2022年10月1日土曜日

RED RIVER ROCK。

さて、エグリタンクのマッハの作業。
オイルタンク内の錆取りもお願いされていたので
真夏の8月にストーブ引っ張り出して錆取り剤入れて煮沸する事2日。
流石に工房内45度超える温度に私逃げ出す(苦笑)
実はガソリンタンクよりもオイル粘度高いので
錆取りは地味に苦労します。

どれどれ?


オイルと結託した塊状の錆いっぱいだったので
ここまで除去出来ればOKでしょう。

タンクはリプロなので最初から十分に綺麗なコンディションですが、
オイルタンクとサイドカバーは年式なりの錆結構出てます。
なので先ずは徹底的な磨きによる酸化被膜形成と凹みなどの下処理。

サイドカバーもオイルタンクも裏側は磨いた後POR。
ま、ウチではもう定番のメニューですね。
上塗りの食いつき悪いのであくまで裏側だけにします。
でも年数経つとこの裏側PORは相当防錆効果で効くと思います。

下地が終わればペイントは意外と進行早いものです。
先ずは赤キャンディを。
因みに白い方が同じマッハの350SSのもの。
マッハマッハ、ヴェロヴェロ、ノートンノートン。
同じ物集結するウチのあるある、です(笑)
白マッハの方はグラフィックこちらで入れるのでちょっと慎重にやってます。


リプロは裏側が純正より綺麗なので塗りやすいwww

さて、白い方グラフィックこちらでと書きましたが、
こっちはデカールキットお預りなのでそちらで。
無論デカールであればペイント料金はリーズナブルになります。
そして納期もその分早い。
が、こちらは実を言うと毎回初めてのデカールキットと向き合う。
要するにどれ位曲線貼りやすいのか、精度良いのか
貼ってみないとそれはわからない。
大体リプロデカールは素材が3M製かORACAL製である事が多い。素材ね。
この2大メーカーで概ねの貼りの「特性」は把握出来るんですけどもね。
でもやっぱやってみないとわからない。
このデカールの場合白シートの上に黒シートが被さって貼ってある仕様。
よって2重の場所の曲線の追従性がどちゃくそ悪い(苦笑)
このタンク前部の3次元の曲線貼り込みは格闘しまくりで
終わった時には超絶ぐったりしましたww

KAWASAKIの文字とオイルタンクの方は洗剤水使わずに1発貼り込みで。
洗剤使うと文字定着せず踊り出して大惨事になります。
なので斜めに指で気泡押し出す様に圧迫しながら1発貼りです。

洗剤水十分に乾燥させてから最後のトップコートクリア吹いて完成。


エンブレム取付用の穴は下地の段階でこちらで穴あけ。
塗り終わってから穴あけとかオーナーさん絶対手がプルプルしますものねw


K様お待たせしました、
72時間完全硬化終わらせた後発送しますね。
この度はご用命ありがとうございました♪



赤だからってだけの選曲ですww