2022年3月28日月曜日

Habits。

日中の音出せる時間でフライスクリーン付けちゃおうと
ちゃっちゃと作業しちゃう事にした。

程好く肉厚な鉄をL字に曲げる×4。
フライスクリーンのマイナスネジで共締めにするつもりなので
1個ずつ穴位置それぞれに合せてマーキング入れてドリルド。

4つそれぞれ穴位置合わせたら4つ全部万力で挟んでハンマリングで角度調整。
先ずは全て同じ角度から始めて
スクリーンの角度や取付位置でそれぞれの微妙な角度調整をしていく。

ばっちりなポジショニング確保出来たら
L字の無駄を切削したり削ったりして成形していく。
肉厚だからこれ位スリムにしても十分に性能を発揮できるでしょう。

寝かせると戦後の車体っぽくなるので
ブラフシューペリアみたいにほぼ垂直にマウント。
しかし取り付け部は円を描く様に3次元で。

元はシェルにアンメーター埋め込まれていたヤツを埋めたので、
どちらにせよこの部分パテ整形だから
取り付けステーも滑らかにスムージングしようかな。
うん、満足♪

そして悲劇が訪れた。。。。

翌日夜車体眺めたら
かつて物凄く探し回ってようやくギリシャのキプロス島からやってきた
戦前のBOSCHのレンズが割れていた
(´;ω;`)

このレンズ、異径の192パイという変則的な口径で、
たまたまリムも一緒に入手出来たので
通常の180パイのリムに覆い被せて
光軸調整用の3か所のステーでボルトマウントしていたのだが、
どうやらそれで疲労骨折してしまったようだ。
膝から崩れ落ちそうな位悲しいが、
疲労骨折してしまったという事は
走り出した時の振動には耐えられなかった事であろう。
やはり異径の戦前レンズを導入するのは無理な話なのであろうか。。。。

あっ、

そういえば10年以上前、この車体のカスタムオーダーで
同じく戦前のアメリカ製トラクターのレンズをインストール出来ないかと
そんなオーダー戴いて、


見事に現行のシェルにカットでインストールさせる事に成功した
下町の凄腕ガラス工房があったじゃないか!!

偶然にもこのBOSCHレンズ、あと2枚ストックはあるのだ。
ただ、そっちは192パイよりも更に大きい210パイ(苦笑)
これカット出来れば現行180パイのレンズに落とし込めるんじゃないか?


藁にも縋る想いで工房にレンズを発送してみました。
あとは職人さんの判断を待つのみ、です。