2024年6月4日火曜日

Power And Glory。

競艇選手芦澤さんのR9Tビキニカウル。
色合わせ含め車体ごとお預りしてた。
塗り終わって彼もレースウィーク終わって
いよいよ取り付け納車。
「R9T用のカウルだからすぐ取り付けられるんじゃないっすかね?」
午前中に来て2人でフィッティング。
結果2時間近くかかってようやくセッティング完了。

ステー装着して仮組でカウル当ててそっちもボルトマウントして
位置を少しずつ合わせてベストポジションにリロケートしながら
位置が決まったらカウル側のボルト8本を1つずつ外して
ロックタイト(緩み止め剤)塗布して閉め込み直して
(カウル側プラパーツなのでトルク掛けるのはご法度、
なのでこの商品説明書にロックタイト必須とありますからね)、
カウル側全て終わったら次にステーを締めていき、
スクリーンは極力指紋つかない様に注意しながらセットして。
この位置合わせ曖昧なままロックタイト塗るとボルト挿し込むのに難儀して
結果カウル裏側ロックタイトあちこち付着しちゃったり、
全部の箇所強烈に締め込むと他の箇所位置合わなくなったりするので、
仮組から1本ずつ締結していくのが社外品のセオリー。


「専用商品だからもっとポン付けなのかと思ってました。
これは今後バイク屋の工賃納得しますわ」
そうなんす、よく皆さんが思ってるように
ポンではいかない事も多いのですえ(笑)

因みに芦澤さん、ミニサイズのトルクレンチ持参で来た。
このへんは流石は競艇選手だなぁと感心しましたです。


些細な箇所でもトルク管理、大事。