連れ帰って以降、毎晩1時間ずつ遊んでます、RUMI。
先ずは持って来てネジというネジ全部にCRCビタビタに吹き付けて
およそ10日放置プレイ。
あ、遊んでないねw
先ずは持って来てネジというネジ全部にCRCビタビタに吹き付けて
およそ10日放置プレイ。
あ、遊んでないねw
10日経過して各部軽く回してみる。
半分以上がCRC浸透してすんなり回った。
こいつ、ホントに納屋にいたっぽい。
鉄部品錆は出てるけど粉錆びだし(根の深い深刻な錆がない)、
70年以上前の車体にしては10日で半分ネジ回るのも優秀。
まだ回らなかった半分は引き続きCRCぶち込みまくって
あてがってみたら
「あ、パネルだけじゃなくてパイプも若干内側入ってるやん」と気付く。
「あ、パネルだけじゃなくてパイプも若干内側入ってるやん」と気付く。
パイプ修正するの超大変だし遊びの範疇超えて大事なので
「ショーカーじゃないし自分のだし」で、
その入ったパイプに合せてステップボード切り込み入れて修正する。
技術を無駄な方向に駆使するwww
でもね、これ言われなきゃ他の人絶対気付かない。
我々プロが見抜くレベル。
お客様のお預かりであれば無論パイプ修正やるべき案件。
でも自分のじゃんね。
アルミがもう見た目「石」になりかけてたので
これ使うかどうかわかんないけど
使うかどうかわからんのは
RUMI専用のリプロステップモール売ってるんだけど、
これが1台分で日本円で5万もする。
左右3本ずつ計6本で送料入れて6万かよ。
こんなの1セット1万もしないで買えるVespa用で良くね?
自分のだしこんな場所のパーツ(走行に何ら問題ない場所のね)、
ぶっちゃけ何でも良くね?
ぶっちゃけ何でも良くね?
ホント自分のだとそんなモン、拘りないww
ただ、Vespa用はRUMIよりもラバーの高さが低い。
だからこれ使うか否かわかんないのが現状です。
ついでに同じくアルミなのに「石」に成りすまそうとしてるテール
あとボディと同色で塗られてるヘッドライトリムも
だからこれ使うか否かわかんないのが現状です。
ポリッシュにしちゃいましょうかね。
レンズに80%断裂寸前のクラック入ってる。
完全分断されると再生難しいので
超慎重に分解してレンズ摘出する。
適当なプラ切り出して同寸法にして嵌め込む。
CDケース使ったから両サイドリブが立ってる。
アクリル接着剤使えば元に戻る。
この接着剤は接着と名前にあるけど実際は「溶着」なので
完全に真っ二つにさえなっていなければほぼ完全体で溶着する。
溶かし合って繋ぐので強度も問題ない。
ただ、この溶かす際にその部分アクリルが白っちゃける。
それをなくる為に裏側から軽くクリア吹きつけると
アクリルの透明度が復活する。
照明にあてがってもクラックの痕ほぼ見えなくなってる。
オリジナルのこの中央にPARILLAのグレイハウンドのマーク、
これだけはしっかり残したかったので一安心。
ならばシート張り替えよね。
「これ海外では流通してるんかな」でeBayで検索。
「これ海外では流通してるんかな」でeBayで検索。
何とあった。
イタリアの業者が10セット製作して残り3セットだと。
取り敢えず急いではいないので
RUMIの型持ってるのか、頼めば今後も受注してくれるのか
メッセージで送ってみる。
RUMIの型持ってるのか、頼めば今後も受注してくれるのか
メッセージで送ってみる。
5日後返信が来た。
「10年前に10セット製作した物の残り在庫だよ。
もうこれ欲しがるのお前くらいしかいないよ。
だからこれ買えよ。
お前のサイト観たよ。
あのGUZZIぱねぇな!!
だけどRUMIはもうちょっと早く仕上げろよ。
送るからそれ観てモチベーション上げろよな♪
今すぐポチれよ早ょ」
もうこれ欲しがるのお前くらいしかいないよ。
だからこれ買えよ。
お前のサイト観たよ。
あのGUZZIぱねぇな!!
だけどRUMIはもうちょっと早く仕上げろよ。
送るからそれ観てモチベーション上げろよな♪
今すぐポチれよ早ょ」
確かにモノは凄く良かった。
裏側ラバーと同時縫いしてあるし強度も凄いありそう。
そして縫製も凄く丁寧でしっかりしてる。
そして縫製も凄く丁寧でしっかりしてる。
最初のレスくれるまでの5日間で私のサイト観まくったらしい。
「一応本サイトあるよ」
「一応本サイトあるよ」
「何!?お前こんなに豊富な車種レストアしてんのか!!さてはプロか!?」
という事で全バラにしてさび落とししてやる。
万力に挟んでカップワイヤーでゴリゴリすると
何故そこに気付かない。。。。
やっぱ腑に落ちないチキショーメwwwww
やっぱ腑に落ちないチキショーメwwwww
で、新品被せたら錆で汚れちゃうので保管しておく事にしたが、
その間スプリング丸出しで錆びだらけでめっちゃ汚い。
仕事中一時的にも物置けない位ばっちぃ。
カウンター横に居座っておきながら
私の仕事の手伝いすらしないのは何とも許しがたい。
あらまぁかなり簡単に綺麗な地金がお目見えになる。
こいつ、やっぱ屋根付きの納屋で惰眠貪ってたんだな。
要は黒錆ね。
赤錆と違って安定するからこれ以上錆ない。
赤錆と違って安定するからこれ以上錆ない。
拳銃とかに施す表面処理ですね。
拳銃は精度も大事だし擦れるし熱も持つからペイントは不可能ですからね。
だからガンブルーって呼ばれてます。
日本だと南部鉄瓶とか思い出してもらうといいかも。
一生涯錆ない黒鉄化というヤツです。
これで心置きなく上に物載せられるな。