何か最近遊んでる内容ばっかだったので
一応働いてます的な内容で(笑)
今月納品の大物。
R90S外装一式。
取引先のSHOPさんがBMWも多い事から
実は今年この90Sカラーは結構塗りました。
RITMOの中嶋氏でお馴染みのデイトナ・オレンジ含め
今年1年で4台オールペンしてます。
過去含めると10台はペイントしてますね。
赤鼻仕様もそうですが、
HPのギャラリー観てエンドユーザー様は当SHOPを知るようです。
「類は友を呼ぶ」ならぬ
「グラデはグラデを呼ぶ」です。
おかげさまですっかりグラデで有名になりました(笑)
今月納品のゲテもの。
BOATRAPさんのチョッパー外装一式。
「何もしてないじゃん」、ですか?
いいえ、これでも塗ってますw
相変わらず面白い&変態なオーダーが多いです、
BOATRAPさん(笑)
しかし、だからこそこちらも面白いです。
今年も残りもう僅かですが、
ここに来てバカスカと入庫ラッシュとなっております。
皆さん大掃除の前に片付けておきたいのでしょう。
こちら外国製のアルミタンク。
バフが掛かって輝いていればまぁ問題無い(と思われる)レベルですが、
塗るとなるとあまりにもボコボコ。
というか左右でライン全然違ったり
タンク下でつじつま合わせがムチャクチャな形でされてたり。
あまりに酷いので修正が入るワケですが、
どんなに頑張っても結果下地が見えなくなるパテ成型っぷり。
それ位基準点すら無い。
年内には恥ずかしくないレベルに仕上げて納品しますです。
T田氏よりご依頼のBSA B50のタンク&フェンダー。
本来エンジ(小豆色)なのですが、
何故だかタンクだけがあられもない黄色。
これを他の外装同様、エンジにしてグラフィックも再現します。
この辺の単気筒はアメリカでも足バイクで人気ありましたから、
恐らくタンクは後からUSから引っ張ってきたのでしょう。
この黄色は西海岸では映えますもの。
でも他の外装が濃いエンジなので、
幾らなんでもこのままでは昔の南武線みたいですw
T田氏は赤鼻BMWやドカやら、以前にはサイドカーと
中々愉しい車輌でよくウチに遊びに来てくださいます。
1月いっぱいには終わらせますね。
ギネスビール、ごちそうさまです♪
H氏のBUGGERも早速フレーク入りました。
何せ車体も外装もデカいH.D.のロードキングです。
全部の外装は一気にはブースに入らないので
まずはパニアケースとサイドカバーから。
現時点ではベースのレインボーラメなので
多分日本一破廉恥なパニアケースです、これ(笑)
年内に残りの外装もフレーク入れて
がっつり平面に砥ぎ上げて
年明けからグラフィックに入りますね。
若きロッカーズ、エイジ君のTRIUMPHのタンク。
海外の新品リプロですが、
日本に着いたらもう凹んでます(泣)
梱包もまずければ輸送も粗雑なんでしょう。。。
海外はこういうの多すぎます。
本日エイジ君にも見て貰いました。
ま、気を取り直していきましょう!!
ペイントですが、正統派な当時っぽくかな、と思ってたんですが
エイジ君の提案にちょいとビックリ&興奮w
これは面白いコトになりそうです♪
ちょっと頑張るね~、エイジ君!!
重なる時は重なります。
もう一台TRIUMPH。
こちらはI氏のタンクで社外品当時物。
重なるシリーズですが
現在ウチにはVINCENTのタンクが全部で3コもあります。
因みに3コ中2コがトランスファー待ちです。
英国に発注しても「今クリスマスだから来年ね」で
英国は相手してくれません(苦笑)
先のエイジ君タンクといい、海外とのやりとりは
日本的やりとりは全く期待してはいけません。。。
でもって先のエイジ君もI氏も
実はT.R.COMPANYのお客さんだったりします。
重なるシリーズですw
これは形状からカタリナですかね?
だいぶヤレてますね。
では剥離してみましょうかね。
う~ん、前に斜めにエンブレム取り付けナットがいますね。
でもってタンク上には例のキャリア取り付けナットもいる。
社外でこれがお膳立てされてるの、見た事ないなぁ。
でもって側面の4つの溶接痕はなんじゃらほい?
あり?
反対側にも同じく4つ溶接痕あるわ。
もしかしたらタンクラバー取り付けステーを撤去した痕、かな?
これはカタリナではないね?
裏のタンクマウント見ても明らかにTRIUMPH用は間違いないんだけど、
このタンクの素性が理解りませぬ。
こんな斜めエンブレムも観た事ないし。
久々にロマンだね、これ(笑)
誰かこのタンクの詳細、知っていれば教えて。
棚の手前のカフェな車体は
某SHOPのカスタム車輌。
詳細は明かせませんw
「車体ごとあった方がペイントのイマジネーションも沸くでしょ?」
と、車体ごと預かったのも経験上初めてです(笑)
中々にアーティスティックなSHOPさんでゴザイマス。
T.R.COMPANYさんよりお預かりのモトコンポ。
フレームってばこんな形状してたのね。
とっても小さくて華奢。
そして何とも独創的な形状。
これ、今では運輸省の販売許可、出ないんだろうな~
いい時代だったんだね、昭和ってw
小さくてカワイイのはデカくていかちぃ~のと同じ位好きなので
俄然張り切ります、ワタシw
KAWASAKIのZ1000Rも入庫。
この辺の国産も最近よく入庫します。
ちゃんとオーナーに大事にされてるんですね~♪
身体の小さいワタシには似合わない車体ですが、
正しくそのカッコ良さには惹かれます。
空冷のデカい4発はワタシも余裕あれば欲しいです。
KAWASAKI車オーナーの方、ここは注意してくださいね。
男のカワサキ、タンクキャップ取り付け穴(ナット)ですが、
袋構造もへったくれもなく
タンク内に向かってぶっちぎりで貫通です。
ペイントの終わったタンクにそのままボルトで固定すると
ここからタンクと地金の間にガソリンが侵入し、
折角のペイントをぶよぶよにしてしまう事が結構あります。
社外パーツで対作品(ボルト)も売ってますが、
タンクにキャップを戻す際に
ボルトに液体ガスケット(パッキン)塗布してあげて
それからボルト固定すると
かなりトラブルシューティングになります。
昔、この辺についてカワサキ本社に問い合わせたところ、
元のオリジナルペイントでもたまに膨れてクレームになるらしく、
現行ならタンク交換で対応してくれるみたいなんですが、
カタログ落ちした車体だとそのクレームは「撥ねる」そうです。
流石は「男のカワサキ」です(笑)
3年ほど前より遂にカワサキもそこが袋構造になりました。
が、ZEPHERや250TR等、結構なラインナップが
このぶっちぎり貫通タンクです。
簡単な見分け方は、穴に向かってペンライトとかでライトオンして
タンク内部に光が洩れるようなら
この姦通、じゃなかった貫通タンクです。
ガスケット塗布という少しの心配りでペイントが守れますから
皆さん自分のタンクを確認してみましょ♪
そんなこんなでウチは大掃除は断念です。
年明けは正式営業前は魚肉メンバーに占領される予定です
11月に模様替えやっておいて良かったですw
おかげさまで忙しくさせて戴き、光栄しきりです。
そしておかげさまで
次期田村家レーサーは
アップハンの中途半端なダサいカッコのままですw
やってるヒマないです。。。