今回レポート画像多いのでMV先に。
S氏より依頼戴いたビンテージメットBELLのカスタムメット。
70年代っぽいデザインでシンプルに見えて構築されたものがいい、との事。
数あるサンプルから2人で選んで、ではスタート。
インストールしたいデザインはこれで。
インストールしたいデザインはこれで。
先ずはご希望のルノーキャトルみたいなメタリックブルーに。
で、それ乾燥の72時間待ってからのスタート。
一度外した淵ゴム装着してライン通す位置を検討します。
左右シンメトリーにすべくセンター出しもね。
で、淵ゴムに沿ってマスキング貼っておいて
淵ゴム外したらその内側にマスキングテープ。
内側の方が淵ゴム来る限界点となりまする。
というワケでアウトラインの方は除去します。
これでグラフィック入れる場所の許容範囲は把握したが、
頬部分のリベットが左右で全然違う場所に打ち込まれてる。
右に余裕があって左に余裕がない。
まぁ、ビンテージメットなんざそんなモンなんだけども。
でもオーダー通りのシンメトリー目指すとなると
これのおかげで更に通す場所の制約が出来てくる
実際ペイントする帯幅と同じ。
全部で10色一気にいけるか?と思ったけど、
塗る度にマスキングするから段々上の色と次の色の境目とか
緑と青を交錯させる場所の位置関係を見失ってしまう。
あとここまでほぼ15時間ぶっ続けだったので
どうにか形にはなったが、
多色被せたのでところどころ強力なマスキングテープに負けて剥げた
(´・ω・`)
(´・ω・`)
と思っていたのだが、
「Muneさん、ラインの色変更してもらってもいいですか?」
とオーナーさんから提案が入る。
で、ご希望のマットフィニッシュでようやく完成です。
ラインの色は緑系青系だけでお任せかと思っていたが、
ここもかなりのこだわりがあったようで。
まぁこうなったら安全考えてライン1本ずつ(2色ずつ)やってはクリア入れて
じっくりやっていきますんで、
先ずはウチでラインの色10色、一緒に造ってみましょうか。
で、ロッドショーもあったのでここからはカメさん歩調で作業。
空きの時間見つけてはライン1本ずつじっくりとマスキングしてペイント。
クリア2発程入れて72時間以上放置。
また空き時間見つけてはクリア砥いで平滑にして同じ作業。
焦らずゆっくり丁寧にやっていきます。
オーナーさんきっちり気長に待ってくれて理解してくれてありがとね(笑)
このメット顎の部分で丸く場所ずらして色変えるのが
何気にシンプルな方がセオリー確立してるから難しいのね(苦笑)
久しぶりにレイアウト超絶悩みましたw
後ろのバランス・顎の部分の通すライン・円のバランス、
それら合わせてたら絶対どこかが辻褄合わなくなるのは目に見えていたので、
オーナーさんにも頭頂部のドット処理に関しては
「左右で絶対位置(ピッチ)合わないからそれだけはご勘弁を」
とは言ってた。
言った通りここ破綻したw
いずれ内装もリペアしたいそうなので、
生涯の愛用品になれば幸いです。