F様よりご依頼の英国製パニアケース。
当時の英国の写真とかでは観た事ありましたが
ここ日本では現物初めてみました。
これを愛車TRIUMPHとカラーリング合わせるべく
レストア&ペイントスタートです。
郵便ポストみたいな朱色を剥離して地金磨き。
その理由はすぐに判明。
スクエア型の平面構造で中にも補強ビームとか入ってないので、
この薄い鉄板だけだとペカペカ動くんすね(苦笑)
それでパテ入れて締めてたようです。
地金のままだと確かにビードロみたいにペカペカ煩いw
鉄板動かさない為だけの処置なので薄くてもOK。
大きい方も動かない法則を見出す。
なので側面パテ最小限にする為にこっち全面盛りました。
これは私すぐに理由気付いたので
内側の引っ掛かりのエッジの干渉部分を削り込む。
いとも簡単にオープンする良い子になりました。
だがヒンジ外すと蓋が地面まで垂れちゃってとてもペイント出来ない。
ヒンジあるとしっかり開かない。
サフェ入れる前にプチピンチに陥ってタバコ吹かす。
フェンダーにワイヤー痕付くが
ここはウインカーがマウントされるので見えなくなるので大丈夫。
この上のビンテージのタンクが色見本のF様のトラ。
オレンジの縁をライン引きするちょっと前にお客さんが、
「某オークションで手引きラインは日本人には引けない書いてありますよ」、と。