3月に入庫したSUZUKIのGSF。
カラーリングはこのポルシェ356のカラーリングをインストールする事に。
この車は1958年だけど、55年に純正で採用していた
柿色、通称「テラコッタ」。
という事で先ずは下地こさえてオレンジまで終わらせる。
さて、ここからグラフィック施しましょうかね。
先ずは黒帯とサイドのゴールドの筆引き。
一番楽なのはYAMAHA。
全部直線でカット出来るから(笑)
そういう意味では次に楽なのはKAWASAKIかな。
Sだけが曲線だからまぁまぁ楽。
全部直線でカット出来るから(笑)
そういう意味では次に楽なのはKAWASAKIかな。
Sだけが曲線だからまぁまぁ楽。
理由はコスト削減の為。
筆で描くとエアブラシに比べて倍以上の肉厚が付くため、
それを鏡面まで埋めるにはクリアの回数も倍になってしまいます。
なるべくオーナー様の負担さげるべく
出来る限りの適材適所の方法論を投じます。
ならばクリア回数多い設定ですので
そこは最低限フォントは合わせます。
因みに442は4シリンダー4バルブツインカムの意味だそうです。
他のミーニングもオーナーさんは含ませてありますが
それはオーナーさんの心の内にのみの内緒ですので。
必然と筆でやることになりましたので
上の「Come Kamae」も同じく筆で施しましょうかね。
Kamaeはオーナーさんの生まれ故郷大分県蒲江町の意味。
Kamaeはオーナーさんの生まれ故郷大分県蒲江町の意味。
居酒屋すう兵衛は幼い頃からの地元の馴染みのお店だそうで。
そう、ペイントはオーナーそれぞれの独自の「自由」で良いのです。
あとはそれらが邪魔にならないバランスやフォント、
という有難いお言葉戴きました。
ここよく観る方はもうご存じでしょうが、
私は滅多にウチのロゴペイントで施しません。
タンク単品とかそこまで手の込んでいないメット単品とかでは
ロゴ入れ希望されてもお断りしています。
かなりオーナーと私でディスカッションして造り上げたものだけです。
同じ理由でお店のデカールとかも作りません。
「ペイント屋ならデカールじゃなくて描けよ」が信条です。
ですので以前、パニアケースに関わったショップのデカール貼ろうとなった時、
デカール無いので困ってエアブラシで描きました。
でもって天の邪鬼なのでデカール捲りましたwww
伊勢谷さんのHDの時ですね(笑)
で、今回は大物カスタムペイントですので
折角のお言葉に甘えてロゴ入れを。
でもそれの為にクリア回数増えてオーナーさんに負担増しは本末転倒なので、
このシートカウル後端の小さなパーツに入れる事に。
ここなら段差無くなるまでクリア入れても小さいので大丈夫。
しかもレイアウト的にも良いでしょう(笑)
21世紀以降の現行よりかは遥かに楽とはいえ
やはりフェンダー戻すのにホイール降ろすのは中々(苦笑)
まだデザインが曲線多様で柔らかいからしっくりと纏まります。
2000年超えての各種SSマシンはエッジの尖った鋭利なデザインが多いので
もしかしたらソリッドはインストール難しいかもしれませんね。
ソリッドをとにかく品格のある上品な仕上がりにするには
発色以前にクリアコートの「塗り肌」に左右されると思っています。
色がシンプルなだけに、水飴から引き上げた瞬間みたいな
しっとりした「ぬめり」。
これ成し遂げないと安っぽくなっちゃうと常々思っています。
90年代車特有の曲線美にぬるっとした塗り上がりの質感。
しかもこの独特の油冷エンジンの心地よい吹け上がり、
これから存分に愉しんでくださいませ♪
この度はご用命ありがとうございました。
余談。
F様より差し入れ戴いたこれ。
「ちょっと沖縄に用があったので買ってきました」
わあぁ、ありがとうございます♪
泡盛のリキュール。
何と珈琲とのフュージョン。
島酒は独特の味わいと香りあるのでソウルドリンクと言えど
「だ、大丈夫か!?これ。冒険し過ぎなんぢゃね?」
とか実は最初思っちゃいましたが(苦笑)
とか実は最初思っちゃいましたが(苦笑)
戴いたら凄く珈琲の深みと芳香と口当たりで実に美味しいです♪
ただ私、ボトル観た瞬間泡盛だし35度あるんだと思いまして
(普段も古酒35度や40度呑んでおります故w)、
(普段も古酒35度や40度呑んでおります故w)、
だから余計に味に島酒のパンチ来ると身構えてしまったのですが
実はアルコール度数10度ちょっとで、
この「35」は「珊瑚焙煎」という意味でございました。。。。
数値観てすぐさまアルコール度数と判断した自分が恥ずかしいですwww
F様、差し入れも本当にありがとうございました!!
こういうストローハットの似合う熟年になりとうございます。
煙草辞めちゃったけどもw
煙草辞めちゃったけどもw