そして鼻が出て止まらなくなる。
めっちゃ水っ鼻だから防毒マスクの中で「あっ」思ったら間に合わず、
ルマンのユノディエール最高速アタックしてるみたいなスピード。
しかも画像のセカテバプジョーの如く立て続けに来る(苦笑)

おかげさまで防毒マスクの中が大惨事となる。。。。
「早くEgブローして撤退しないかな、セカテバプジョー」
と思ってたが全然止める気配なくマスクの中疾走してやがる(苦笑)

これはダメだと上に上がり体温測ったら39.8℃もありやがる。
すんません、久しぶりに体調不良で3日程お休みさせて戴きました。
症状娘とまるで同じだから夏風邪だと思いますけど、
15年以上ぶりだな、夏にダウンしたの。
夏、強い方だと思ってたんだけどな
_(┐「ε:)_


で、3日も開けちゃったから仕事溜まる。
病み明け早々2点ぶちかます。
いよいよ黒入った戦前車New Hadson

そして46worksのレーサーのゼッケンペイント。

いいよ、俺っぽい。
相手に不足はない。


が、やっぱ病み明けで集中力切れてたんでしょうな。
雨降って車輛ほぼ中に仕舞い込んだ手狭な環境で
ロッカーの中の工具取ろうとしゃがんだ時、
お尻でVespa押してしまいVespa倒れる。
その際ドミノ倒しで何とGUZZIまでもが倒れる。

これはもう自害するしかあるまいと
「誰か短刀と白装束、辞世の句詠む筆と短冊を持て!!」叫んだが、
1人ぼっちの作業場なので誰も持って来てくれなかった。

2台の単車がゴキゲンにぶっ倒れたまま隣で切腹しても
世間は自害ではなく襲撃されたと勘違いしてしまうだろう。
取り敢えず2台起こす。
Vespaは・・・まぁどうでもいい娘のだしwww

「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如く也〜」
辞世の句というより呪詛のように呟きながら車体の破損チェックしたら、
右リアウインカーがもげただけで
他は全くの無傷であった。
フットボードは車輛の出し入れで邪魔っぽかったので
普段から畳んで収納してたからこれも無事。
ミラーもなにもかも全部無事。
全部エンジンガードが守ってた。
エンジンガード凄ぇ!!
エンジンガード付いてる車輛所有するの初めてなんだけど、
こんなにもガード機能あるんだな!!
もうこうなったら残りの人生ここまで徹底的にガード使おう。

という事で要らん仕事増やして深夜に修理。
自害しなくて済んだだけでも良しとしようw

「人間五十年」は信長の辞世の句として有名だが、
実はこの唄は若干15歳の若さでこの世を去った
平家の平敦盛の句である。
平家物語を理解した後、この敦盛と熊谷直実の戦いの場面の
琵琶の演奏聴くとボロ泣きしてしまうオサーンになってしまった。
そんな脆弱なオサーンには切腹は最初から無理だったであろうww



ぶっ倒していない事にした
(元に戻したw)。
46さんが受け入れOK言ってるので
8月あたまに最後の調整で46持ち込もう。
3か月前にお願いしたフロントシートまだあがってこないけど(苦笑)
まぁシートは46でドッキングやね。


取り敢えず復活したので
今週また随時色々仕上げて参りまする。

2023年7月15日土曜日

I Shot The Sheriff。

立川南口から多摩川へと下って行った住宅街にある蕎麦屋「高尾亭」。
値段の割にはまぁまぁ美味しくて
夫婦で結構気軽に立ち寄るのだが、
こんなメニューが。

どうやら開発前までは立川警察署はこっち側にあったらしく、
当時はマヂでかつ丼使われてたんだと知ったw

追伸:
現在はそういうの法的に触れるのでNGなんだそうで。
へー、だから俺と時はかつ丼出て来なかっ(以下略


今の平和な生活に感謝しつつ
これからも不戦の意を誓いつつ戴きました。





2023年7月14日金曜日

Miami Vice。

エキモのケンタより
「俺のマスターエースにグラフィック入れてもらえますか?」
とのご相談。
まぁどうにかなりそうだし、いいよ。

JALやANAのCAさんがキッズにあげる塗り絵みたいなの先ずこさえる。
これで図案考えなされ、ケンタ。

ケンタ、あれこれ描いてみて悩む。

最終的にこの案で決定。
っていうかケンタ俺の塗り絵もう使ってないやんけww

7月半ばから月末まで恒例の滋賀のベリバ出張らしいので、
天候怪しいけど昨日作戦強行してきた。

無論ウチはこのサイズの車は入らないので
魚肉ガレージ前で露天吹きだ(笑)

向かいを走る西武線が最高速区間でぶっちぎるので
ミストは速攻で藻屑となる。
パー吹きには最高の環境だぜ!!
(実際には西武線通過すると猛烈な風圧来るので
塗るの止めて避難せねばならないw)

結構時間かかるかと思ったら意外とサクサクマスキング出来た。
一旦離れて確認してOKだったので
反対側も同様に貼り込んで
いざペイント。

こんちゃん夫婦が差し入れ持って来てくれた。
スパム握りありがとねー、あきちゃん♬

で、西武線と天候に集中してたから
塗ってるトコまるで撮ってないw
いきなり完成。

当初白の縁取り入れようかと考えてたが
何だか煩くなりそうだったので潔く2色だけでやった。
うん、それで正解だったんじゃないかな?

BOYDのホイールにこういうネオンライン。
80年代後半から90年代にかけて流行したハイテック仕様ってヤツですね。
時代考証ばっちりな車体なので無論バッチリです。
この後ケンタとガレージで宴して朝立川に戻りましたw





その頃イメージといえば私がすぐ思い出すのはマイアミバイス。
OPのロゴとかモロに80’sっすね今観ると。
でも劇中に出て来る車はベントレーとかフェラーリデイトナとか
テスタロッサとか。
マスターエースや私廃エースとは雲泥の差の車ばっかりだったww

Vous les copains 。

毎度お得意様のRITMO SERENOさんからの。
ロケットR一式。
黒白子持ちに続く王道のトリコロールカラーで。



中嶋46在籍時代から数えて
今まで何台のBASIC RとROCKET R塗って来たんだろう。
元リトモで現在福岡のRITMO ALBEROのつっちーも
現早稲田のYOKO TECHのよこっつも
無論46worksの46さんも未だにオーダーをくれる。
まぁありがたいものよのぅ。
基本リトモから独立した者たちを私は「リトモの残党」と呼んでいたのだが、
出会いと仕事始めが20年前のリトモであった事は事実なので
今では46さんもリトモの残党、という事になるwww






2023年7月12日水曜日

Stand by me。

モトクロスのレース会場で泥団子こさえて遊んでたこれが


息子タイジュがもう私より遥かに早いラップする時には
自らも乗るようになり

そういう時って兄の力も絶大なんだろうな、
しっかりアドバイス聞いてどんどん手足の様に扱えるようになり

遂には打ち上げで同じハイボール呑む様になるのだw


今子育てで自分の時間が無くなった事に悩んでいるKへ。
その10年間なんて「あっちゅう間」、だよ(笑)
同じくモーターサイクル好きでいてくれるか否かは
子供らも一個性だから無理強いは勿論出来ない。
でも、ありのままで接してごらん。

先子育て終わらせた俺としては
言える事はそれ位、かな(笑)




いや、ずっと傍にいなくていいから
共に歩める人見つけたら構わず早ょ巣立てwww

2023年7月8日土曜日

R.I.P.



PANTAさん、ゆっくりお休みください。
謹んで哀悼の意を表します。






2023年7月1日土曜日

ラッキーライフ。

6月納品に向けてガンガンいきます。
大変希少なイタリアMOTO RARILLA250 MONOARBELOのタンク。
私が知る限りでは日本国内には2台ありますが
海外でも滅多にお目に掛かれない純レーサーです。

春先に煮込みに煮込んで
チェーンぶっ込んでシェイクしまくって
内部の70年分の腐敗固着したガソリンタールと錆を除去したので、
いよいよ外装剥いでいきます。
ううぅっっ。。。

相も変わらず全部パテで覆い隠してシルエットこさえちゃう
イージーモードなレストアする先人、結構いるのよね(苦笑)
おかげさまでウチのブースが粉塵で腐海の森。。。。

この部分はサドルシートをのめり込ませる為の逃げのトンネル。
中々の執念の切った貼ったでの造り込みです。
ボッテボテにパテぶち込まれてましたが
むしろこのトンネルの「執念」はもっと観えた方が良い。
溶接のス穴は埋めますが
製作した職人のハンマー痕は残すことにします。

サイドのショルダー部分で溶接して仕上げたんですね。
天面・側面・底面の基本3ピース構造みたいです。
それに先のサドルの逃げと裏側にレーサーのビッグヘッド覆えるようにすべく
ラウンド状で「えぐり」が加工されています。
裏撮り忘れましたw

マジック部分が歴戦の凹み。
溶接部は多少ウニョウニョしてますが、
あんなにパテ盛る必要は全くと言っていい程ありません。
溶接ジョイント部分と凹みにのみパテ。
あとは高い部分をハンマリングで均して下地仕上げます。
多分それだけでこのタンク2㎏は軽くなります、マジで。

で、月末納品ラッシュで忙し過ぎていきなり完成です(笑)

シルエット的にも1廻りはスリムになりました。
まぁあんだけパテ盛られていれば当り前でしょうw

「えぐり」に製作した職人の執念見える様にしてあります。

さて、同時納品で間に合わせるべく、こっちも猛烈にいきます。
Harleyのスポスタタンクですね。
ロゴはオーナーより「これで」とご指定。
定番のHがラウンドしてる純正のフォントではないですね。


調べると戦前のかなり初期(1915~1920年代)、
その頃に採用されていたフォントのようです。
参照で戴いた画像ではタンクのアールで歪みがありますので、
トレースして歪み修正施してからの作業となります。

で、切り出します。


ロゴに縁取り無いので
ペインターとしては比較的手のかからないモードではあります。

早速埼玉方面に納品。



タンクを車体に載せてみて私もBAT MOTORCYCLESの片山さんも満足。
この車両これから全部バラフルレストア計画だそうなので
完成が愉しみでゴザイマス。

前に納品したFB MONDIALはほぼ組み上がってました。

塗り分けパターンを参考にしたく画像検索しまくりましたが
まるっきり該当するものが見つからず。
片山さん「そりゃそうだよこの車体当時物ワンオフだから無いよ」
「あーそりゃ出てきませんよねー」
もう全然驚かなくなってる田村宗正51歳。

相変わらず行くたびに眼福な場所でございます。
そして片山さんよりタイムリー過ぎる耳より情報が。
帰りの廃エースの車内でセルフキャッキャしまくって帰りましたw
片山さん、いつもご用命ありがとうございます♬

で、車坂下の野呂さんのところにHDタンク納品。
相変わらず野呂さん多忙でご不在。
野呂さん、倒れんでくださいよ(苦笑)


ラストにちょびっとケンタのトコに顔を出す。
今度ケンタの車にグラフィック入れるんで。

おぞましい造形のチョッパーを見つけ、私ガクブルする。
「大丈夫っす、それペコさんがやるので」
ペコさん、死ぬ程苦しんでくださいwww



希少なビンテージモーターサイクルからチョッパーまで。
ウチは守備範囲広すぎるとは自分でも思うフシあるが、
まぁ「ちゃんぷるー」食って生きてきたし
屋号にSTUPID入ってるから諦めようwww


まぁ、愉しいですからね。



片山さん情報でテンション爆上がり(笑)