2012年8月25日土曜日

夏休暇、戴きました その3

さて、遂に九州を離れる日が来ました。
ここから東京までSRと共に走って帰ります。
途中滋賀で1泊の行程。
先ずは朝イチ、あまりに気持ち良かったので
今度は単車で秋吉台。

平尾台と似たカルスト地形ですが

規模がやっぱこっちはケタ違い。
盆休み明けの平日朝なので他に走る車両はほぼゼロ。
空気も程よくひんやりしてて気持ち良い♪

ワインディングを軽く愉しみ日本海側の街、萩へ。

今回は滋賀で1泊して帰るツーリングなので
今まで縁のなかった日本海側に行きたくてルートを設定。
こんな機会が無いと一生走らないだろうし
もう一つ、昨今色々と隣国が煩わしいこの地域、
日本海は日本海であって東海だか韓国海だか朝鮮海だか
呼び名も定まってない「かの国」にいちゃもん付けられてるこの地域。
ここを改めて日本国の日本国民として走りたかったのです。
静観すればじきに解決、は日本国の風土でのみ通じる習慣です。
全く習慣も思考も違う他国との間では
この日本っぽい考え方では危険なのです。
我々の土地、我々の海はちゃんと我々が守らねばいけないのです。

しかし日本海、ちょっと舐めてた。
イメージでは何だか荒波の岩場の感じで
船越氏とか立ってそうなイメージだったが
砂浜も白くて海も超青くて綺麗。
勉強になりますw


しかし景観が最高デス、日本海。
萩から島根県の益田まで海岸沿いを抜けるR191号線。
程よく山間部に入りワインディングがあり、
程よく緩やかな海沿いが続くといった
走ってて全く飽きない素晴らしい道でした。
しかも通行量もかなり無いのでホント、気持ちいい♪

しかし、距離は相当あります。
実はメインは出雲大社への参拝。
なのでホントは中国道使って米子自動車道で出雲行くのが手っ取り早いんですが
まぁ、ね。
それじゃツーリングはつまらんでしょ。
しかも久々の完全ソロでのツーリング。
どこまで走ろうが休憩短かかろうが
洒落たカフェ入らず自販機でジョージア飲もうが
行き先を急に変更しようが
全部自分次第。
「そうだったね、単車って基本はソロのものであって
良い意味で孤独な時間を愉しめるものだったんだよね」
これを再認識。
勿論、いつもの皆で走るあの時間も文句なく愉しい。
そしてそれと同じ位、こうして一人でひた走るのも、愉しい。

最高の道だった191号に別れを告げて今度は9号線をひた走り。
こちらはまぁまぁ通行量もあって中々自分のペースとはいきません。
とはいえ少し直線に出ると譲ってくれる車が多数。
ワタシも抜き際に軽く左手で挨拶。
皆優しいなぁ♪
そして石見銀山に。
出雲大社まではあとちょいだね。


本当なら神様の集まる神無月に参拝する方が良いであろうが
まぁそこはこちらにも都合というのがゴザイマス。
出雲大社まであと○㎞と表示が出始め、
神の住む山々が近付きつつあった次の瞬間。
山の麓に一際大きく堂々とそびえ立つ日章旗。
大きく美しく、青空とのコントラストが眩しい日章旗。
走りながら本当に鳥肌が立ちました。

日本人として一度は訪れたかった出雲大社。
遂に到着です。
しかし日章旗が本当に青空に映えて美しい。。。。


だってほら、もうリアルNHKっす(笑)
実際はハンパなくデカいんですよ、これ。

人と比べてみてください。
圧巻です!!
昨今この日の丸掲揚ですらギャーギャー喚き散らす風潮もありますが
普通に素直に考えてみてください。
自国の旗、自国の国歌を愛さない民族がおりますか?
世界各国では普通に皆誇らしげにアンセムを唄い
国旗を誇らしげに振るではないですか。
何故だか日本ではこれを口にすると右だの何だの言われる風潮がありますが
これは普通の事だと思います。
世界ではこれくらいの愛国心は普通、中道なのです。
ワタシはこの夏の青空にたなびく大きく誇らしげな日章旗を観て
ただひたすらに日本を愛する者として心打たれました。
美しき景観の国の民である事に感謝しました。

さて、では参道を参りましょう。
因みに参道は真ん中は神様の通り道なので
人は参道の脇を歩くのがルールです。
出雲大社はこの参道の真ん中に
「松の木の根の保護の為脇をお歩きください」と但し書きがありました。
ダイレクトに禁止と書かないワンクッション置いた配慮あるこんな但し書きもまた
日本人っぽいなぁ、と。

神々の住む山を望みつつ


日本創世の像を拝み


只ならぬオーラを感じます。

説明書きを読んでふむふむと思ったが
絶対忘れそうなので
一応写真でパチリ、と(苦笑)

本殿は現在修復工事中。
とはいえ仮の本殿も十分ご立派。
願い事は勿論
「どうか今後共日本の平和をお守りください」

神楽殿も同じくご立派。
こちらでは家族の安全・安寧の日々を願って。

鳥居も荘厳で大きく神々しい。
参拝出来て良かったです。

堅苦しい話ばかりでは疲れるので。
ここ島根は観光大使の「吉田君」があちこちにおります。
結構人気者です。
ウチも子供らがよく観てます。
♪カバディーカバディーかかって来なさい恋の罠~
こちとらベテラン10年選手だ セパタクロー~~♪

出雲大社を出る瞬間。
暑さとブーツで歩き回った疲労からか
SR跨った直後に左足のふくらはぎが攣りました。
ああぁやべぇ。
左足だからサドスタンドも出せないし単車から降りれない。
全く動けねぇぇ(涙)
只ひたすら猛暑の中暖気してるフリするワタシ。
単に全く身動き取れないだけ。
♪俺は~ま~るで~ 東京タワー~~(by:吉田君)♪



さて、あわよくば鳥取砂丘も行ってやろうと思ってたが
このままでは滋賀に着くのが夜中になっちゃいそうです。
ここで中国道目指す事にします。
山の天気の目まぐるしさ。
ドカ雨に堪らずトンネル手前で車体を止めて一服したり
止んだけど落雷にビビって走行したり
あれれ?高速が終わっちゃったよで下道に降ろされたり
仕方ないのでまたまたワインディング走って広島目指したり
峠道で巡回してるパトカーが世界で一番意地の悪いヤツだと実感したり
お?三次って木谷氏の実家じゃなかったっけ?とか思ったり
中国道入ったらひたすらアクセル開けてひた走りなので
タンデムステップに脚後退させて超バックステップで走行したり
1時間以上アクセルのみでノーブレーキで走り続けるので
サービスエリア入る直前で何だか脚が前に戻り辛かったり
なもんだから毎回SA入る前に飛行機みたくギア(脚)出し確認したり
そんな或る意味貴重な「ぱなし」な運転も愉しみつつ
岡山と兵庫の県境で日没を眺め
夜間のブチ当たってくる虫と格闘しつつ
筑木氏のHIDの光量が抜群で安心感高いわ~、と感謝したり
大阪の夜景が観えた頃には
もう心境が完全にリンドバーグと同じだったりしながらも
滋賀に無事に到着。
そう、BERRY BADSで一泊するのです。

何とベリバではBBQして待っててくれました。
長いロード走って疲れて辿り着いてBBQとアルコール。
何か「EASY RIDERS」みたいっす(笑)
滋賀・京都のシーンを牽引する
KAMIKAZE PINSTRIPEのKamikaze氏と
石垣製作所のがっちゃん(敬愛の意をこめて敢えてがっちゃんと表記しますw)、
そしてベリバの恭平と4人で色々談笑しつつ
琵琶湖のほとりの時間を愉しませてもらいました。
Kamikaze氏、お互い同業同士の作業話は
こちらも刺激的で愉しかったです。
シーン全体を盛り上げる意味も含め
今後も互いに情報交換が出来れば最高です。
戴いたステッカー、ウチの廃エースに貼らせて戴きますね。
がっちゃん、まさか琵琶湖のほとりで某SHOPの話が出るとは思わなんだです(笑)
お二人方、東京来た際には是非今度は案内します♪

折角の恭平がフラッシュで完全に白く潰れてしまったので
サービスショットで5日目を締めくくります(笑)
本日の走行距離、880㎞。
いやぁ、走ったなぁ~~~