新年1発目のペイントはモーターサイクルではなく
何と車メルセデスの内装のウッドという我が工房。
依頼主のE様より一式送られてきたのが昨年12月あたま。
ではでは先ずは現状拝見。
経年劣化でクラック入ってますね。
今は様々な材質用意されているので、
圧着の技術さえあればマホガニー以外でも
吸い込み防止も兼ねてとりあえずクリア処理。
うん、新しく貼り込んだマホガニーもそれほど色調ずれてない。
流石にここは私にはリアルウッド貼り込む技量はない。
オーナーさんに確認してここはカッティングシートで施工する。
今はシートでもリアル感かなりありますからね。
だが予想通り色味がわやくちゃ(苦笑)
違う色味合せる為にキャンディ4色準備。
更にそれらを各部で混ぜ合わせて塗っていくので
このパネルはウッドは無事でしたが、
やはり末端部分はそれなりにダメージあったので、
ダメージ隠しと深み出す為にグラデーション入れてあります。
これは当時物オリジナルのウッドだったので
他に合わせて同じくグラデーションを。
スイッチコンソールの穴の周りもエアブラシでグラデ入れてあります。
まぁ言わなきゃここだけカッティングシートだとはバレないでしょう(笑)
ここで言っちゃってますけどもwww
細いウッドもエアブラシでグラデーション入れて統一感。
こちらの取っ手はカッティングシートですが、
色調合わせて深み出せばこんな風に馴染みます。
ここで言っちゃってますけどもwww
最後に赤のキャンディ薄く入れて「色気」出してフィニッシュしてます。
あまり赤味とグラデ強調するとアメ車みたいになっちゃうので控え目に。