2025年2月4日火曜日

Laisse tomber les filles。

RUMIのパーツリストが届いた。
無論RUMIはとっくのとぅにこの世から消滅したメーカーだから
頼めば手に入るパーツが無いどころか
その頼む相手すらもうこの世にはない。

だが、自分で全バラしてレストア作業する際に
何処にどのパーツがどの順番で組まれていたのか、
これが確認出来るだけでも十分な役割果たすからね。
でも何故だかイタリア車なのにこの文献フランス語なんだけどねwww

さて、持って来てずっと各部ボルトにCRC吹付け続けて
今は概ね8割のボルトが緩むようになってるし、
ちょっとずつやりますかね♪
その前に世界中でRUMIだけが使用していた
四葉のクローバーみたいな「あたおか」な変則的なボルト。

全部で大中小3種類が外装メインで使われてるんだけど、

先ずはこの3種のボルトボルト回す為の工具から造らねばならんという
普通に生きてる人間からすれば有り得ないスタートなんだけどもw

これ、新車当初からメッキではなくパーカライジングだったみたいね。
ぶっちゃけネジピッチはの3国同盟の国だからミリ規格。
だったら外装RUMIはオール鋳物アルミ製だし
電解腐食無いんだからヘキサゴンのステンでいいんじゃね?思ったんだけど、
「この特殊ボルトこそがRUMIのアイデンティティなんだから」と
英国からこれ引っ張って来たBATの片山さんにボコられたので、
次は命無いとガクブルしてるので
どうにか丁寧に全部緩めて取り出して
再びパーカライジング処理しようかなと思ってます
(ウソです、片山さんそんな暴力ふるいませんw)。

ただ、ね。

既に山がっつりナメてるボルトもいるのよね~。
これ回す特殊工具なんざもうこの世にあるワケないよりも更に
こんな特殊ボルト、もう流通してないし。。。
どうすっかなぁ~(´・ω・`)

ま、これもまたレストアの愉しみ。