12月よりお預かりしてたDUCATI 750 F1外装一式。
純正外装は経年劣化でまぁまぁあちこちダメージ。
あれだけの戦闘的な跳ね馬ですからね。
振動も凄いからFRP外装とかマウント部分は全部クラック。
クラック修正しつつ元の塗り分けの寸法をしっかり採寸。
一番最初の位置無視して塗り重ねられていたので
皮肉ですが元位置採寸出来ました。
折角塗り直しなのでここでインナー錆取りやっておく。
塗り終えたタンクでこれやるの、気を遣いますからね。
正直折り返し部分とか諸々FRPまるで這入り込んでいない。
ここを自然なラウンド形状にすべく成形やり直す。
これもシルエット整わすべく成形。
アンダーカウルとシングルシートカバーは純正。
「これ、どーなんだろ」とも思ったんだけど、
オーナーに訊いたら
「もう造ってくれたFRP職人さん70代半ばなんすよ」。
まぁね、FRP業界とか一番の人手不足ですからね。
私のペイント以上に肺気腫になる可能性高いしで
若手の成り手いませんものね。。。。
それ鑑みるとワンオフで原型あるだけでも有難いのかも。
で、やる事満載だったけど画像無いのですっ飛ばして完成w
フロントフェンダーは社外品FRP新品だったけど
こちらも樹脂回し不足とかで「す穴」結構あり。
新品で40年前の純正品と手間が同じ位かかるのはちょっと考えちゃうね。
いくら新品とはいえ手間一緒ならばそれなりの価格となります。
それはもう仕方ないっすよね。
ゼッケン抜きもライト周りの自然なアールもOK。
中々の修正作業でしたがアッパーカウルも無事に完成。
本来DUCATIの赤はもう少し朱色寄りなのですが
オーナーの意向でフェラーリ同様の真紅、ロッソに。
カウル裏は引き締めるべく艶消し黒で。
こちらは流石に純正プロダクション品。
しっかり治りました。
ロッソに合わせてグリーンも本来白黒濁り結構あるんですが、
こちらもキャンディに近いグリーンに変更しています。
エンブレムに象さんマークが付くのがこの時代の特徴。
オーナーさんアルファロメオ店の代表なので
アルファのエンブレムのミラノのヴィスコンティ家の紋章のヘビを。
廃エースいいぞwww
最近4月13日のJOINTS車輛で追いやられているので
それ終わるまではレポートもUP出来ないんす。
久々に大物レポートあげた気がします(笑)
さて、JOINTS終わったらいよいよ入庫待ちの方々に
順次入庫のお知らせ差し上げます。
もう6月までは既に埋まっていますけど
お待ちの方々、あと暫しお時間ご容赦くださいませ。