2021年10月8日金曜日

Stairway To The Stars。

火曜日に46さんトコから引き揚げてきたGUZZI、
金曜日に間髪入れず車坂下プロダクションの野呂さんのトコへ。
早く持って行かないと廃エースGUZZIに占領されたままになり
どこにも納品も引き取りも行けません故(苦笑)

国道4号線に面した2階建ての新店舗。
上が国道沿いのバイクのファクトリーに、
下がカフェになってます。

HOPPING SHOWERのテツさんが描いた壁面。
テツさんチェリーズに続く壁面2件目。
大物だけに結構な時間と労力かけてました。

本来ガラスにはかなり描いてきたテツさんですが、


今後はもう建築物もいけそうですw

こんな感じで川沿いの土手の地形を活かして
どちらもそれぞれ道沿いにエントリー出来る建物になってるんすね。


先ずお先にそのカフェでランチ戴くことにしました。
酵素野菜のカレーと珈琲のセット。
これがカフェだけどカレー結構スパイシー。
じゃがいもごろりと凄く柔らかいお肉。
サラダのドレッシングにコーンの旨味がほんのり。
正直美味しくてビビりましたww

これ、もう名前でしょww
「まだ」が付いてるのが秀逸だなと唸りましたわ。

石窯で燃料は何と薪。
土日は石焼きピッツァも戴けるそうで。
うん、これは今度は土日に顔出しましょうw





こちらは個室っぽいセクショニング。


こちらがメインのセクション。
あと右に更なるセクションがあり、
先程の個室と含め3か所のセクションから好きな場所でのカフェを愉しめるんす。
右のセクション地元の奥様方お集まりで談笑されていましたので
残念ながらそちらの画像は今回はナシね(笑)


地元ではそれなりにもう評判のようで、
滞在中も入れ替わり立ち代わりでお客さんご来店でございました。
美味しゅうございました♪
ってか納品引き取りの度にこのカフェ愉しめるの最高なんすけど!

店内からも会談で2Fへと上がれます。
こちらは販売コーナーですね。
置いてあるファニチャーやライトスタンド等輸入品が売られています。

預り中の過去のショーカー達も佇んでおられる。


おっ、お前は2018年のベストドメスティックアワード獲得の。
11月下旬はこのフレームのペイント期日までに終わるのか、
何かブースの中でゲロ吐きながら塗ってたなww
ベストアワードでその疲れ全部吹き飛んだの思い出した。

さて、お腹も満たされましたので打ち合わせしましょう♪

野呂さんにお願いするのはこのGUZZIの操作系最大のカスタムになる
ハンドチェンジとロッカークラッチ化。
GUZZIは戦後はハンドチェンジの車種は皆無なので、
これが最大のキモになる部分でもあります。
どうシフターを位置設定して、どうリンケージさせるか。
併せて私のポジションフィッティングもして戴く。
ステップ位置やロッカークラッチの位置を探るのですね。

同伴したカミさんもタンデム座ってもらって
ステップ位置を採寸。
カスタム車なのでこうしてステップ位置もワンオフで。
で、あと私のシート下のバッテリーケース作成もお願いする。
「GUZZIカスタムするの初めてなんで、結構ドキドキしますね」
「Muneさんバッテリーケースの形状とかってオーダーあります?」
このやりとり以前の会話でこの車体に跨った私を観て野呂さんが、
「完成前のラフなのにもうこの車体Muneさんに似合ってますね」
とお言葉を戴いた。
この時点で私はオーダーの答えを確定していたのです。
「はい、野呂さんに丸投げしますwww」

私が目指そうとしている雰囲気を野呂さん汲み取ってくれてるの、
このやりとりでわかりましたから。
ならばリアセクションやってくれたツネちゃん、
フロントセクションのケンタ、
総合プロデュースの46さん、
全部わかってくれてるだろうし、ならば新しい発想やギミック欲しいので
全員丸投げ出来たんですからね(笑)
野呂さん、新しい事へのチャレンジ意欲的ですし、
新鮮な分野に勉強熱心なのも知ってますので、
ここはやはり安心と信頼があるが故の「丸投げ」でいかせて戴きます♪

良き1日でした♪
そして超絶完成が愉しみです♬
野呂さん、後日当時のイタリア車や戦前車の資料、色々送りますね。
さ、明日から暫しこの車体の事は忘却して
仕事どんどん進めて参りまする。


この車体のコンセプトが
「昔の人が思い描いた近未来のモーターサイクル」
でも21世紀そうはならなかった近未来の形。
もうこれ造って5年も経っちゃったのか(苦笑)
せっせと螺鈿施してレジンでコーティングしてこさえたシフター。
これに埋め込まれた1939年のNY万国博覧会
これに出展されていたGUZZIの近未来カー、
この平和の祭典で翌年に勃発してしまったあの戦争、
第二次世界大戦が回避出来ていたのなら、という思いもこめた世界観。
違った方向へと進んでいった近未来のイマジネーション。
って感じでカスタムを進めていってたのです。
まぁンなもんホントは無いんですけどねwww

居心地の良いカフェの時間でそんな1939年を想いつつ、
本日は心地よい音楽と共に(笑)