あまりに猛暑続き過ぎてペイント後ろ伸ばしでお預かりしていた
TRIUMPHのフレーム。
TRIUMPHのフレーム。
ってか素人塗りだったっぽく、スケーラーだけでほぼ剥げたw
まぁおかげで厄介な剥離剤処理とかブラスト外注せずに済んだ。
まぁおかげで厄介な剥離剤処理とかブラスト外注せずに済んだ。
突き合わせではなくパイプ貫通のラグなので
脱落とかの心配はなさそうだが、
かといって見過ごす訳にもいかない、観た以上は。
これくらい溶接で一体化しておけば安心でしょう。
この状態でペイント出来る気候条件まで待つことにする。
フレームは可能な限り塗りっぱなしでフィニッシュしたいので
こうまで気温が高過ぎるとクリアの定着が早過ぎて、
最初にクリアガン吹きした部分がブース内のミストが馴染まなくなり、
結果肌が荒れて塗りっぱなしが不可能となります。
パイプ構成のフレームとか、ステー類も多いのでポリッシャーが入れず、
隈なく磨くとか絶対無理ゲーなので
こればかりはガンコントロールで1発勝負となります。
通常、気温より5度高い設定の乾きの遅いシンナーをチョイスして
可能な限り垂れる寸前の鏡面肌とミストの馴染みをコントロールするのですが、
MAX遅いシンナーでも国内では35℃対応がデフォルト。
「40℃設定のシンナーとかあるワケないだろ」で、
猛暑日はフレームのペイントは待機となってしまうワケです。
無事にペイント終了したので納品へ。
が、先週末2か月ぶりに気温が30℃下回る日がありました。
この機会を逃すわけには参りません。
急遽予定を変更してフレームペイントを敢行。
月間予報で9月中の仕上げは難しいかなと思っていたので
たった2日間でも30℃下回ったのは恵みです。
おかげさまで塗りっぱなし仕上げ完了です。
2日後また猛暑日に戻りましたけどもw
今回の依頼主様はKOS Motorcyclesさん。
「お持ちしますよ」
「えぇっ!?わざわざ持って来てくれるのですか!?」
「お持ちしますよ」
「えぇっ!?わざわざ持って来てくれるのですか!?」
ええ、私関東近県でしたら自らお運びするのが通常です。
スケジュール次第ですが、回れるのであれば赴きたいのがポリシーです。
こういうお店からオーダー戴けるのはこちらも嬉しい限り。