全体的に錆は酷かったものの凹み等のダメージは年式考えると軽傷。
唯一キャップ回りのゆがみくらいですかね。
ラインキットも出てはいるのですが、そこはまぁほら、海外製だし。
申し訳ないが精度悪すぎて貼り込んでたら絶対どっか破綻するの目に見えてましたし。
なのでラインはこのデカールに合わせて調色して
ペイントでいいですか?とオーナーに打診(苦笑)
というワケでラインのマスキング貼り込み開始。
サイドカバーくらいだったらデカールでも良かったけど、
ここはせめてタンクとペイントで合わせておきたいからね。
タンクのライン、片側ずつ独立ではなく、
こんな風に回り込んで1筆描きなんすよ。
だからこんなの海外製だと絶対破綻するよなぁ、って(苦笑)
良かれでペイントで施したんですが、
この「懸念」は何十個も何十年もやってきた私にしかわからないものだったみたいで、
ちょっとこの作業工程でオーナーさんと行き違いが生じてしまって
そこは説明不足で申し訳なかったです。
最後はご納得頂けて良かったですけども。
永らくお待たせしました、完成でゴザイマス。
このタンクのラインにしっかり沿ったライン再現したかったんす。
岡山からのご用命ありがとうございました。