2022年3月6日日曜日

Na Na Na。

ウチの魚肉の若い衆の1人、伊藤君。
中々珍しいYAMAHA BOLT(XV950R)に乗っている。
他にもR6とか所有しているがそれはサーキット専用。
なのでボルトが街乗りの愛機なんですね。

で、そのBOLTを何とセパハン化し始めたw

何したいんだ彼はと思ってたら相談にウチに。
「Muneさん、俺こいつにロケットカウル付けたいんす」
何、だと!?

クルーザーポジションのこいつにロケットカウル。
そいつぁ面白ぇぢゃねぇかwwww

で、私が提案したのがかの英国のAVONカウル。
VELOCETTEやNORTONといった
ビンテージレーサーには採用されてるものではありますが、
何でだかこれがBOLTに似合うと思ったんす。
で、海外サイト探してたらありました。
それもBOLTにおあつらえ向きなスクリーンがスモークなヤツ(笑)
絶対正統派ビンテージでは使わないであろう邪道なリプロwww

というワケで早速入手してツネちゃんところでステー製作スタート。






ツネちゃんには正統派英国車レーサーも何度か依頼してるので
サクサク作業進めていく。
おぉ、ヘッドライトはバードゲージ採用したのね。

で、こっち戻って来た。
んではペイント他各種やりますか。

先ずは出来上がったカウルステー各種は粉体ペイントへ。
これらは取り外し等でかなり工具当たるので
私のウレタンよりも強度の強いパウダーが正解。
というワケでいつもお世話になている茨城のBPナカヤマさんへ。

上がって来た。
うん、流石の安定した良質なクオリティ♪
ナカヤマさんありがとうございました!!

何度も取り外ししてフィッティング出すので
ステーが粉体なのは安心感ハンパない♪

格安リプロだっただけに仕上がりの精度最悪レベル。
まぁわかりきって買ったので
先ずはカウル強度出し&精度出ししましょうかね。

先ずはペラペラだった裏地の追加保護。

あまり貼り過ぎると造ったステート穴位置合わなくなるので
裏1プライ、表1プライ追加。

スクリーンとの合わせ位置も笑える程わやくちゃだったので
ここも何度もセットしては削る位置確認してを繰り返す。
これだけでも半日、50回はまぁやらなあかんです。

一番最初のフィッティングで伊藤君やてっぺー君ら若い衆が
試しすっ飛ばしてトルク掛けちゃったので
スクリーンのアクリル、割れちゃったんですけどねwww

割れないようにぴったりフィッティング出すには根気が必要なのです。

まぁどうにかなりそうな位まではフィッティング追い込んだので
割れたスクリーンは艶消しのカッティングシートでリカバー。
カウルとスクリーンの接点って実は結構汚れ這入り込んで
何だかんだそのまんまだと凄く気になるので、
スクリーンのその部分塗ったりして見えなくする方法取ったりするんですが、
これもう割っちゃったので上からカッティングシートっすw

カウルに埋め込むウインカーも依頼でスモークを。

うん、透かせばこれだけならばちゃんとオレンジウインカーでしょ(笑)

という事でペイント前のセッティングは全て完了したので

いよいよペイントへ。

で、夜に伊藤君にも来てもらって
2人で慎重に全ての位置出ししながら装着して完成。

大柄なBOLTに大型なAVON、やっぱ似合ってます♪
21世紀の最新型に半世紀前の英国製のロケット。

まぁ同じセッティングのBOLTは絶対にこの世にいないでしょう(笑)

興奮して私のシャーマン1号も並べてみるw
実はこの伊藤君のBOLT、私のドカからインスパイアされて
私がアフリカやマヤアステカ文明をインストールしてるので
「なら俺はエジプト文明制覇します」という
何が何だか理解らないコンセプトでペイントされているwww
しかし、誰も寄り付かなそうな2台が誕生してしまったな(苦笑)

世間の皆さま、
私ら全く悪人ではないので、
もし見かけても逃げないでください見ないふりしないでくださいww





伊藤君、唯一無二の自己のエナジー全開のこの車体で
存分に愉しんでくれ♪
いつか2人で流そう。
で、高速のSAでガン無視されて2人でむせび泣こうwww