2021年10月2日土曜日

Rust In Peace... Polaris。

前に少し触れたこのタンク
黒ベースは私が塗ったものではないので
何でここ塗装が捲れたのかは不明。
でもチェックしてみたところガス漏れではないみたい。
エイジングペイントなので
オーナーのタツヤ氏とディスカッションしたところ、
「リアル錆やってみる?」となりまして。

錆び風ペイントはもうウチのC65とか
魚肉ガレージの什器とかで結構やってきたしね。


普段旧車弄ってばっかのクルーしかいないから、
錆びの再現は地味に上手だったりする。

で、普段徹底的に除去すべき憎き対象であるべきものなので、
それを再生するとなると愉しくて仕方なくなるwww

「リアル錆とかペインターとしてアウトローやんけ!!」

「胸熱だぜ!!興奮MAXだぜーー!!!」

おぅ、大失敗しなきゃいいんだけどなw

さて、当たり前だが実際のタンクの地金が錆びては本末転倒。
穴開いてしまっては本来の役割が果たせなくなる。
それは「モノ」としては致命傷。
なので剥けて露出した地金を足付けしてサフェーサーを塗布しておく。

で、このサフェの上にワニス塗って鉄粉をまぶしていく手筈。
最初工房内磁石をズルズル引きずれば砂鉄集めるの楽勝と思ってたが、
やってみたら不純物というかゴミまで付いてきた(苦笑)
「ちきしょう、もっと純度高い粉が欲しいハァハァ」
結果、ジップロックの中で帯鉄をベルトサンダーで削る。
ただひたすら30分以上袋の中で帯鉄を粉砕していく。
純度の高い鉄粉がふんだんに精製されたw
これをサフェの上にまぶして定着させて。
後日毎日せっせとそこにポッカのレモン汁を塗っていく。

およそ1週間。
うん、育っておるw
もうちょっと錆進行させて同化させたいな。
でもって汁で赤く汚れればめちゃくちゃ本物になるであろう
ポッカのレモン汁買ってこようきゃっほーぃ♪


オーナーのタツヤ氏も私もノリノリなのだけども、
俺、ペインターとしてやっちゃいけない事やってる気がする。
俺、そもそも何目指してるんだろう。。。。
(´・ω・`)


くっそー!今聴いてもニックメンツァのドラムカッコえぇな♪
メガデスの歴代の中で一番独創的なドラミングで好きだったな。