2022年2月15日火曜日

MOTO NAVI誌。 



これもちょいちょい既出になってましたが、

手前の60年代のTRIUMPHのタンクは
1つ前のレポートのF様の色見本でお預りしてたタンク。
で、奥の現行TRIUMPH1100のタンクは
これ、雑誌MOTO NAVIの連載企画の車体のものだったんですね。

取り敢えず現行グラフィックのカッティングシートだらけなので
ちゃっちゃと地金まで剥いちゃいます。

無論最新なので下地に何も深刻なトラブルなんざございません。
ウチに来る半世紀前やそれより古い貴婦人方は
艶やかであるが故に過去に様々な歩みを辿っており
バツ1やバツ2(塗り替え)、それ以上も大勢いらっしゃいますから
それと比べればこれはまだまだ純粋無垢な娘でゴザイマスw

「色どうしましょうねぇ?」
「んー、今入庫してるアラスカホワイトのこれとかどうです?」
「あ、新旧オマージュっすね!それいいかもです」
という事でたまたまあったF様の色見本観て一発でこれに決定。
とはいえオリジナルは半世紀の黄焼けと退色のオーラが凄いので
こっちの現行はホワイトもオレンジも鮮やかに設定。
エンブレムは12月にやったばかりの紫羽根タンク同様、箔で。

あちらは銀箔にペルラージュ加工(スピニング)しましたが、
こちらは色から銅箔をチョイス、ペルラージュは無しでいきます。

黒縁は筆でやるのは一緒です。

オレンジの縁取りのゴールドは前のF様のトラ同様フリーハンドね。

2月末に箱根のバイカーズパラダイスに展示する事になっており、
その前に組み上げて雑誌用の撮影も控えていたので
ちょっとスケジュールがタイトでしたが
どうにか完成。

ビンテージではなくカスタムペイントなので
こちらは無論鏡面仕上げです。



うん、時間タイトな中で良く纏まったと思います。

ここで改めて新旧並べてみた。
リブの立ってるところにクロームのカバーがつく旧型に対し
ステンベルトが奢られる新型。
色味おじいちゃんに比べて鮮やかにしてるのお分かりになるでしょうか。
そのままのインストールだと新型には佇まいが「重い」と思ったので。


この企画車体、3月中は箱根のカフェ「バイカーズパラダイス」に
展示されているようです。
雑誌は3月末の発売だそうで。
取り敢えず間に合ってホッとしてます(苦笑)
MOTO NAVIのTさん、ご用命ありがとうございました♪

少し身体がガタガタになってきたので休みたいのですが、
今週いっぱい鞭打って来週ちょっとペース落とさせてもらいやす。
じゃないと死んでまう(苦笑)


現行生娘だったからIRON MAIDEN(笑)
でもメイデンは初期2枚のポール・ディアノ時代が好きっす。
ブルース・ディッキンソンからの作品も好きは好きですが、
やっぱ私は基本の血がパンクスなんだと思いまする。