2021年8月15日日曜日

多分ムンバイ。知らんけど。

インド製のリプロダクション、Velocetteのタンク。
とりあえずあまりにも「生鉄」過ぎてめちゃくちゃ錆びるので
ひとまず速攻でサフェ多めに吹く。
で、まぁ軽くサフェ砥いでみる。
わかりやすくするようにガイドコートで黒く汚して。



眩暈のするクオリティ(苦笑)
ハンマーで叩いた歪み&強引にそれをサンダーで除去した痕だらけ。
インド製リプロのペイントで下地処理料結構かかるのはこれだから。
鉄の素材買ったと思って欲しい。
とはいえここまで形になってるだけでも
半世紀以上前のパーツだと思えばあるだけ有難い。



半日豪快に且つ慎重に砥ぎまくる。
地金が出た場所は明らかに「基準点」より高い。
ハンマーでポンチングして基準点以下に落としていく。
やはりというか下部の溶接個所は右も左も歪みが酷い。
特に右のキャブのファンネル飛び出すための切り欠きの部分。
どうしたお前⁉と言いたくなる位低い(苦笑)
ここでやっとパテが入って整形してもう一度サフェになる。



そして今日この作業に没頭して思った事。
昼にワクチンの接種してやる作業ではなかった。
3千回以上シコシコして、
この気温なのに汗だくである。。。









自分にではなく、過去の大戦で命と引き換えに今の礎を築いた
英霊の方々に今年も感謝と哀悼の意を表して。