2021年12月18日土曜日

Saturday Night's Alright For Fighting。

カークラブジャケット。
映画「アメリカングラフィティ」でファラオ団が着ていた事から
通称ファラオジャケットと呼ばれている。

ヘチマ襟に絞られた袖。
その辺は同じ年代に生まれたスタジアムジャンパー、スタジャンと同じ。
違いはスタジャンは腰も絞られているが
ファラオは腰回りはAラインのワンピース形状となっている。

バイクや車はどうやら私は欧州と国産が好きみたい。
というかバイク小さなHONDA軍団以外は全部イタリア車だしねw
でも育ちが沖縄なのでファッションはどうしても親しみあるのがアメリカ。
もうこれは心の奥底まで浸透しちゃってるからどーしよーもない。



さて、私が10年近く愛用してきたファラオジャケット。
毎年シーズンオフの間にクリーニングに出していたのだが、
今回出したら背中のチェーンステッチの死神がめちゃくちゃ縮んで
何だかゴワゴワに硬くなってしもうた。。。。

以前大切にしてたハットを「出来ます」謳ってた店に出して
ボコボコのメケメケにされて戻って来た経験があるので
正直「またかよ」思いながらお店に持って行った。

「一応お預りして努力してみますが、
結果が伴うか否かは正直明言出来ないのが本音です」
と回答が来た。
まぁ理解ります。
ハットの時は「出来ます」「治せます」言ったのに
ザンネンな結果のハット目の前で
「これは治ってます」言い張られたよりかは
トラブルあったにせよ好感のある回答だと思う。


で、その間「出るかなぁ」でネットオークション物色してた。
ハットの失敗あったので正直私自身が諦めてたフシがある(苦笑)
個人的には思い入れのあるジャケットだが、
世間からすれば10年落ちのただの古着。
1万円もしない価格で出てたので即買っちゃったw
30年落ちとかになればまた価値上がるんだろうけどね。

因みにスカジャンもそうなんだけど、
当時物リアル再現するならスカルとか虎とか
少しデザインキッチュでちゃっちぃ方が「それ」っぽいのよね。
めちゃくちゃリアルなスカルとかだとオラオラ系になっちゃうというか。
ちょい間抜けな脱力モチーフの方がカッコいいと思うんす。
このカルチャーの人以外からだと何言ってるのかわかんないでしょうけどww



それから1か月、クリーニング屋のファラオも戻って来た。
「すみません、チェーンステッチ部分だけ何度も蒸気修復試みたんですが、
お望みの柔らかさには戻っていないかもしれません。
本当に申し訳ございません」
「いえいえ、数多の服お預りしてる以上
この様な不測の事態は起こり得るのは避けられないと思います。
むしろご尽力感謝します」
まぁ諦めてたのでこちらの対応も柔和だったのは事実。


驚いた、ほぼ戻ってるよ。
お客さんの満足度の幅が理解らない以上、
電話先でのこの対応だったんだ。
ハットの時の店とはまるで正反対の対応をしてくれた事に
むしろ驚きと気持ち良さが勝るケースとなりました。


で、2着になっちゃったこのファラオ。
新たに入手しちゃったファラオは
「どうせ俺小さいから確かサイズSだったろ」で落札したが、
オリジナルの元から持ってたファラオはMサイズでしたw


しかもSサイズとMサイズ、死神の持ってる鎌の柄の色が違う。
Sサイズは赤でMサイズは茶色だった。
で、事もあろうにこの事実に気付いたのカミさんだった。
私、ペインターのクセに気付かんかった
(´・ω・`)

一番ダメなのは私だという事が確定しました。
山本光学のゴーグルに続き
次はFUCTのファラオを収集する事にしますwwww