2023年1月11日水曜日

Save the last dance for me。

年度末忙しかった理由その2。

私のGUZZIを年明けに「棟上げ(立ち上げ)」するべく
ありとあらゆるGUZZIのパーツを塗りまくっていたのです。

ちょっと前に前後ドラムやHリム、
タンクなんかはもうペイント終わらせていました。




シャフトのファイナルケースもペイントの為に分解してみましたが

ん?ケース内何かが派手に暴れた痕があんぞ?

アッーーー!!!

ギアどちらも1枚欠けてるやんけ。。。。
(´;ω;`)

流石にここまで欠けてると見て見ぬふりはできねぇ。。。。

失意のまま46さんに報告。
「多分1セット在庫あったと思う!大丈夫だから!
取り敢えずファイナルケース送って!!」

サイドカー牽引用のギア数みたいですけど在庫ありました。
これ、リプロありますけどもめちゃくちゃ高額。
ギア両方セットで10万以上する。
しかも2022年年末現在円安が凄い。
正直助かりました46さん。
サイドカー用だけど私このGUZZIでハイスピード出す気ないですし(笑)

一騒動あってようやくファイナルもペイント出来ます。
これ間に合わなかったら年始立ち上げ出来なかった。
あっぶねぇぇぇ。

とはいえギリギリ年末までしわ寄せが来てもうた(苦笑)
クリスマス以降、通常業務終わると
「ここからは俺のターンだ」と家族に高らかに宣言し
自分のGUZZIを塗りまくる毎日。
結局毎日作業終わるのが明け方になって、
「こんな辛いターンあるか」と噎び泣きながら布団に入り、
なのに翌日「俺のターンだ」シャウトして同じ事の繰り返しw
でもって28日に居眠りしたヴァカプリウスに渋滞でオカマ掘られたでしょ?
あれで積載してたGUZZIのホイール床に落ちちゃって傷入るし(怒)

まぁ新年に立ち上げないと次のスケジュールが進まない。
なのでギリギリでモチベーション保ちつつ新年を迎える(苦笑)
魚肉の新年会やる日の日中に有志に集ってもらう。
みんなありがたう。


フロント装着完了。
フルカバード&フォークボトムもペイントしてるから
一切のメッキ部分がヒドゥン(隠れ)する。
うん、ガーターやリーフ以外のテレスコピックでのクラシカル、
思った通りのシルエットになってくれた。

慎重にEgも積載。
GUZZIはフレームにクリアランス結構猶予あるのと
Eg自体がミッションがバラけるので
そうい意味では積載は比較的容易でした。
カスタムされたハンドチェンジのマウントが上に無ければ
ノーマル車体ならもっと簡単だったと思いますね、整備性抜群。

ただね、スイングアームのピボットシャフト。
アフター品であるが勿論この年式のGUZZI用の製品。
これがこのままでは入らない、ほんの僅かスイングアームの受けより大きいww
はい、クルーで地道にペーパーでシコりまくる。
まぁイタリアンなんてそんなモノだwww

ついでにリアの新品ブレーキシューも大きすぎて入らない(苦笑)
なので伊藤君にずっとシコシコしてもらうw

それでも手動シコシコでは収まり切れず
この日はシュー無しで車輛組んで暫定で棟上げする。
まぁこれもイタリアンだからこんなモンだwww
翌日こっち(我が工房)で大人の玩具(エアツール)でシコって
ものの5分で無事組み込みに至ったw

とまぁ各セクション事ある毎に何かしら加工を要する我がGUZZI。
んが、魚肉クルーそういう車輛ばかりで慣れてるから動じない(笑)

国産しか弄ってない人はこの日何度もこのGUZZI捨ててたと思いまするw

夕方には何とか棟上げが終わり、軽トラでウチの工房へ。
ま、夜はもう新年会で愉しくいきましょうかね♪


骨の状態でも中々に優雅に語る車体になっててかなりアガる。


塗り終えていた外装を慎重に組み付ける。
もう嬉しさで瞳孔開きっぱなし(笑)


13年前ウチに来た時はゴミクズ同然だったこいつ。

メッキパーツがまだなので半分までの完成ですけども
ここまで仕上がりました。

年末年始作業しっぱなしだったので
ここで1人夜にゆっくり乾杯させて戴きましてん。


メッキあがって組付ければいよいよラストの46works行き。
これで電装終わればいよいよ路上デビューです。

私の生涯で多分「アガリ」のモーターサイクル。
共に疾走するまであと一歩、です。

新年1発目。

は永らくお預りしていたKAWASAKIのKH。
ホワイトにグリーンのレインボーカラーでのオーダーでした。
んでは先ずは下地から。
少々錆が酷かったのでブラスト外注です。
すると右側面と上面かなり派手な凹みが出て参りました。

反対側は大丈夫。
普段立ちゴケとかならこっち左側に凹み修正痕ある事が多いんですが、
そうじゃないとしたらこの車両(外装)、
過去に派手にすっ飛んだと予測されます。

裏側ブラスト当てて錆綺麗に除去出来たので安心しましたが、
右前底部に虫食い穴見つけちゃいました。
まぁ旧車はこんな事ぶっちゃけ「あるある」です。
代替の外装が無い限りは幾らでも治せます。
ただそれなりに料金は加算されますので
この辺はリプロある車種なら一考する問題ですね。

表の凹みも1回で生じたものではないらしく、
逆算で凹んだ部位想定して引っ張ってみたけどあんま出てこない。
右側面と上面は別個のアクシデントだったのかもしれません。
両方ともパテで盛られて終わりにされていれば
ある程度引っ張る場所と順番は脳内で理解出来るんですが、
上面だけ過去に引っ張った痕跡があったので
これだと引っ張り出す順番が崩壊してしまっており
今回みたいに上手く出てこない事があります。
無理に引っ張っても破れる可能性が高くなりますので
カーボンファイバーパテメインで成形していきます。

ファイナルパテ(キメが細かく巣穴が生じにくい)の面積からもわかる通り
まぁ結構な面積派手にすっ転んでますねw
まぁ半世紀前のモーターサイクルですし
少し前まではやんちゃな方々からも人気な車種でもありましたし、
これ位は「想定内」と思った方が気持ちが楽だと思います(笑)

裏側は防錆剤でお馴染みのPOR15をたっぷりと塗布。

シートカウルも内側と裏側は塗布しときましょうかね。

シートカウルは凹みもない綺麗なコンディションでした。

下地は全て完了、サフェーサー入ります。

で、ここでロッドショー車輛が続々入庫となり
一旦作業がベースカラーの白までで停まってしまいます。
M様ホントすみません。。。。


で、ロッドショーも無事終了して年末。
M様より「年末年始に実家の関東に戻ります。
帰りしなに引き取りとかタイミング如何です?」
と連絡あり。

おぉ、これは直接お会いできる良い機会でもありますし、
是非ともそのタイミングでお渡し出来るように進めさせて戴きます。
せっせと大掃除も忘れてレインボーとロゴ入れていきます(笑)

30日入れてラストのカラーを72時間後に。
大晦日と元旦休んで新年2日に最後の作業開始か。
丁度良い休暇ってモンだwww

で、3日に最終ポリッシュ無事に完了して完成。
車で運ぶ際に梱包出来るように炙り倒しておきます。
近赤外線で工房も暖かくなるしねw



無事に新年4日にお渡し出来ました。
M様、永らくの作業お待たせしました。


年跨ぎのお預り、出来るだけ1月中には出せる様に頑張ります。
あ、流石にBARの看板とか戦前車は無理かも(苦笑)


KAWASAKI、ね(笑)

2023年1月9日月曜日

メロイック成人式。

お店に和楽器バンドの鈴華ゆう子が来た。
あるいはカルチャークラブのボーイ・ジョージ。
ホルモンのナオちゃんかもしれない。


着物で派手なポーズ決めて履物の「はなお」がもげて
結局大正ロマンなブーツに履き替えて式に向かうという
椎名林檎みたいな晴れ着姿になってしまった
ザンネンレディ。


父親の影響与えすぎたかもしれない
(´・ω・`)



今年は年始から作業・プロジェクト多過ぎて
忙し過ぎてレポート上げきれてません。
年末に居眠りプリウスにミサイル攻撃まで喰らったし(苦笑)


明日以降の作業の合間でレポートUPしていきます。
取り急ぎ娘の成人式報告をばw

2023年1月1日日曜日

A HAPPY NEW YEAR!!