2026年6月8日月曜日

Wanna Rock。

 










競艇選手は超高額なヘルメットですが
車検の規定もあり3年で交換の義務があります。
ウチも数名リピーターの選手がおりますが
その中でお付き合いが一番長いのが芦澤選手です。
メットとその前のボートに装着する計測器含め
もうかれこれ10年以上のお付き合いです。
一番最初のマクロスのヘルメットから
キャラ9人もいるヘルメットから(名前忘れちゃったっすw)
ワンピースのウタを大きく描かせてもらったヘルメット。
そして今回は初音ミクです。

「私が描くと生まれの環境から多少アメコミになりますけどいいっすか?」
「それが味だと思ってるので今回も思い切りやっちゃてください!」
委細承知(笑)

先ずは初音ミクの描くデーターをメットに落とし込む。

カーボン紙当てて取り敢えずメットに当ててみる。

当たり前だが球形のメットにまんまインストールは無理ゲー。
初音ミクのボディラインを先ずは優先させる。

芦澤さんが観たら怒るかもしれないバラバラっぷり(笑)
球形だからまんまだとロングヘアが脚にかかっちゃうの。
だからバラしてバランス観てレイアウト再構築していく。


こんな感じで髪の毛身体に引っかからないようにレイアウトしていく。


これが平面と球形の帳尻合わせ。


こっち側もデフォルメ這入っちゃうので位置調整。


で、先ずはエアブラシで各部色入れしていく。

彼女(初音ミク)は髪の毛のブルーグリーンとピンクが肝かな。

入れ終わったのでアウトライン少し入れておく。


PCの原画見つつ筆でアウトラインどんどん描いていきます。


エナメルは乾き遅いので攻めていく方向間違うと手にくっつきます。
そうなると全部やり直しになるので慎重に進めていきます。


ゆっくり慎重に繊細に。
中々初老には目がDEATH(笑)

黙々と描き続ける。

1日目、これで目が限界&触れて引きずりそうなので終了。


2日目、また寡黙に描き続ける。

正直ロングブーツの編み上げだけで心が折れる(笑)

2日目終了。
一旦ここでクリアコートして保護する。
顔描いていないのはそれが「肝」だから。
瞳・眉・口。
これ、0コンマ単位でずれると表情全く変わる。
違ったってなって拭き取ろうにも
髪の毛や輪郭も消えてしまう。
しかも拭き取り痕まで残しながら。
それ最悪の結末なので一旦クリア掛けて何度でもリトライできるようにしておく。







描き込みトータル丸3日。
バックと他描き込んでラスト艶消しクリアで完成。





やっぱ私が描くと勝気で強気な表情になっちゃう(笑)
でも競艇選手のメットだからそれでもいいかなw



芦澤選手、度々のご用命ホントありがとうございます。
アメコミ感はどうしても出ちゃいますが
私も自分のフィールドになかったものに挑戦するのは
この年齢になっても愉しくやりがいのあるものです。
以降3年のご武運願っております!!







song2。

 





島根県のO様よりご依頼。
4輪競技用ヘルメットの新調に伴いNewペイントを。
元使用していたヘルメットのデザイン踏襲しつつ


各部を私の技法とアレンジでアップデートしたいというご依頼です。


頭の8本のオールは往年の名レーサー
グラハム・ヒルへのオマージュですね。

という事で早速Newヘルメットへの作業に取り掛かりましょう。
ベースカラーはO様よりご指定のあったHONDAのキャンディカラーで。

FORDのロゴや8本のオールは島根と言えば石見銀山。
これに因んで銀箔をご提案。
そして欧州の格調を加えてペルラージュ加工もご提案。
これ、我々の業界ではアメリカの印象が強いので
「スピニング」とか「エンジンターン」と呼ばれていますが、
高級時計のムーブメントへの加工はペルラージュと呼ばれています。
英国FORDが愛機のO様に合わせてペルラージュで呼びたい次第。
たまにはウチもカッコつけさせてくださいよ(笑)

因みに日本ではデコトラとかでステンレスにこの加工がポピュラー。
日本では何て呼ばれてるんだろ?で
デコトラ乗りのやすじさんに訊いてみる。
「やすじさーん、この加工日本では何て呼ばれてるん?」
「んー、ぐるぐるやね」
お、おぅ・・・
日本のカルチャーの呼び名はヘッドライトバイザーの「ピヨピヨ」然り
どうにか可愛い名称がおおいw

「メットのチン部分ALLANMAN RACINGのロゴ入れてください」
これはデザインとフォント貰ったので
いつものVINYL CREATIONの江原さんにデータ作成とシート発注。
いつも迅速にデータ作成とシート作成してくださるので助かります。
で、ご指定の幅130㎜で作成。
「あ、でしたら後頭部にも70㎜位のサイズダウンで欲しいです」
「データあるんで追加OKっすよー」
で、フロント顎部分やってみてO様に緊急打電。
「すんません70㎜幅無理っす!!
130㎜幅で一番小さいAの中マスキング抜くの超困難でした」
一番小さいAの中抜き、ぶっちゃけ1㎜もない。
というかピンセットの先ギリギリ(苦笑)
これ、70㎜幅で作ってたらマスキング抜けなくて
辞世の句詠んで自害切腹するところでした(苦笑)


で、完成。

この「ぐるぐる」模様がペルラージュ加工です。
銀箔貼った後円形のフェルトで捻り模様入れて仕上げます。

70㎜アランマン無理だったスペースは
「じゃあMuneさんの屋号是非ともお願いします!!」で
お言葉に甘えて屋号入れさせて頂きました。






完成したメット無事発送して
歓喜でO様が送ってくださいました(笑)
こういうお喜びの画像、私も嬉しいっす♪

いきなり岡山でのデビュー戦でポールtoウィンしたようで。
ガンガンレースシーンでご活躍を!!
ご用命ありがとうございました!!




2026年5月20日水曜日

FOR SALE情報。

 FOR SALE情報

2022年にウチでフルペイントした車輛、 オーナー様が終活として次のオーナー様を探しているとの事。

SUZUKI GSF750
1998年製
走行(5月現在) 27,993㎞
GSF1200S純正カウル装着(構造変更済車検対応)
サービスマニュアル・パーツリスト純正版あり
希望価格 70万


車種もマニアックですがスズキの名機油冷エンジンは実に良く走りますし、 かなりの低走行なので機関絶好調だそうです。


オーナー様23区西に在住ですので
ご希望の方は当方がオーナー様にお繋ぎ致します。
DMにてお気軽にお問合せくださいまし




当時の制作記、よろしければご覧くださいまし。



2026年5月10日日曜日

The 59th Street Bridge Song。

 魚肉クルー護衛ツーと連続ですが
9日10日と泊りでツーリングに赴きました。
向かう先は長野県の小諸です。


前回の魚肉ツーでケツぶっ壊れたので
今回は観てくれ度外視でゲルザブ括りつけました。
街中走る時はドリラスティック観えるように外しますが
結果から述べるにこのゲルザブ、「神」ですwww

向かった先は「ルマン会議」。
長年GUZZI乗りの方からお誘い戴いていたミーティングです。


ずっと誘われいながら私のGUZZI一向に完成しない。
サグラダファミリアかって位未完成交響曲。
或いはジオング。
15年費やしてようやく参加する事が叶いました。


これが私のGUZZIの原型に近いです。
俗に言う「ループフレーム」時代の車輛です。




こんな車輛で参加してもいいのかな?
とも思いながらの参加でしたが
皆さま非常にフレンドリーに迎え入れてくださり嬉しい限りです。
しかもお宿貸し切りだからと温泉も私もOK。
普段身体にお絵描きしてるから控え続けた温泉。
女将さんならびに主催のAさん、ホントありがとうございます。
嬉し過ぎて私4回も入湯しちゃいましたw
四半世紀ぶりの大温泉と露天風呂。
これを堪能させて戴いたので
もうあと一生拗ねる事もなく内風呂にて我慢します。
自分の意志で彫ったものですからね。
その代償は甘んじて受け入れる次第にてございます。

ホント良きお宿でございました。





夜も宴会で大いに盛り上がり
ペインターという事で多くの方より嬉しい質問攻め。

一服しようと屋外出て話し込んで冷え込んで
温泉入って湯あたりして(入り過ぎ)
冷やそうと一服してまた話し込んで(笑)
「貸し切りだしまた温泉入っちゃおー♪」で入湯して
脱衣場でまた話し込んで冷えて温泉浸かるw
私としてはかけがえのない愉しい時間でございましたw

Aさんのこれが私の原型に近いです。


1人きりもりで時間の取れない身ではございますが
これからもなるべく参加する方向でお願い致しまする。

2日目は日帰りの方も迎え入れるべく
場所を移してのルマン会議。
私は仕事が山ほどあるので
早々にお暇させて頂きました。
でも凄く愉しかったです。

我がGUZZI、車載工具満載にもかかわららずノントラブル。
あ、メーターのモトガジェットだけが不調。
一番最新鋭なのにね(笑)
これは後日トラブルシュートするとしましょう。


魚肉護衛ツーとルマン会議で
ようやっと慣らしの1000㎞達成っす。
さて、あとはゆっくり接しましょうかね。