先週もまぁまぁ色々仕上げて納品しました。
先ずはレストアの方から。
日本では珍しい車種かもしれません。
1960年代半ばに生産されていたDUCATI CADET 100。
ドゥカティがこんな小排気量の2スト造ってた事、
もしかしたらそれも知らない方も多いかもしれません。
何だかオリジナルよりも遥かに黄色ライン太い。
まぁどれがオリジナルなのかわからなくなる位ある(苦笑)
あ、これはライン黄色だね。
当時のカタログ。
色々資料とか画像漁ってみたんですが
こうなってくると解像度低くても
ぐぬおぉぉっ!!
めっちゃ潰れたままめっちゃパテ入ってるやんけ・・・・

そして世界中の小排気量の定め。
結果、左右どっちも結構な凹みあった。
勿論引っ張り出した。
そしておびただしい数の錆の虫食い。
貫通する程ではないが結構深いので
PORで封じ込める。

おそらく年落ち程よき時期に雨ざらしにされてたんでしょう。
タンクの底部分かなり激しく虫食いだらけ。
一応水没テストでエア漏れなかったので開通はしてなかった。
がっつりたっぷりPOR塗って永久に封じ込めます。
まぁそんなこんなで完成。
タンクのトンネルが歴代の杜撰なペイントのせいでガッサガサだったので
徹底的にこそぎ落としてPORで錆止め。
これで手突っ込んでもガッサガサで皮膚切れません
(歴代ガッサガサ繰り返すとマジで手入れると皮膚あちこち切れます)
同じエキモからの依頼だったのでまぁ良し、かな。

フレイムスの形状が丸型ではなく楕円形のスリムな感じ。
この形状のフレイムス、最近一番オーダー多いです。

フレイムス丸くて炎が細くて長いタイプっすね。
フレイムスは時代によって実は結構流行あったりします。
前に塗ったショーバイク以降しばらくこの形状のオーダーなかったんですが、
リバイバルですかね、最近ほぼこれだったりします。
勿論オールドスクールとかニュースクールの違いとかありますが、
20年前はこういう形状が主流でした。
フレイムスが何度も分岐したり
TATTOOでもこんなトライバル流行りましたよね。
フレイムスの内側にフレイムス仕込むという























