2019年1月31日木曜日

珍しく子持ちライン引いてる動画。

BMWのベルリナー(ベルリン生産モデル)の場合は
子持ちラインの幅は間隔含め4:3:2㎜が黄金比。
こちらは太いライン引っ張った後隙間に2㎜のテープ貼って、
それをガイドラインに1㎜開けて子持ちを引っ張ります。
それで正確無比なラインを描いていきます。
無論正確無比なので何度もトリミングして整えます。

画像のはベルリナー以前のミュンヘナーモデル(ミュンヘン生産時代)で、
ラインがもっと牧歌的で5:5:1くらいの感じ
。感じというのは場所によってファジーという事。
こちらはより当時っぽくする為に太いライン引いた後
完全に目見当で子持ちを引っ張っていきます。
整え無しで筆むらもそのままの完全に「当時」っぽいドロウイングです。
要は「匙加減」です(笑)

フェンダーなので際(エッジ)見てれば位置関係はいけるので
太いラインはいきなり引いてますけど、
流石にタンクは先に外側にガイドラインのテープ貼りまする。

当工房ではこの仕上がりを「ゆるふわ仕上げ」と呼んでおります。
ニュアンスがインドの仕上げっぽいので怯む方もおりますが、そうではないのでご安心ください。
オーダーの際に「ばりかた」か「ゆるふわ」かお申し出くださいませ(笑)