2012年5月25日金曜日

浅間火山レースとシーリーとコレダ。

先日ウチに群馬からエロ小説集団が来た。
何か降ろしてった。

HONDAのC92でないの。
何だか浅間火山レース仕様っぽくなってるし。
この自由奔放なモディファイは角ちゃんの所有物だね。
何となく弄りっぷりで判断できます(笑)

訊けば次オーナーRyozzy君への引き渡しの場所が立川なんだとか。
確かに仲介したのはワタシだが
何故ここで引き渡すんじゃ?

Ryozzy氏、到着。
角ちゃんから各種簡単に説明受ける。
Ryozzy君も簡単にしか訊かない。
旧車は何かあって当然だから
いちいちクレーム入れるような姿勢では付き合えない。
だから多くは訊かない。
と言えば聞こえが良いが
多分訊くのメンドくさいからだと思うw
角ちゃんも簡単にしか説明しない。
この旧車を即決で購入したRyozzy君の志を汲み取り
多くは語らなくとも問題ないと瞬時に理解したからだ。
と言えば聞こえが良いが
多分あれこれ言う程のスペックではないからだと思うw

桐高レーシングの「実働でちゃんと走りますよ」を真に受けて
ナンバー付けていきなり自走で帰る漢、Ryozzy氏。
単にトランポ手配出来てないのに即決しちゃた感が否めない。
仕方がないから立川で
テールランプが点くようにはしてあげた。

何だかとっても愉しそうだ。
多摩地区は今週も平和でございました。
でも反対に群馬はHONDA4スト愛好家から
角ちゃんはスズキの2スト、
鹿野ちゃんはヤマハの2ストと
何だかどんどん物騒になっている。
彼らの2ストはワタシのへっぽこエルシノアとはワケが違う。
怖や怖ゃ。

怖いと言えば我がDUCATI。
フレームメンバーの元バッテリーケース置き場、
今は何も置いてないリアフェンダーステーの箇所。
ああぁ破断発見。。。。
元は只のコの字型の板っきれ。
それに下部にビーム入れてドリルドして補強入れたのに
上にもう重いバッテリー積んで無いのに
補強入れたビームの横にキレイにクラック入った。
多分死にたがってる、ウチのドカ。
怖や怖ゃ。。。。

長い事お預かりして造形で苦戦し続けてきたSeeley。
ロゴはお任せという事でしたので
(というかTR社長のCB750レーサーのレタリング観て
あれをお褒め戴いていたのであんな感じで)
長い事お待たせしちゃってたので箔で行く事にしました。
長年所有していても決して飽きのこないよう
極力シンプルに贅沢に全てを仕上げていきます。

出来たです。
映り込みで変チクリンな歪みが出ない事に専念して
色はブリティッシュグリーン1色で極力シンプルに。
前回レポートしたGT750の仕上げの「肌」と対極の
完全なるミラーフィニッシュ。

凹み加工されている時って写真映えを考えないと
無理くり凹まされてる感ががっつり前に出ちゃって
解釈次第では非常にチープになってしまいます。
これを限りなくラインが破綻しないように自然にアールをつけて
滑らかに造形してあげるだけで映り込みの美しさが演出出来ます。
チープ感は逆に純レーサーみたいな
勝つという命題にのみ存在するハードコアなマシンなんかは似合います。
こちらはオーナーのE氏と色々ディスカッションして
こちらの仕上げとさせて戴きましたです。

因みにこちらのブリティッシュグリーン。
以前にNORTONペイントさせて戴いたS氏の時に採用したカラーで
長年色々なグリーン観てきてワタシが調色したものです。
結構拘って出したグリーンなのですが
これがおかげさまで好評で
TASTEのカフェでも採用して戴きましたし
E氏のシーリーでも採用となった次第です。
ソリッドも色味は浅くとも奥は深いです。

オーナーのE氏、こちらのNORTONインターと
VELOCETTEスラクストンと3車3様で楽しんでおられます。
スバラシイ♪

ド変態か初心者しか手を出せないと思われる58年以前のNORTON。
こちらのインターは極上でございました。
Seeleyも仕上がり喜んで戴けて光栄でございます。
悦び過ぎて次はヴェロ持ち込もうとお考えのようです。
トランスファー、か。。。。。(苦笑)
E氏、ありがとうございました!
今度ワタシの死にたがってるドカで宜しければ
ご一緒にどこか流しましょうw

大変ファニーなライセンスプレートの製作依頼。
車種はYAMAHAのYD2。
あら珍しい♪
音叉にヤマハ発動機。
折角なので昭和のホーロー看板風に仕上げて
こちらも段差一切無しの鏡面フィニッシュ。
一度鏡面で徹底的に磨いた後、足付して
かなりシャブシャブの薄いクリアでさらっと1枚コーティング。
細かいさざ波肌でホーローっぽくしてみましたです。

ご用命戴いた八王子にあるバイクショップ「蔵」さん。
一人きりもりでせっせと昭和のモーターサイクルを修理しております。
画面中央のYAMAHAにプレートが付くそうです。

昭和っぽくモノクロで紹介してみます(笑)
こちら、1957年製の鈴木のコレダ。
凄い凝った造形のナセルだなぁ。

これで純正ウィンカーなのですから
当時が如何にアメリカが勢いのあった国だったのか察し得ます。

配線盤がチープだけど超キュート♪
カラーになっちゃったw

コーションプレートも味があるなぁ。
下の赤文字のSUZUKIの書体は初めて観たです。
(プライバシー保護の為車体No等画像処理してあります)

テールランプなんかこれだもんね(笑)
キャディだよ完全にw
でも何か可愛いわ♪

そんなバイクショップ「蔵」のオーナー、田中氏。
「怪電波で顔だけはご勘弁ください」と必死です。
この逞しい二の腕で優しく丁寧にレストアしておられます(笑)
もしかしたら今後もこういう珍しき国産珍車が
ウチに入庫してくるかもしれません。
田中氏、ありがとうございました。
そして今後もよろしくお願い致しまする。

最近ウチに来店するようになり
愛車SRVを少し弄りたくなってしまったT氏。
前回のCRUIZにも参加し、
カスタムの方向性も少し固まりつつあります。
そんなT氏にオーダーされていたブツが届きました。

ビンテージトラクターのヘッドライトです。

トラクターは光の照射が広くふんわりなので
レンズカットが独特なのです。
でも何度観てもこのレンズカットはキレイでステキ~♪

ケースもいい感じでヤレてます。
白ペンキの飛び散りっぷりなんか奇跡的です。
多分納屋にトラクター置いたままペンキとか塗ったんでしょうな。
で、飛び散っちゃってたけど「ま、いっか」みたいな、ね(笑)
でも多分このヘッドライト。。。。。

まぁそうでしょうな、シールドビームでした。
しかも6V(苦笑)
無論、このままでは使えるワケもなく。
そこで鉄の芸術家ツネちゃんに℡。
「どっかガラスカット加工巧いトコ、ない?」
鉄の人に大変失礼な内容w
しかしツネちゃん、即答。
「あるっすよ」

というコトで一か八かではありますが
現在レンズ部のみ取り出しでカット加工依頼中。
上手く出来上がってくれば
これを現行の5.5インチに移植して使用します。
たかがレンズカットでも欲しいと思えば、理想を求めるのであれば
これくらいは加工・工夫をしなくては手に入りません。
T氏、レンズカット成功したらまたご報告しますね。






そうそう、CRUIZ Vol31の様子を
PHOTO ROCKのKazz氏が動画で編集してくれましたです。
9年CRUIZやってて動画は初めてだw
そして衝撃のラスト、あれはユーイチ君多分漏らしたでしょう。
でもってAMPの安食さん、メット被ったままコンビニ入っちゃダメ(笑)
Kazz氏、ありがとです~





さて、日曜日は原付プチツーです。
神田川慕情の愉快なVespaオーナーからも参加声明戴きました♪
トコトコ走るユルい車輛お持ちの方は是非ご参加お待ちしております~





ラスト。
廃エース、戻りました。
おかえり、廃エース♪

クラッチ交換したら入りずらかった1速がコクコク入る様になった。
シフトリンケージ周りがダメなんだとばかり思っていたが
まー旧車だしそんなモンだろとばかり思っていたが
何て事ない。
クラッチ廻り総ざらいリフレッシュしたらスムーズにギアチェンジする様に。
9年一緒に走ってきたが、
お前の事知り尽くしてるつもりだったが
本来のお前は全然普通にチェンジ出来る車だったのね。
恥ずかしいです。。。。。