お預りちゅうのTRIUMPH T140タンクのレストアスタート。
先ずは地金まで剥くいつもの工程。
普通虫食いは水の溜まり易い底面に生じる。
うーん、って事はこのタンク屋外放置だね。
オリジナルのもう性能失ってる塗膜のままで。
で、内部既にインナーコートされてるので、
これ直した前の職人、観て観ぬフリしやがったね。
カップワイヤー使ってパテほじくってみた。
わーい、どんどん開通するやんけ
(´・ω・`)
インナーコートされちゃってるのでもう溶接補修がNG。
仕方ないのでオーナーさんにメッセージ。
ついでに英国車に通じてるADDICT CLOTHESのきだにんにも。
きだにん曰く英国製リプロがあるとの事。
正統派のリプロメーカーのやつなのでほぼ純正同様。
オーナーさん、これにリロケート快諾。
早速ADDICT経由で発注お願いした。
下の画像がその正統派英国製。
マウント位置も底部の溝の造形も純正そのまんま。
うん、これなら何も問題ないでしょう。
方や英国製のほぼ半額で売っているインド製。
ニーグリップの抉りも無ければ溝も適当。
で、これ絶対まんまポン付けは不可能。
ま、そういうモンなんです、インド製。
正統派がもう存在していない場合は仕方なくインド製使います。
で、これを純正然な仕上げにするにはどうすると思います?
車体入庫してもらってマウント位置確認して、
合わなければタンク切開してマウント位置作り直し。
抉りはパテ盛りで成形して抉り再現していくしかないワケです(苦笑)
それでもあるだけ有難いのかもしれませんけどね。
にしてもここまでのクオリティのリプロあるトラは羨ましい。
私のドカ単もアメリカのシドサイクル製が確かに存在します。
正直純正とどこも変わらない驚きのクオリティではありますが、
その値段も驚きの20万近くしましたw
だとしたら送料込み10万以内で現在も入手できるのは素晴らしいっす。
で、選曲はよくわかりませんがこれですwww