2022年11月29日火曜日

Milk。

前回の彫金バレルタンクを深夜に車坂下の野呂さんが取りに来てくれて、
「あぁ、これで俺電源落していいみたい」で
深夜(もう早朝だったけど)に軽く乾杯してたら
スマホの着信が鳴る。

うぅ、イヤな予感がする。。。。


こっから、か!!
日曜日にもうロッドショーで火曜日に追加依頼、か!!
速攻深夜だけどTel(今送って来たから向こうも起きてる)
「いやこれ完全硬化の乾燥考えると発送で金曜日間に合わないよ」
「大丈夫、土曜日パシフィコ搬入のリストバンド一緒に送る!!」

ワイ、もう一度テンション爆上げの電源入れ直す。
本年度、前日土曜日にパシフィコ持ち込み確定
(´・ω・`)

もうそう自分に言い聞かせるw

伊勢谷さんのタンクもパシフィコ持ち込んだものな。
ま、いつもの事だ。いつもの事(震え声)
あん時は俺着いた時まだ46来てなくて


「もういいやブースの位置にタンク置いて帰ろうぜ」
とか言ってたっけww

やってやんよ!!
やってやらぁぁ!!!
(´;ω;`)

Ali Pang。

人もWindowsも
一度電源落すと再起動には時間を要する。
強制出力MAXフルブーストでテンションとモチベ上げて
馬力維持出来てる間にミッションこなす。

彫金と鏡面バフ残しながらの作業は
変なテンションのままやらないと
一度でも心が億したら手が止まってしまうので
兎に角「絶対成功する、失敗は絶対にない」
と自分を騙くらかして勢いでやっちまいます(苦笑)




2022年11月26日土曜日

mOBSCENE。


ハーレールーヤーーーー♪
やっぱこないだの美声、ローレライだったっぽい。
「む、Muneさん。この時期で追加オーダーいけます?」
と、震え声でペイント依頼品渡されたwww

ワイのロッドショー仕事、延長入ります
(´・ω・`)


2022年11月25日金曜日

Can you see the light!

ハーレールーヤーーーー♪
宗正、今年のロッドショーの作業が全て終了した時の
女神の唄声を聴く。

この唄声がローレライだったら目も当てられないが、
今の私にはその識別能力は既に持ち合わせていないw

Yeahhhh!!!I see the Light!!!!!!



2022年11月17日木曜日

Jockey Full of Bourbon。


5年前のウチの工房。
時代はEVへとスイッチしているのに
2ストしかいない異常事態。

いや、これ。
もしかしたら20年後のウチの姿なの、か?



2022年11月16日水曜日

DOUBLE BARREL。

吊るしたハーレーのフレーム降ろすのに命がけなレベルまで
体力を消耗しちょる。
というかハーレーの鋳物ラグのフレーム、
1人で上げ下ろし出来る絶妙な限界の重さというか
1人でギリギリどうにか出来る諦めの悪さ(?)というか
毎回大岩運ぶエレンみたいな気分になる(苦笑)

おかげさまの副産物で
25年前の体形でこさえた革ツナギが今年も着れたwww
ビンボー人なので新たに30万超えのツナギ新調なぞ到底出来ず、
オンロードのレース続けるにはこれに体形合わせ続けるしかないのだ(苦笑)
幸か不幸かの微妙な副産物でもある。
まぁサイドウェイトロフィー出なくなったから
もう3年これ着てないけども。。。




てんやわんや過ぎて本心デスメタル流れてるんだが
むしろこういう時こそゆるりとした曲で均衡を保とうぞ。

2022年11月12日土曜日

Into The Pit。

仕事休憩で赤だしのシジミ汁を飲む。
「んふー、美味ぇ♪」

仕事休憩で梅こぶ茶を飲む。
「んふー、美味ぇ♪」

やべぇ、ちっともパンクスでもメタラーでもない事に気付いた。
ロッドショー仕事終わったら国立能楽堂にでも行って
サークルモッシュしてこようと思う。



毎年の事だがこの時期精神が既に壊れ始めておる。。。


2022年11月11日金曜日

The Damage Is Done。

ロッドショー車輛、外装の下地完了。
フレームは先行すると置き場困るのでもうちょい後で。

ここから10日で全てのペイントを完了させる。
いや15日、か!?(笑)
もとい、頑張りまするん。



The damage is done.
「一件落着」と出るか、「一巻の終わり」と出るか。
20年以上この時期は常にそんな感じ。

2022年11月10日木曜日

業を背負う覚悟で生き物は迎え入れろ。

 ちょっと強いものの言い方で敢えて書きます。

栃木県で社員寮で飼われていたボールパイソン2匹を 退社と共に置き去りにするという無責任な事例が起きました。
更にそのボールパイソンを他の社員が畑に放つという暴挙まで追加されました。
実はここ数日、京都の嵐山でもアルビノのボールパイソンが目撃され、 そちらはTwitterで拡散されてすぐに地元の爬虫類愛好家が必死に捜索して、 かなり衰弱してはいたものの無事に見つけ出して保護されました。
爬虫類愛好家は日本ではマイナーな分野ではありますが 真摯に命と向き合う愛好家が多いので、 このように居ても立っても居られず保護へと実際に動く方がいる事に 安心と嬉しさを覚えました。
ボールパイソンはアフリカ原産なので、日本の冬の気温は絶対に越冬出来ません。 確実に死にます。
ウチでも湿度管理を適宜に行える木製ゲージの中で 天面と床面ヒーター設置して常時26度以上、 加湿器での湿度管理(熱帯雨林に住んでいますので)もして暮らしており、 カミさんからすれば究極の美容ルームでぬくぬくと暮らしております(笑)
一番ペットとして認知も愛好家も多いのは一般的に犬と猫がもっともな例でしょう。 インコとかハムスターはちょっと割愛します。
大型犬ではない限り、言い方申し訳ないですが 「愛玩動物」という人間のエゴ最優先で一緒に暮らしても問題ないペットも多いと思います。 実際大型犬でしつけなってないのは恐怖以外何物でもないですし (それどころか何かあれば事件になるので飼い主はしっかりしつけるのです)、 逆に小型犬は別段害が無いので「しつけなってねぇなこの犬」っちゅうのは正直ままありますし(バカ犬=飼い主もバカと心の中で思ってればそれでOK)、 いずれにせよ世間に認識されている分他人に与えるハードルも低いのは事実です。
インコとかハムスター割愛したのは一緒に散歩出かけられない (他の人と触れる機会がその分少ない)ので割愛しました。
鷹やフクロウはしつけの徹底で一緒に外出られると思いますが、 その分大型犬と同じ教育の必要性がありますしね。
物凄い失礼な言い方承知で言えば、 小型犬はそのしつけないがしろでも堂々と外闊歩できる 良くも悪くも最たる例でもあるわけです。
爬虫類愛好家はマイナーな分、 他の人にどのような印象を与えているのか理解している、 そしてその生き物も本来野生種で人との程好い距離感を 常に必要としている事も十分に把握している方が多いです。
ゾウガメくらいじゃないっすかね、 外散歩連れ出しても好意的に観てもらえるの。 イグアナやナイルモニターも人によっては怖いでしょうし、 ましてやヘビは恐怖しか与えないのが現実です。
ましてやヘビは肉食です。マウスやラットを丸呑みします。
前にも書きましたが、私はそんな彼らの業を背負う覚悟で飼い始めました。 マウスは需要が多いので流通量も安定していますが、 ラットは各種飼っている個体の大きさに合うサイズの流通は不安定な為、 生餌で入手して適宜な大きさになったところで 私自身が〆て冷凍保存で確保しています。
飼ってるウチの家族からすれば食べてくれた安心感が勝る食事風景ですが、 人によってはその光景は世界残酷物語でしょう。
それも猛禽類に比べればまるっと飲み込んじゃうのでスタイリッシュですし (猛禽類はついばんで食べるからスプラッターホラーですw)、 イグアナやリクガメの方がベジなので、野菜の相場時価結構影響するので、 私としてはミッキーマウス丸呑みの方が楽でいいんですけどもねwww



が、最近この分野にも上の愛玩動物の延長線上で入って来る人が多い気がしています。
「いう事きかない」「気軽に触れられない」「無駄に寿命長くて飽きた」
これで爬虫類勝手に放つのはやめていただきたい。
その子らは日本の冬越せないです。絶命します。
世間の目が恐怖と忌みであんまりです。
失礼承知で書いた「バカ犬=飼い主もバカ」に甘んじててくれとも思いますが、 むしろそんなバカは最初から生き物と共に暮らす素質すらありません。
バカのせいで犬もバカになってしまうようでは犬も可哀相です。


2022年11月8日火曜日

Distant Dreamer。


1年、早いわなぁ。
今でもひょっこり現れて外立ってるんじゃないかって思うよ。
この回し蹴りしたくなるようなニヤニヤ顔で。
実際何度も蹴り倒してたしww



お前が生前超おススメしてた空条ジョリーン編、今やってるよ。
俺原作読んでないから毎週観てるぜよ。

2022年11月7日月曜日

Empty Tankard。

夏にペイント仕上げた90S風グラデーションのBMW。
ジャーマンカラーのこれにスクリーンにウチの屋号入れて
これにてこの車体のプロジェクト、完了♪
Tさんご用命ありがとうございました!!

ジャーマンなのでジャーマンスラッシュで。
激シブなBMWなのにスラッシュなのは
私がそういう人間だからというのと、
Tさんもお好みはサイコビリーだからですw

2022年11月2日水曜日

The Way。

今や希少車(珍車?)となったHarris Matchless G80。
こちらの凹み修復とレストアペイント。

1987年から90年まで製作されたこのマチレス。
ROTAX製の内燃機を搭載して日本では村山モータースが販売していた車体。
当時村山は相当にこの車両に力を注いでいたようで、
こちらの個体も凹みの修正と天面のブラックに修正ペイント痕があったものの
それ以外の他の部分のペイントは下地も足付けも完璧で、
少し処理作業していて感心する程でした。
ただ、金箔のこのラインがくすんでいるのだけ、ですかね。
でもこれはある意味仕方ありません。
80年代当初ゴールドリーフと呼ばれていたアメリカ製の金箔は
実は金箔ではなかったからです。
アメリカは金沢箔の様に薄く伸ばす技術がなく、
代用として真鍮を用いていたからです。
更に言えばその真鍮箔の方が厚みもあるので作業がし易く、
むしろそちらの方が好まれていた事もあります。
未だインターネットもなかった時代、
本物の金沢箔を調達するのは情報含めほぼ不可能だったでしょう。
そして真鍮故に上の画面の様に金がくすんでいるのです。
世界中の文明が金を重宝した理由に変わらない美しさがあります。
これはタンクに施しても本物の金箔ならばくすみません。

という事で凹み修復してサフェーサー入れて
グリーンと黒の塗り分けまで終わったらライン入れます。
今回は金沢箔使用します。



無事貼り終えたら一旦箔の上だけにクリア筆でコーティング。
これ、いきなりガン吹きしたら
エア圧で金粉飛び散って他の部分にかなり付着しちゃいますから。
あので最終コートで飛び散らない様に保険かけておきます。

筆で少々盛り上がってしまうのと
タンク前の部分のエグリのその段差削り込んでも
形状からポリッシュで追い込むのはリスク高すぎるので
一旦5回程クリア吹いたところでその段差を水ペーパーで完全に落とし、
ついでにエンブレムのデカール部分も極限まで削り込んで平滑にして
もう1回クリアコートかけます。それが最終トップコートね。
グリーンで2発・黒入れて2発・金箔貼って5発・削り込んで3発。
この仕上がりまでにクリア12発入るんですよ。
カスタムペイント(これはレストアですけど)とはそういうものなのです。

H様お待たせしました、今週Yoko Tech持ち込みますね
(車輛の方は神田川のよこっつの所でレストアしてます)


50年代のTRIUMPHの内燃機を搭載したフェザーベッドフレームの
TRITONのアルミタンクへのライン引きとロゴ入れのご依頼。
ご存じの通りTRITONはTRIUMPHとNORTONのドッキングした造語。
という事はTRITONのロゴも正式なものは存在してしません。
検索するとこれみよがしにデカく描かれているものから
「これはどうなんだろ」というデザインのものまで
実に様々なアレンジメントのロゴが存在しております。
以前私が施したギャラリーからお気に召して戴いたようで
そんな経緯からの入庫でございます。
鏡やガラスにドロウイングしてるサインペインターの方々をホント尊敬します。
映り込んだ無駄に真剣な眼差しの自分にムカつくと共に
繊細な線引きしてる最中に鼻息でカンバスが曇る度に
「息してんじゃねぇよこの下等生物が!!!」
と、自分で自分をDisり続けてしまいます。
結果、完成と同時に自分自身が傷付きます(苦笑)

ロゴの大きさはNORTONのトランスファーと同じサイズにしました。
E様お待たせしました。

BMWのスラッシュフォルムのFRPタンク。
販売元はいつもお世話になっているRITMO SERENOさんですね。
普通の黒カラーだったんですがブルーメタリックにイメチェン。
最近世界中でBMWのカスタムが流行してる影響もあって
むしろBMWオーナーの方々の方がカスタムペイントされる事、多いです。
国産旧車はほぼ純正戻しという風潮ですかね。
これもまた「時代」なのでしょう。

昨年メットペイントされたSさんが来訪。
うおぉ!欧州から半年かけて日本に到着したんすね!!
納車おめでとうございます♪

セパハンで攻めまくりのカフェでもなく
ツインキャブのボンネでもなく
肩ひじ張らずに生涯乗れるシングルキャブ。
これがSさんが選んだ「アガリ」の車体。
このセレン板だけでもキッチュでスバラシイww
通称「松ぼっくり」と呼ばれてますが
私的にはスプートニクと呼びたい。

「日本到着1年以上かかるかもしれないなぁ」とか言ってましたが
結果私のGUZZIの仕上がりよりも先越されました(笑)
来年春にはツーリング、行きましょ♪

以上、今回はブリティッシュメインのレポートでござんした。
秋晴れの良い天気だと毎年この曲聴きたくなります。