2022年6月9日木曜日

テンヨー節。

先週と今週はハードモードな外装ばかりでした。

7層も塗り重ねられているのに
どういうワケだか7層全部同じクラシカルブラックという
下に何が潜んでいるのか怖すぎて失禁しそうなBMW。
違う色にとかで何層もってのはまぁたまにある。
でも全部同じ色って過去に何があったのか全くプロファイリング出来ない。
完全におびえながら剥いてみたが、
ほぼ凹みの修復歴も無しという地金の状態。
怖い、むしろこの結論理解不能で心底怖い
(´;ω;`)


浮き錆びで塗装膨らんでたCL72のフェンダー。
剥いてみればメッキの上から適当に塗られてただけ。
メッキ下に浮き錆び既に発生してたのに
構わず塗られた「観なかった事にしよう」仕上げ。。。
こっちで4時間かけてメッキ層削ぎ落す。
が、錆の根、凄く深い
(´・ω・`)

どうにかここまで磨き上げる。
シングルアクションでの研磨で酸化被膜もかなり形成されている。
これならどうにか持ちこたえる、かな?

とはいえやはり錆の根取りきれない。
お客さんにこれの現状を説明。
暫定今回これで仕上げるけどコンディション良くはない事ちゃんと説明する。
前の職人が無視したが為に多分手遅れ。。。


ブラスト屋さんが多忙との事なので
こっちのフォークボトムも結構な錆出てたけど
これもこっちで根性で磨き倒した。
でもこっちは素直に錆は根絶できました。
ま、ケースバイケースなのよね。

諸々全部トラブルシュートして本日納品廻り。

今度はヘルメットのペイントのご用命。
組み上がったスラッシュ現車初めて拝見しましたが
中々にカッコ良いですね♪
そして再三のご用命、ホントありがとうございます♬

そのお方と雑談してた際、
「多摩地区に凄く丁寧に整備してくれるビンテージモトクロス屋、
ありません?Muneさん知ってます?」
「いや、情報浅すぎて特定できないっすね」
そんな会話をして早稲田のYOKO TECHを後にして
次なる納品先の加藤さんの所へと廃エースを走らせる。
で、その方よりメッセージが来る。

「その店、匠Classicsというみたいです。知ってます?」
「まさに今そこに向かっていますwww」

よくわかんないけど、
お客さんが見つけ出したショップ同士がこうして繋がっているというか、
何と申しますか真面目にやってきて良かった、と
小学生並みにまとまりのない感想を抱いた次第です(笑)

帰りは何でだか気分が良く
ずっと車の中でエイサー流してました。
窓空いてるから何聴いてるのか外にダダ漏れだけどwww
てんよ〜てんよ〜しとぅりとぅてん♪



でもって見つけ出したのが
まさかまさかの超絶地元、越来(ごえく)のエイサー♬