1950年代のMOTOBIのレーサーを再生すべく
昨年よりプロジェクト進めておりました。
完成形はほぼこんな感じになります。
先ずはベースのタンク獲得。
うん、中々やられておる。
ペイントの回数少ないけどその分地金かなりダメージ追ってそう。
ここもツネちゃんにお願いします。
しかも狭くて手入れたら見事に様々な突起物で指切れました(苦笑)
BMWのミュンヘナーモデルもそうですけど、
手がロクに入らない&どうせ観えないが故に
何度も塗り直されてるタンクとか
トンネルが細くて狭ければ狭い程に過去の人誰も綺麗にせず、
結果このトンネルが「蔵王の樹氷」みたいになっちゃって
手を入れるのも危ない位ガジガジになってる個体メッチャ多いです。
これはウチでは絶対に均します。
私小柄だから手入るし、なにせ意地です。
案の定地金結構な錆食いだらけでした。
ペイントの色見本預かるまで時間ありそうあので、
黒錆転化で今回は対応。
地金まで剥いて添加剤をまんべんなく塗布。
そのまま5か月以上放置して赤錆発生しない事を確認。
これだけ放置すれば錆の侵攻はもうないでしょう。
なので成形に入ります。
大きな凹みはありませんでしたが、タンク全体に絶妙に凹んでる箇所だらけ。
砥げていない箇所が絶妙な凹凸。
酷い凹みは流石にパテ処理しましたが、ここまで絶妙だともう1回サフェ吹いて
今一度手砥ぎでライン出した方が良いかと。
パテは素晴らしい成形材料ですが最小限にはしておきたい。
うん、これなら大丈夫でしょう。
アールしかないタンクですが