「Muneさん、地球に優しくないコイツでドライブ行きましょうよ」
「そうだね、地球に優しくないパンクロックなこいつは愉しそうだね」
これに比べれば全然現行車な廃エース。
「どうすか!?この加速。13Bは伊達ぢゃねぇっすよ」
軽快に排ガスを撒き散らすピックアップ。
愉しい(笑)
「全く普通の車だな、これ。超良く走るわ」
普段どんだけ普通ではない車に接しているかが伺える会話をする。
「これで魚肉で一番遅いトランポはなかじのF12だね」
「ロータリー舐めんじゃねぇぞってな感じだわ」
「わはははははははは♪」
翌日。
なかじがお礼参りに来た。
「よくも遅いとか言ってくれたな!!
俺のだって軽量化すれば見違えるぜ!!
アルミDOHCツインカムヘッドのアルファ舐めんなよ!!」
相当お怒りの様子だ。
お店の前に共産圏の車みたいなのが鎮座していてホント恥ずかしい。
「今にみてろよ!!俺のアルファだって。。。。」
そう言いながらウチの掃除機使ってウチの設備使って
なかじは軽量化をし始めた。
そしたら床に大穴が開いた。
ご愁傷様です。
60年代のブリキのロボットみたいなのがお店の前に鎮座していて
店主としてホント恥ずかしい。
軽量化してたのかと思いきや
穴の開いた車では可愛い女が乗ってはくれないと
そっちの危機感の方が勝ったようで
PORとFRPで床を貼り始めた。
結局重量増してる。
おじちゃんは自分のCB72を黙々とレストアしている。
なかじがドアノブ外して持ち込んでピカールで磨き始めた。
みんなウチを何だと思ってるんだろう。。。。
呼んでもいないのに矢部まで来た。
結局こうなった(笑)
アタマにチーズ載せるの、流行ってんの?
ウチの身内の犯行だった。
ホント恥ずかしい。
「おい!!写真はやめろって言ってんだろ!!!」
もうよく理解んない。
娘曰くフルフェイスらしい。
全く頭蓋骨守ってない。
バカ共の宴は適当に続くのであった。
余談だがなかじはアルファをバックで外通りに出してたら
ミラーぶつけて割ってました。
随分とパンクロックな軽量化するなぁ、と思う。