PCご臨終で2014年下半期の画像データ等の一切が吹っ飛びました。
が、ここ路地裏と魚肉スピードWEBでUPされていた画像もままあったので
意外と再び拾える画像もあったのが救い。
オリジナル画素数が吹っ飛びましたが
アーカイブとして残ってるのだけでも有難い話でございます。
これを教訓にして今年は出来るだけ路地裏にマメにUPしておこうと
先程そう誓った次第です。
という事で仕事ネタでなくてすみません。
実際見た方はご存知の方も多いでしょうが、
我が廃エース、リアゲートがめっちゃせり上がっております。
所有してきた12年でもメリメリ上がってきて
車体側の「受け」であるラチェットに食い込み過ぎて扉が開かなくなり
仕方なしにラチェットにゲタかまして安易に開閉出来る様にしてきましたが、
もはやゲタの高さが50mmを超え、
という事はゲートの「チリ」も50mm断層みたくズレズレ。
車屋時代にショックを緩いタイプで同寸法のものに交換してみたりも試しましたが
それだとこのゲート超絶重いのでバーンと下がってきて危ない。
というか命持ってく気満々で怖い。超怖い。
ここまで重いリアゲートも何だと思いますが
それにバトル仕掛けて35年間持ち上げ続けてるショックアブゾーバー。
物凄いパンクロックな奴でほとほと困る。
絶対2人でも降ろすの困難なゲートの重さなので
知りつつも知らないフリして12年。
ついに屋根側のヒンジが反り返ってしまう有様。
車内もこれで歪んでるんでしょうな、内装が剥離し始めた。
それでもなお上から顔出してるゲート見て
「これ、いくらなんでも大丈夫!?」と皆から言われるようになり、
「ま、まぁあれだよ。X1/9ABALTHのエアインテークみたいなモンだよ」と
どこまでも苦しい言い訳しつつ自分をなだめてきましたが
上り坂の渋滞でゲートの下から排ガスが進入してくるようにまでなり、
これじゃエアインテークでなく自殺装置だわ死ぬわこれ、となり
ツネちゃんに改良のお願いをして参りました。
この男のドカジャン、背中に「鍛金」。
「概ね頭の中で図面出来ました」
メタルアート職人様、お願ぇしやす♪
多分こうしてるウチもこのショックアブゾーバーは
天空へとブチ伸びようとしてやがります。。。。
「Muneさん車体にホール開けちゃっていいすか?」
車体がこのまま歪んでいくよりは何億倍もマシです。
容赦なくやっちゃってください。
勿論この後同一穴開いた補強プレートを溶接して
二重構造で強度上げております。
こっちは垂直に当たるので補強は無しでもまぁいけそうです。
「角度長さ見たんで溶接しちゃいますね」
もう何でもしちゃってください。
「Muneさん光見ないでくださいね」
知ってます、これはワタシもやってますんで。
つっかえ棒、完成。
2本ともサクサク完成。
出店みたいで何か可愛い。
勝手にパリの蚤の市に出店に来た商人の車みたいだと
妄想に耽る。
んが、所詮は昭和の国産車だと斜め角度で思い知らされる。
パリの蚤の市なんかぢゃねぇ。
これは完全に竹槍だよw
チバラギ仕様の街道レーサーだよこれww
でも背に腹変えらんねぇんだよ。
もう頼むからこれ以上せり上がんないでくれよ。。。。
(画像ではまだアブゾーバー付いてます)
「あぁ、これで上り坂で排ガス進入で死ぬ事もなくなるのね♪」と
歓喜に小躍りしながらヒンジを1個ずつ外してみる。
片方ずつやったのは全部降ろしちゃうと2人では元に戻せないから(苦笑)
曲がったヒンジを炙って絞って水平に戻そうとしてみたものの
「うわっ、違ぇ!!これ鉄ぢゃねぇ!!!」
瞬時にツネちゃんが気付いてくれて炙りストップ。
事もあろうにこのヒンジ、鋳造アルミでやがった。
歪み取りしてる最中にボロッと逝っちゃう可能性、大。。。。
こうしてチリが合う事が一生涯なくなった廃エースw
アブゾーバー完全に無しだと重過ぎて上げるの面倒だし
ゲート占めても屋根のヒンジと下のラチェットだけしか接してないので
揺するとガタガタして何だか煩いし何だか頼りない。
仕方無しにアブゾーバーを1本だけ残す。
ゲートの重さが勘弁ならないので
リアウィンドーのワイパーモーター(これもクソ重い)やウィンドウォッシャーモーター、
そしてゲートの電磁ロックのモーターとほぼ全ての便利パーツを降ろす。
大丈夫。12年間どれも全部使ってないから(笑)
少しでも軽く開閉したいんだが、軽いと一生ゲートは降りてこないだろう、なぁ。。。。
もう、いいや。アバルト仕様って事で。。。。
SPECIAL THANX:ツネちゃん。