2021年11月24日水曜日

Rotten to the Core。

「Muneさん何か車体で追加でしてもらいたい事、ないっすか?」
メタルワーク担当してくれてるツネちゃんからおねだり。
どうやら彼の乗ってるマークⅡ(ブタ目のワゴン)のリアゲート、
結構いい感じで「お腐れ様」なので、
これをバーターで塗ってもらいたいらしい(笑)


というワケで今車坂下の野呂さんのところに行ってる我が愛車、
これが戻ってきたらツネちゃんにパニアケースステー造ってもらおうかと
夜中にちょっとずつせっせとパニアケースをカスタマイズ中。

パニア側面に例のグランドセイコーのアルミパネル埋め込んだ。
槌叩きバフ仕上げの雪平鍋みたいなアレね。

一番最初の銀座和光の壁面製作の前段階で
試し塗り等の技法検討用で預かっていた試験用のパネル。
以降スイスのバーゼルやバンコク・シドニーと仕事こなしたのだが、
この最初の試し用のパネルとってあったんす。
で、「これ自分のバイクに使っていい?」って訊いたら
製作者のMAIOさんが「いいよー」言ってくださったので
埋め込んでみた、という感じでゴザイマス。

当たり前ですがこれ埋め込んだからといって何か効果あるワケではないです。
えぇ、まぁ単なる装飾っすw
自分のライフワークで携わったものを車体にインストールしてるだけっすww


我々業界の人間は自分の車体、ほぼバーターでやらないと
とてもじゃないが出来ません。
昨今ビンテージ車輛の価格はうなぎ上りに上昇していますが、
携わっている業界の我々は意外にもワーキングプアなのが現状です(苦笑)


業界内の福利厚生。
我々の世界のマネーロンダリングでゴザイマスw

とりあえずパニアも車体同様サフェーサーまででいったん終了。
来年春に全てに一気に色入れます。



腐ってるツネの車にこの曲捧げます。