2021年5月9日日曜日

GREEVES。


FRPタンクの経年劣化のリフレッシュと、
フレームのペイントをご依頼戴きましたが、
「Egマウントの部分、タイト過ぎてもう降ろすのやりたくない。
なのでレーサーだし刷毛塗りでいいかな、って思うんですが」
との事。

確かにレーサーは機能美の究極なので、
刷毛塗りでもある意味「凄み」があっていいかもですね。
全部何でもかんでも綺麗にすれば良いというモノでもない。
過去に魚肉の森のSRも敢えてその仕上げしましたものね。


だが、流石にウレタンを刷毛塗りはかなり刷毛目出ます。
エイジング仕上げにはいいかもだけど、
一応なりでも綺麗に仕上げる方向なのでどうしようかな、と。

ですので、「指塗り」で試みてみる。

ニトリル手袋装着して、指先に塗料塗ってフレームをそっと撫でる。
硬化剤入れてあるので、乾燥終わればそれなりに強度もあるし、
滑らかなので結構綺麗に見えます(笑)
試しに後ろのセクション私が試みて作業しましたので、


特徴的なGREEVESのフロントセクションは塗料キットで
オーナーさんじきじきに指塗りを愉しんで頂く事にします♪

で、残りの仕上げの為の当時の資料も集まりましたので、
オーナー様に車体は引き揚げて戴いて

当時の資料でディメンション計測しつつ

これにて全ての作業終了です。
A様お待たせしました。

サーキットイベント等で2ストならではのサウンド、
是非とも轟かせてください♪







浅草ジンタ・デスマーチ以降、「昭和」にはまっとる。
彼女たちは数年前ロッドショーにお呼ばれされてましたよね。
相当な「場違い感」で彼女たちは困惑したでしょうが、
私的には最高にツボで一人大喜びして聴いておりましたw

黒色すみれ・キノコホテル・チャランポランタン、
渋めだとエゴラッピン・T字路s・踊ろうマチルダ、
そしてパイオニアのゲルニカ。
嫌いじゃないどころか、むしろ好みっすww