2021年1月17日日曜日

BRISTOL DOCKS。

私がこの2輪の業界でペインターとして食っていけるようになったのに、
大きな「機会」を与えてくださった恩人が2人おります。

1人は元TR COMPANYの社長。
このお店でどれだけの車体のレストアペイントを任された事か。
国産・英車・イタリアン。
その全てが私の今のデータの蓄積となり
こうして全国区でお受けしてもレストアペイントが可能な礎になり。
HPのギャラリーの国産車は多くがTRさんからの依頼の車体。
そしてそれを見て全国のレストアショップからも依頼が来るようになり、
僭越ながら雑誌でも掲載して頂けるにまで至ったと思っております。

もう1人はサイドカー専門店BRISTOL DOCKSの池田さん。
まだ4輪の鈑金塗装と「二足の草鞋」でやっていた駆け出しの頃、
OPENしたてだったお店に遊びに行った際にお声をかけて頂き、
ここから私は本腰入れて2輪専門のペインターになっていきました。

サイドカーは法規制で2000年以降の新車で新規製作が困難になり、
ビンテージの組み合わせしか車検のある車体では生き残る事が出来ず、
結果こちらのお店に来る車体の殆どをレストア終わらせてしまった事もあり、
ここ10年以上ご用命を戴く事もない感じだったのですが、
久しぶりに池田さんよりご用命頂きました。


しかも一気に2台(笑)
構造変更の手続きと費用が困難な現在、
車検の無い250㏄でしか生き残る道が無いというサイドカー。
少し寂しくもあります。

池田さん、お預りします。

私のGUZZIなら年式的に構造変更容易だし、
側車のフレーム1本確保しておこうかな。
あいつなら先々サイドカーになっても似合うだろう。
その前に全然車体出来上がってねぇけどもw








STUPID CROWN、
現在イレギュラーのリテイクペイントの車体の入庫もあり、
このボート2台と合せて工房内パンパンです。
新規お預りは3月あたまからとお考えくださいませ。