昨年9月に休刊になってしまった
モーターサイクリストClassic誌。
モーターサイクリストClassic誌。
こちらで連載途中だった高垣君のYDS3、
そのままWEBマガジンの「モーサイ」で継続する事になり、
私めがその外装のレストアを引き受けさせて戴きました。
各パーツ錆の「虫食い」は中々な状態。
とはいえ、ウチには形すら崩壊してるモノも多数来るので、
ぶっちゃけ「形」あるだけでもありがたいというものです(笑)
凹みや深刻な虫食いはあまり深追いせず(穴開くからねw)、
虫食いはPOR筆指しで息の根とめて、
凹みは地金耐えられそうだったので引っ張り出しの後鈑金ハンダ。
虫食いはPOR筆指しで息の根とめて、
凹みは地金耐えられそうだったので引っ張り出しの後鈑金ハンダ。
タンクのトンネルは今後の防錆の方を重視してPORがっつり。
PORは上塗りの食いつきが悪くなるデメリットありますが、
トンネルに関しては脱着で出来ちゃうひっかき傷よりも
錆びさせない、を最重要課題とします。
PORは上塗りの食いつきが悪くなるデメリットありますが、
トンネルに関しては脱着で出来ちゃうひっかき傷よりも
錆びさせない、を最重要課題とします。
その他パーツはブラスト経由だったので、
ありがたく悠々と裏側全部にPOR塗布です。
状態良いとはいえ、この虫食いの有様です。
あくまでもウチに来る他のケースと比べて状態が良いと言ってるだけで、
DIYユーザーだと絶望ビリーな錆の深さでしょう。
身が粉粉になっていきますw
こうして2度の砥ぎまくり大会でどうにか平滑な下地を取り戻しました。
うん、滑らかになった♪
下地に概ね1か月は要します。
で、キャンディレッドなので先ずはシルバーっす。
で、塗ったっス。
一旦これでクリアコートして一時終了です。
キャンディは透けた色なので、塗り重ねの回数で色調が決まります。
という事はこのパーツ全部を同じ色調で塗らねばならんのです。
これにより作業中断数か月となっちゃいましたが、
今後はもう物流は大丈夫かと思われ。
コロナで仕事減ると腹括ったものの見事にその予想が外れ、
まさかのバックオーダー祭り(苦笑)
おまけに材料届かないと散々ではございましたが、
夏過ぎよりまた業務安定してきましたので、
これでクリアコートです。
当たり前ですが画像はクリア入れる前です。
当たり前ですが画像はクリア入れる前です。
いきなり完成www
高垣君、あとはレストア日誌で頼みまする~
曲だけでもゆったり目に。
一応年代をYDS3に合わせたつもり(笑)