2010年3月16日火曜日

ぬおぉ!!!(驚)

ツーリングから帰って昨日、
ささ、仕事に戻るか~で車体を外に出してた時。

ワタシのSRがなんだかギシギシ音出してます。
金属が軋む音だね、こりゃ。
「あ~、どっかアルミ割れたか?」
まー、フツーにアルミパーツ疑いました。

でもね、自慢じゃないですけど
よくSRだと割れるよね~、言われてる
アルミのフェンダーやら電装ケースやら。
ワタシ、しっかりラバーマウントしてるので
この13年間割れたコトありません。
あ、フロントのフェンダーステーが一本折れたっけね。
あとウィンカーステー、か。
でもそれっきりです。
かえってスチールとかステンの方が逝きます。


で、よくよく観察してみると。。。


はわわ!!キャリアが折れてますがな!!!
溶接の根元がポッキリ、でした(泣)
























使用して約10年。
確かにここ、ラバーかまさないでリジット・マウントだもんな~
溶接箇所は確かに肉厚付くし熱入るので固いんですが、
そのすぐ後ろのパイプが完全に破断しとりました、両方とも。。。
やっぱSRは振動あるもんな。
10年。
その間東京から九州まで強行軍を3回。
重い荷物満載でツーリング数知れず。
Eg途中で載せ換えたが走行距離およそ8万km。
よく頑張りました。






このキャリア。
何故だか最近これについてのお問い合わせがままあります。




これはSR20周年イベントが新宿で催された際、
出展していたCHIC DESIGNさんとの話し合いがきっかけで
当時商品化されたモノです。



















この時のイベント当時はワタシはただの一般人。
カミさん載せてイベントに参加し、
何故だか賞まで頂いたイベントでした。
このイベントで各方面のショップの方々によくして戴き、
今の自分がこの道に突入しちゃったきっかけのイベントでした。



当時シックデザインさんはキャリアを搭載したSRのモデルが多く、
しかしその全てがプロトタイプで
商品化の予定はされておりませんでした。
シックさんのブースを訪ねたワタシは
このキャリアに食いついてしまい、
当時の代表だった田中ヨシさんを捕まえ、
キャリアがスバラシイみたいな話を興奮して話しました。
するとヨシさんものってきて、
「んじゃあ、ここは商品化してみようか!!」
「絶対売れますよ!!自分は買います!!」となり、
それから試行錯誤の後、
1年後に「出すよ!!」と連絡を受け、
喜んで注文したいきさつがあります。
が、他に需要が全然無かったようでワタシ以外にはあまり売れなかったのか、
ワタシ以外で装着車輌を一回も観た事も無く、
すぐにカタログ落ち(苦笑)
その後ヨシさんはどーしたワケか
急に陶芸家になりたい、で沖縄に移住(笑)
シックさんは若手に任せ
ヨシさんは沖縄でスロー・ライフを送るコトになりました。




















そんな経緯があるので
このキャリアには特別な思い入れがあります。
キャリアの角度もプロトタイプより上向いてるのは
人が降りた状態だとプロトの方がカッコいいのですが、
人が乗ると(特にタンデムだと)
少し上向きの方が荷物が安定する。
実用を考えた上での配慮です。
そんなヨシさんの配慮と努力が見え隠れしてるので、
後生大事なアイテムになってたんですね。




















余談ですが同じくSRのシート。
これはK&Hさんの商品なのですが、
これも当初はペイトンの有名なシートみたく
ライダーとタンデムの間に微妙な緩やかな段差のあるものでした。
で、実際ウチの夫婦で乗ると、二人とも小ぶりなので
ブレーキ掛ける度にカミさんが後ろから落ちてくる。
んでワタシがタンクへと押し出される。
信号で止まる度にワタシはタンクに乗ってる(笑)



で、K&Hさんに直接赴き、
世間で定番の「アンコ抜き」ならぬ
「アンコ盛り」をお願いしてフラットなシートを造って頂いたんです。
やはりフォルムがカッコいいから段差つけたのに
なんで段差なくすの?とは訊かれましたが(笑)、
理由をお話すると
「それはステキなモディファイですね」と
フツー、そんな個人の要望にはあまり応えないのかもしれないのに
K&Hさんはとても快くオーダーを受けてくださり、
結果としてフラットなシルエットが
よりクラシカルなイメージに繋がったり、と
おかげさまで満足のいくシートになりました。
だから賞を頂いた時のK&Hの社長の奥様の嬉しそうな笑顔は
ワタシもまた嬉しかったです。



















話がそれましたが、
こんな風に個人の小さな要望にも
熱心に話を伺ってくださり、
そしてお力添えして頂いた感動。
この先人の方々の真摯な態度。
これが今のワタシの原動力でもあり、
これからも貫きたい姿勢でもあります。





あの頃と違って
どーいうワケだか今のワタシは
こうしてSHOPを営むに至っておりますw
溶接もワンオフもまぁ出来ます。
というか、今ではそんなのだらけです(笑)
でも、このキャリアは新規造るのではなく、
これを治そうと思います。
シートは今ではRyozzy氏というファンタスティックな方がおります。
でもこのSRのシートはダメになるまでは
ずっとこのままだと思います。
それが真摯に接してくださった先人の方々への
敬意の記し、です。





これをついでに
キャリアとヘッドライトリムとあといくつか、
銅メッキでもだそうかね~♪

2 件のコメント:

  1. 田中氏はお店任せてど〜してらっしゃるのか?
    と気になっていましたが沖縄ですか。

    当時の雑誌はシングル系ショップの広告が多頁
    ありましたがご本人が出ているそれは強烈な
    印象を残しておりましたね。

    練馬のK&Hも懐かしいな〜。

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  2. terry殿

    あー、やっぱり同じ世代ですね(笑)
    ワタシが知る限りの最後の情報は
    沖縄で陶芸家の修行をしているらしい、と。
    その情報を知る前に沖縄に帰った時、
    那覇でりんけんバンド観てたら
    強烈にこっち見てる似た人がいたんですが、
    まさかヨシさんとは思わないので
    後で「あ、あの時の人ヨシさんだったのかも」
    とか気付きました。

    我々もまだまだ若輩者ですが、
    もしかしたらそろそろ
    下の世代に「何か」を盗み取られてるような
    もうそんな歳なのかもしれませんw

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