2012年7月12日木曜日

乾燥時間の待ち時間に寝る毎日。

どういうワケだかいつまでたっても仕事が切れません。
物凄く有難い事ではあるのですが、
ここ数か月せっついてやってきて
6月でどうにか爆発借金もペイに出来たので
個人的にはちと休みたいものですが、
まぁ入って来る以上、頑張りましょう(笑)


週明け、エイジ君がやって来た。
おぉ、ラズダズで製作してたシート、出来たのね。

出来たてのシートに跨ってご満悦だったけど、
車体ごと預けてたの?
「いや、嬉しくてシート無しで走って行ってあっちで付けてきました」
シート無しで直接跨って空気椅子で乗って
突かれてべったり座ったら2スト空冷の熱気浴びて
熱っちぃ!ってなって空気椅子してまた疲れて
べったり座って熱気攻撃されて種無しになりそうになって。。。。

あの、さ。
君はMINIとかTRIUMPHとか他に車輛あるだろうに。
ヴァカでないの!?(笑)
んが、魚肉メンバー的には
美味しいw


さてさて、お預かり中のSRV、
今週土曜のCRUIZに間に合わせたい。
超猛然と作業進行。

タンクはオーナー希望の半艶仕上げだけど
裏は艶有りのままにしておく。
その為のタンク裏マスキング、ね。
裏は結構汚れるから艶有った方が掃除が楽ですからね。
あ、これはウチでカスタムするユーザーさん、
直接ウチにオーダーしてきたエンドユーザーさん限定です。
だって一回艶ありクリア施して再び表だけ半艶作業だから
普通に2度手間なんだもん。
でもウチの直接のお客さんだと
もしかしたら今後もワタシがメンテ担当になるでしょ?
その時ばっちぃのイヤだからやってるだけです(笑)



画像がっつりかっ飛ばしてますけど
概ね作業、終了。
とってもすっきりしました。

カスタムってのは大きく分けて2パターンあると思ってます。
一つは元の概念をどこまでも無視して完全なる創作で構築するパターン。
まぁウチのジャイロですなw
そしてもう一つは元の本来の良さを活かして
素直に仕立て上げるパターン。
こちらのSRVは後者で仕上げてみました。

ウチお得意のストーリー仕立てで表現するなら、
アメリカ西海岸のモーターKIDSが
親父の納屋で旧い日本車発見して
「ぅお!やべぇ!これリトルホンダぢゃねぇの!?」
と思って嬉々として引っ張り出してみたら
「なんだ、HONDAぢゃねぇじゃん」ってなったけど
掃除してEg整備して乗ってみたら
「よく理解んねーけどこいつ、HONDAより速いんじゃね?」と
意外な喜びでウハウハになっちゃって
これでカフェ造っちゃった、みたいなノリですかね。
まぁそのHONDAじゃなかったバイクってのが
当時のライバルYDSあたりをイメージしてます。
で、メリケンのセンスだからヘッドライトはトラクターだし
ハンドルは超開き気味だしトランペットだし、と
そんなユルユルな加減で気軽なカフェ造ってみましたです。
すんませんTさん、
雨降ってて車体引っ張り出せなくて
お店わやくちゃの中で仮で撮影しました。。。。


こいつもデカールの上からクリアコート掛けましたが

うーん、曲線だから中々デカールが埋まらない。
コート数は十分吹いたのでペーパーで砥いで
完全平滑にしても大丈夫だとは思うんですけど、
いかんせん曲線の砥ぎ上げってのは怖いんです。
この羽の先端とか砥ぎ出しちゃって削っちゃったら
それこそやり直しで眩暈どころの騒ぎではございません。

うん、ここは保険とって
少し先発クリアにキチンとお休みあげて(完全硬化72時間)
それから再びクリアアタックしよう。
塗装はホント、急いでも一つもいいコトございません。


というワケで、
最近は一つ吹き終わると
そいつの磨き可能なインターバル時間に寝て
時間が来ると起きて1Fに行って作業・・・・みたいな感じでゴザイマス。
16時位に吹き終わると寝て0時に起きて作業して
次は11時に吹き終わって寝て
18時に起きて吹いて翌日10時に終わって寝て。。。。。
1日24時間って、何ですか?w



元MUTE BEATのベーシスト、松永孝義が逝去されました。
思えば13歳の時に土曜の深夜にやっていた
いとうせいこう氏の番組「ハイブリッドチャイルド」。
あれで観て以来、MUTE BEATのサウンドにもメンバーにも
すっかり魅了され、DUBというジャンルを知りました。
今もなお、秋から冬にかけての夜には
ワタシの人生の最高の音楽の一つです。
2年前の再結成LIVE、行きたかったです。。。。