2026年3月26日木曜日

Ghost Flames。

 Y様のZ900RS外装一式。
下地にカーボン貼り込まれているので
その上にゴーストフレイムス(透けてるフレイムス)のご依頼。


と、先ずは下地造りから。
純正外装(タンクはスチール・他はプラスチック)にカーボン貼り込んで
その上からレジンで閉じ込めているので
思いの外凹凸が激しい。
普段サフェーサーやパテで簡単に埋まるレベルではあるが、
いかんせんこの下地を利用しなければならない。


という事で凹凸なくなるまでクリア吹くしかない。
実質8発吹いてようやくなだらかなカンバスとなる。
どっちかというとその「下地」こしらえる方が大変だったりする。


デザイン落とし込むべく黙々と作業に没する。
夢中になり過ぎて左のRUMIのブレーキレバーが背後から私を刺して来た。

中々に鋭利な今の法規制では絶対アウトな形状をしておる。

「板垣死すとも自由は死せず!!俺田村だけど!!!」
叫び、暗殺未遂で事を得た。

危くRUMIにぬっころされるところだった。
氏んでないので作業続行する。
因みに背中地味に痛いw

翌日ツナギ観たら穴開いてた。
RUMI、殺意強すぎないか?
あれか?ロシア皇帝暗殺したウイルクなのか!?
「早く革命(レストア)しろ」
という強い意志表明なのか!?


予定していたお前のレストア資金、
予定外だったGUZZIのミッション修理費用で飛んで行った。
あと2年黙ってそこにいろ。
(2年後にGUZZIの修理ローン終わる)
ないものはないw


五稜郭に金塊堀りにいくか。
脳汁がとまらんwww


ふざけてないで完成させる。


平たんなカンバスに描いているから
フレイムスは浮いてるわけではない。
最近はエンボス使って立体塗装してるペイントも多く観るようになったが、
あれはフレーク以上にクリア回数ぶっ放して埋めなきゃいけないので
塗膜の限界も相応にぶっちぎりで超えてしまうものになるので
私はあんまやりたくない。
ショーカーはいいけど、実際に乗る車輛にはリスク高い。

なので平坦な中で浮いて観えるようにするにはギミックを使う。
目の錯覚を利用したいわゆる「騙し絵」だ。
エッシャーとかマグリットの絵画のそれですね。

シャドゥ(影)をフレイムス本体に近づけてシルエットもシャープに描けば
フレイムスはカンバスから少しだけ浮いてるように観える。
本体から一定距離話してシルエットもぼかせば
フレイムスはカンバスからかなり浮いて観えるというトリックである。



夜の高速道路の灯りやGSなんかの水銀灯の下では
ゴーストフレイムスがかなり浮き上がってくると思います。



Y様お待たせしました。
中々なプロジェクトのご用命ありがとうございました!