よりにもよって反り返ったヒンジがアルミ鋳造品と判明し
修正不可能と判断されたワケですが、
どんだけ35年間で反逆の旗をひるがえしたかと申しますと
こんだけパンクロックしてやがります。
概ね30mm~35mmは反り返ってやがります。
1年間で1mmと単純計算します。
伊豆半島が日本列島にめり込んでる事態よりかはましですが
こっちはめり込むと間逆でベイルアウトしてやがります。
こんだけヒンジがせり上がると勿論閉めた時にボディのラチェットと噛みません。
ラチェットも「ゲタ」穿かせて一緒に上昇していきます。
という事は現在ラチェットも35mm程リフトアップしているというワケです。
ヒンジ単品で被害受けてる分にはまぁあれなんですが、
この35年で間違いなくボディの内側も拡げられてきています。
リアゲート付近、内装の天井とか窓枠のウェザーストリップとかが
Inch by Inch、Step by Stepでめくれてきております。
35年間へこたれるどころかまだ伸びようとしてやがるアブゾーバー。
ここまでくると褒めてやるしかないです。
一応ウェザーストリップダブルでかまして雨漏れは防げてます。
が、下の隙間から前述の様に上り坂渋滞とかだと排ガス侵入してきます。
死にたくないので四季関係なく時折強制換気です。
まぁ夏はクーラー無いので全部の窓全開ですけどね(笑)
「くそぅ、何とかしてぇ。。。。」
ダメモトでTOYOTAに品番でパーツ照会してもらいます。
ま、理解っちゃいましたが勿論もう無いです。
んが、凄い事に気付きました。
「国内はもう無いですがロシアとウクライナで造ってますよ」
我が廃エース、
タイミングチェーン関連のパーツは南アフリカで造っててそっから来た。
クラッチOHした時のASSYはUAE(サウジアラビア)から来た。
オイルパンは現在のものを修理したがサウジで新品造ってる。
で、今回はロシアとウクライナ。
何だかどんどん国産で無くなっていく。
早速調べてみる。
うん、確かにある。
でもマジで読めない。。。。
ボルシチとスパシーバとマトリョーシカしか理解んない。。。
しかし、昨今はGOOGLE翻訳大先生がいらっしゃる。
何とも便利な世の中になったものよのぅ。
試しにオーダーかけてみた。
ネットの普及はこういう時には有難いものだ。
支払いもVISA等のカード決済でOK。
んが、ここで一つ難関にぶち当たる。
フリヴニャかルーブルで物凄く金額が変わる。
因みにフリヴィニャはウクライナの通貨。
ルーブルはロシアの通貨。
どんくらい違うかと言うとルーブルならヒンジセットで¥14,000くらい。安い。
フリヴィニャだと¥70,000っちゅう額になる。
何このハイパーインフレ状態。
正直理解らんので備考欄に翻訳ロシア語で問い合わせする。
もう一つ物凄い難関。
ロシアの流通は各地方の配送所までしか送られず、
そこから先は配送所まで直々取りに行くか
配送所と応相談という流通形態がメインらしい。
カード決済OKなのに「国外発送!?何それ!?美味しいの!?」状態。
最寄の配送所、ウラジオストク。
遠い、メッチャ遠いわ。。。。
配送所は電話番号しか書いていない。Skypeね。
あー、確かにネットって便利ね~。
ダメモトでウラジオストクにSkypeで問い合わせてみたが
ボルシチとマトリョーシカとスパシーバしか喋れないワタシに何が出来ようか。
英語で何とかやってみてラチがあかなかったら切ってやろうと思ってたが
見事なまでに向こうからSkype切られた。。。。。
ヒンジが今でもある事だけは理解った。
だが、ヒンジ探訪の旅の終わりは全く見えてこない。
ワタシは今年入ってからPCの修理とかヒンジとか
今後絶対二度と使えないであろう知識の集約ばかりしているような気がする(苦笑)