2024年7月24日水曜日

サマージャム'95。

25年廃エースと共に走ってるけど
何だか年を追う毎に夏の走行がきつくなってる気がする。


私が劣化してるのか地球が爆熱化してるのか。
廃エースは悪くないとは思うんだけどw

熱すぎて幻覚見えてきた。
目の前にツールドフランスがおる。

何軒か納品引き取り回って夜帰ってきたが
暑さで完全に脳がやられたようだ。
工房に人が乗れそうな位デカい蟻んこがおる。


※FORMICHINO=イタリア語で蟻さんの事ね。

多分1953年から56あたりの車体。
一応スポルト。


日本に来てみれば思っていたよりも程度がいい。
ほぼ欠品もないし。
これ観て程度良いって頭おかしいんぢゃないか!?って?
まぁ、「夏のせい」だよw


だってGUZZI、来た時これだぜ!?


これと比べりゃ怖いモンねぇよwww

とはいえ我ながらキッチュな2台になっちゃったなぁw
どっちもイタリアンだし
そうはならなかった近未来(笑)
GUZZIはオリジナルとは程遠いスタイルになってるし
RUMIは日本に何台あるのかもわからんけど
乗りたかったんだからしゃあない。
私は人生をこの2台のキッチュマシンで駆ける事にするw

連れて帰ってきて一番最初にやった事。
車体を真っ直ぐに起こすと勝手に跳ね上がっちゃうサイドスタンドを
出たままで固定しておく事(笑)

旧車の外車によくありますよね、この跳ね上がるスタンド。
これ、出しっぱで走るのは防止できて優れてるんだけど、
バイク屋ってサイド出しっぱで右押ししてバイク移動させる事多いから
(サイド出し右押しだとバイク同士ギリギリ隣り合わせで置けるから)、
勝手に跳ね上がっちゃうと困るのよね。
そのうちぜってー倒しちゃうだろうしw


このゴムはレストア完成して走り出したとしても
常備しておこうかなと。
出先で人のバイク勝手に触る不届き者がいたら
車体真っ直ぐにされた時スタンド戻っちゃうものね。
不届き者絶対逃げるだろうしね。
そしたら泣くの私だもんね(苦笑)











Discontinued。

いつものADDICT CLOTHESの店の看板タンク。
これで6本目、かな。
毎度ご用命ありがとうございます。


他にもバチクソにこなしてきたので
オーダーシートが遂に1/3切った。
それでももう年内エンドユーザーは締め切りですけども。
でも預かりの棚の塗装待ちが如実に減った。
減る恐怖は当の昔に忘れた。
ウチにはそれが当てはまらない事を身をもって知っている。
こなした分工房がすっきりしていく。
この精神衛生こそが職人の仕事のモチベーションなんだよね。
これが実感出来なくなってバックオーダーに埋もれて追い詰められて
鬱になって店をたたむ自営業を嫌という程観てきた。

頑張りっぱなしだったツールも少しメンテしてあげた。
トリートメントはカミさんや娘の良いヤツ万引きしてきて。
保湿は工房にいっぱいあるエンジンオイルで。
当り前だけどオイルは新品ですw
コリンスキー(リス毛)だからたまにトリートメントしてあげると
コシが戻って筆の引きが軽やかになります。
そりゃそうよね、シンナーに浸ってりゃ痛みますがな(苦笑)

自分のメンテもね。
利き手の左手首のプロテクター。
私の作業だと回転系のエアツールが圧倒的に多くて、
塗装剥離して地金磨くシングルアクションサンダーや
磨きのポリッシャーは電動もエアもトルクが強烈で、
これ抑え込むのにかなりの負担が手首にかかるんです。
しかも車と違ってバイクパーツ小さくて固定されていないので
右手でパーツ吹っ飛ばない様にがっつり固定して
左手オンリーでエアツールぶん回すという
まぁとんでもねぇ使い方します(苦笑)
そのせいで1年前から左手首に作業中痛みが出る様になってしまいまして、
シングルアクションとポリッシャー作業では
手首のプロテクターを使用する事にしました。

サフェーサー砥ぎつけのダブルアクションだけは使えません。
塗り上げ前の繊細な作業なので
掌で凹凸細かくチェックしないといけないので
プロテクターが装着出来ないのです(苦笑)

今のところ左手グリグリするVespaも普通に乗れます。
気持ちは昔と変わらぬつもりですが
しっかりケア出来るところはしていかないといけませんね。
右手とかやられたらバイク厳しくなっちゃうものね。
グリップ捻れなくなっちゃうもの。。。



この曲のドラム、当時めっちゃコピーしてたなぁ。
不規則なスネアと16ビートが今聴いてもカッコ良過ぎ。

カリメロとトッポジージョ。

MAGNIタンクのカスタムペイント依頼。
先ずは天面エアプレーンキャップに変更されているので
それも含めて下地しっかりやり直しましょうか。

下地がっつり全部パテ入ってましたが、
剥いてみればそんなに全部に入れる必要ない事がわかりました。
これはあれですね、当時の塗料の性能では
アルミへの食いつきがあまりよろしくなかったが故に
バインダー代わりに全面パテ施したんだと思います。
確かにアルミは鉄と比べると食いつきは良くありませんが、
現在のパテであれば問題そこまでありませんし、
鉄より1ランク粗目のサンディングで足付けすればほぼOKです。

という事で職人ハンマリング叩き出しのアール部分だけになりました。

正直これだけでも全面パテと比べればめっちゃ軽量化します。

で、ごめんなさい。
途中作業他もあって忙し過ぎて画像撮ってません(苦笑)
いきなりほぼ完成です。
これで終われば完全なるレストアペイントです。

ここからオーナー様のオーダーにてひと手間加えます。
今一度水ペーパーで足付けして次の作業へ。

で、筆で描き込みが入りまして
仕上がりはこうなりました。

カリメロとトッポジージョをコラージュ。

トッポジージョがイタリアンだとは
その名前や洒落た服装から何となく思ってましたが

カリメロもイタリア原産だとは知りませんでした。
52歳にして初めて知ってちょっとビビりました(苦笑)

しかし1つ前の作品でF××K連発してるドロウイングしてて、
次にファンシーで可愛いキャラ描くとはw
でも純正然としたペイントでロゴに絡めたここだけカスタムペイント、
かなり洒落たオーナーさんのコンセプトだと思います♪



H様、本当に永らくお待たせ致しました。
「ゆっくり進めてもらって構いません」
当方がそのお言葉に少し甘えていたと思います。
でもおかげさまでゆっくり対峙させて戴きました。
この度はご用命ならびに寛大なお時間、ありがとうございました。





Good Times, Bad Times。

戴いたオーダー。
早稲田実業の旗の色(アイボリーとエンジ)
FUCK5本指
後頭部にKISS MY ASS

描き込む。

こういうのは綿密にプラン立てると優等生になるので
ノープランで思うがままに描き込む。


サイケ色が足りない。
アイボリーにも筆走らせる。


でも左側で気付く。
「これ、このまま描き込んだら予算オーバーするやんけ」w
なので右サイドは別の方法でフィニッシュしてみる。

TOP(頭頂部)

左サイド

右サイド。
こっちはエアブラシでシャドゥ入れて別のフィニッシュにした。

後頭部。

T様永らくお待たせしました。
いくらノープランとはいえ忙し過ぎるとプランも降りてこないので
(雑念多過ぎて意識集中出来ない)、
ある程度業務捌けるまで手が出せませんでした。
お気に召して戴けたようで何よりです。


壁のバックオーダー、
3月よりがむしゃらにこなしてきたので半分まで減りました♪









Skyscraper。

地上性のくせに頑張ってタワマン暮らし試みるボールパイソン。

「たっ!たっ!立川って今開発ラッシュじゃん!?
だっ!だっ!だからアーバンライフしよっかなって!!」

多摩地区平屋でいいだろ。
無理すんなw



2024年7月14日日曜日

魚肉スピード結婚祝い屋形船。

前回の祝い船から9年。
魚肉の若い衆2組が結婚という事で
久しぶりに屋形船で宴をば。
愉しく絆を深めてきましたデス。

魚肉スピード


2024年6月28日金曜日

A Shot In The Dark。

SNSの思い出で上がって来た画像。
13年前ブレイズヘアやってた頃
後ろの工房の冷蔵庫現役だった事に驚く。

今は完全防塵の倉庫として稼働しておる。
勿論冷えたり暖かくはならんw


スカパラのカヴァーバージョンも勿論好き。