2022年8月27日土曜日

ロックンロールは鳴り止まない。

昨日駅前のTSUTAYAに行った。
今月で閉店するとの事。
DVDもCDも投げ売りで大量放出されていたので。
どうやら全国で大々的に閉店するみたいね。

まぁそうよね。
もうアマプラとかネトフリで十分だものね。
音楽もストリーミング配信の時代だし。
私もiTuneで買ったりは今でもしてるけど、
もう盤で買う事ほぼなくなったものなぁ。
あるとしたらSpotifyとかにラインナップない
90年代や80年代のハードコアパンクとかインディーズ、
あとは珍しいアフリカ音楽位しか盤買わなくなったからなぁ。

ギリッギリ私貸しレコ世代だったので、
中坊の時はもっぱらレンタルレコードでした。
これがCDとなり、レコードは駆逐されていくように見えた。

でもレコードはオリジナリティの存在感を保ち続け、
今ではCDよりも多い発売数のアーティストだっている。
それどころか最近はカセットテープすらリバイバルしてる。
わからんものだね、DATやMD絶滅したのに(笑)

いずれにせよ昨今のネット配信が構築される前までは
圧倒的にお世話になっていたTSUTAYA。
蔦屋の本屋さんの方は好調みたいだから続きそうだけど、
ここ立川に限った事情だと本屋は「オリオン書房」が独占状態だからなぁ。
あまりの駅前の規模にウチの子供ら、
オリオン書房は全国区だと思ってたくらいだからなぁw
まぁこのまま立川では終わりでしょうね。
何はともあれ20年近くお世話になりました。

この歌の歌詞の「駅前のTSUTAYAさんで」も、
あと10年もすると昔話になっちゃうんだろうね(苦笑)
でもロックンロールは鳴りやまないのです。

Behind The Mask。

今年のロッドショーに出す予定の我がGUZZI。
総ざらい外装降ろしきったので
そろそろEg降ろして全バラにする段階まで来ました。

で、前後のHリムの内側とか
ドラムハブとかもボディ同色でペイントしようと目論んでいるのですが、
まるっきり同じメニューをケンタのロッドショーバイクに先越される。
これ、地味にマスキング多くてかなり肩凝るし大変やねん(苦笑)
同じ事今年2回するのか。。。。

で、2時間近くかかってマスキングしてペイントは10分w
こんなにマスキングのゴミ出る。
アーニャもお役目終わったのでこのままゴミ箱行となるw


無論ショー前に見せるワケにいかないので
こうして悪戯書きで誤魔化すのである(笑)


2022年8月19日金曜日

Dry Heaves。

業務連絡YOKO TECHよこっつ様。

「これは程度良くて結構な額で仕入れたんだ。
どうだ?綺麗だろ?」
って正確な目利きを豪語していた2本サスのBMWタンク。

何か底の方に怪しい箇所あったので剥いてみたら
とても見事に開通しましたよ、とwww
Tig溶接・下地処理・ガス漏れ検査・成形とメニュー追加になりますので、
中々に高額となります旨、ご了承くださいましw

さて、結構な広範囲で鉄板薄くなってそうなので
慎重にTig打っていきます。
案の定薄いので鉄板溶け落ちていきます(苦笑)
広範囲にゆっくりゆっくり盛り上げていきます。
熱掛け過ぎないように時間かけて丁寧に。

Tigだけで水没エアブローでのガス漏れ検査パスしたので
取り敢えずこれでもOKではあるんですが、
ギリギリの場所の鉄板も薄くなってる可能性大なので
残りは鈑金ハンダで厚み出しておきましょうか。

これなら厚みも復活してますし
ハンダだけでも成形十分な感じまで追い込んだのでOKでしょう。
一応パテも入れますけどもね。


よこっつ、上記理由で高額となる旨、ご了承くださいwww


2022年8月18日木曜日

Sick boy。

15日夜半実家に帰省した息子タイジュが
本日高熱が出て検査の結果陽性と判明しました。

立川戻ってから地元の仲間と会いに行くのがメインで
家には寝に帰ってるだけみたいな感じで、
田村家では静岡戻る前の晩の金曜日に宴するかという予定だったので、
残りの家族が濃厚接触者なのか否かちょいと難しい判断ではありますが、
念の為5日間、23日まではご来訪をお控えくださいませ。
当方からの納品引き取りも併せて控えさせて戴きます。

大樹以外の家族は全然元気で
私も本日汗だくで溶接しまくってた位ではありますが、
今後の体調経過みていきます。


STUPID CROWN
Custom&Paint Factory
Mune.T.



2022年8月17日水曜日

Look At Yourself。


ご依頼の車種、HONDA GB250 Clubman。

純正カラー戻し。
上面のコーションラベルと左右の立体エンブレムは
もうメーカーからは供給終了しているので
絶対に死守。






昨今2輪4輪いずれも旧車の値段高騰が凄まじい。
とてもじゃないが気軽に手を出せるものではなくなっているのは事実。
無論最初は人気絶版車から始まった価格高騰ですが、
もしかしたらこの辺のモデルまで今後そうなっていくのかもしれません。

現在人気旧車ですとマッハシリーズのレストアが入ってますが、
遂にはSRも純正戻しのご依頼が来る昨今です。


気軽に自己表現でカスタムペイントする時代も
もしかしたら終焉迎えちゃうのかなぁ?
私個人としては純正派もカスタム派もどっちも良しと思ってます。
相反する両者ですが
対極が存在するからこそのどちらも「魅力」だと思うので。

Oompa Loompa。

現在お預かり中の外装一式フルカスタムペイントの車輛。
下地がほぼ終了したのでご本人に色のチョイス決めてもらう為
工房へと足を運んで戴く。

いつもご夫婦でご来訪してくださるTさん、
愛車の色をご夫婦の目の前で愛車のカラーサンプルを塗装。
ベタ黒からのブラウンのグラデーション、
限りなく黒に近いキャンディブラウンでのグラデーション、
その境界線に細く赤を入れてのグラデーション。

ご本人「よし、俺は決めた!試しに選んでみて!!」
奥方「え?もう決まってるならいいじゃん」
ご本人「折角だからどれ選ぶかやってみようよ♪」
奥方「じゃあずれるのイヤだから2個選んでもいい?」
ご本人「いいよ!じゃあせーので指挿してね。せーの!!」


まさかの一つも被らずwww
ご本人「何だとぉぉぉ!!!」
すんません、私声出して笑ってまいましたw


奥方様にも「その色選んで良かったね」って言ってもらえるよう
美しく施しますね(笑)

外装一式キャンディグラデーションともなれば
かなりの高額なものにはなりますが、
この過程をもご夫婦で愉しんで頂ければ
是幸い♪



2022年8月16日火曜日

Bye Bye。


まさかの昨日の送り火の日に旅立つとはね。
唐突過ぎて頭が追いつかないよ。

Fun Daで東北遠征行った時毎回フレンドリーに接してくれて
ホントありがとう。


大樹のKEオーバーホールする時
貴重なデータやパーツリスト、ホントありがとう。

川越の耐久レースの時、
「人生で1度だけは頂点昇り詰めたい!!」で臨んでたのに
まさかのその頂点そのタイジュがかっさらっていったのに、
我が子の様に大樹祝福してくれてホントありがとう(笑)

デラさんが手塩にかけたKIDSレーシングの子供達、
これからもきっと土の上疾走していくと思うよ。
考え変えればこれでやっと闘病生活ともおさらばだもんね。
俺も後にそっち、向かいますんで。

デラさん、またね。



2022年8月11日木曜日

I Don't Wanna Grow Up。

昨夜、中学時代の悪友ほんちが
彼の努める大手トラックメーカーHご一行連れて来訪した。

実はHご一行の来訪はこれで2度目。
私でいいのかまるで理解らんのだが
ここで色々トークするだけで
何だか皆のモチベーションが上がるのだとか。
ホントか!?(笑)

皆それぞれ各部署のエキスパートらしく、
確かにトークの内容も要点踏まえた深堀りで、
こちらもまた色々と良き刺激を戴きましたです。
というより一番くだらない話してたのは他でもない私だと思うw

まぁこんなトークナイトであれば
私も同じく向学になります故
またご来訪くださいまし。

一応プライベートやネットリテラシーってのもあるから
ご一行様の画像は控えておこうかな。
まぁそれって何でも公開処刑する私らしくもないけども(笑)
かわりにほんちは長年の連れだし
ウチに来たからにはプライベートも肖像権もへったくれもないので、
中学時代っぽいスタイルで撮った画像晒すwww

お互いに半世紀か。
ま、まだまだ色々と面白い事、やっていこうや♬


2022年8月8日月曜日

Blah Blah Blah。

昨日実に3年ぶりにモトクロスのイベントに参加し、
ホントに久しぶりにコースを疾走してきました。
コロナ以降魚肉はイベントへの参戦を自粛し続けていましたが、
久々のコース、やはりめちゃくちゃ楽しかったっす。

楽し過ぎてワシャワシャ走り回ってきましたが、
本日全身が筋肉痛でゴキゲンな事になっておりますw
ゆっくり復帰していきますので
何卒宜しくお願い致します(笑)







2022年8月2日火曜日

I Hate。

汗だくでパテ砥いでてふと悟った。

「女性の搾取だ!!」声高にAV法に横槍入れておきながら
当のリアルAV女優からのコメントやアドバイスを一切受け取らず
挙句の果てにAV女優たちをブロックしてるような団体は
もうそれはフェミでも何でもなく、只のミサンドリー。
因みにこの団体はマイメロちゃんのお母さんの名言にも噛みつき、
お母さんのたった一つの名言、「女の敵は女なのよ」が気に食わなかったらしく、
徹底的に噛みついて販売中止に追い込んでいやがった。
それ以外のは男がコテンパンなだけだから別にいいらしいwww

女性専用車両にわざわざ乗り込んで電車停めてまで
女性客や駅員らと揉めて「差別だ!!」叫んでる奴らもフェミでも何でもなく
こいつらは只のミソジニーだ。
電車にほぼ乗らない人生でホント良かったと思うよ。
駅でこいつら見つけたら多分容赦なく殴り倒して
私の方が留置所行かなくちゃならないだろうからww


さて、と。
パテも綺麗なライン出たし、
このまま電車に乗らない生活続けて工房に引き籠りながら
クリア入れてるインターバルの暇な時間にAVでも観るか♬


結論。
宗教に金積んで崇拝せんでも人生では色々悟れる。
んが、巨大な組織の後ろ盾無くこんな暴言吐いていると
その巨大な組織に見つけられたら間違いなく狙われるwww

ボイジャー。

夜半にウチのエアドライヤーの警告灯が灯った。
エアドライヤーというのはコンプレッサーで圧縮された空気を
瞬時のマイナス冷却で水分と油分を除去する装置で、
ペインターとしてはなくてはならない生命線みたいな機械だ。

大先輩なるペインターの方から私が独立する時譲り受けた。
1987年製。
この手のIC搭載型としてはかなりの大年配であろう。
その先輩はもうこの世界にはいない。
やはりペインターというのは長くは生きられないのが宿命だろう。

数年に一度警告ランプが点灯する。
過酷な工房の環境ではブース外とはいえパテ粉が強烈に付着する。
皮肉にも旧い機械、
この数年に一度の警告ランプで正常に仕事してるという
動作確認にもなっている。

分解してコアをエアブローする。
各部清掃して組み直す。
警告ランプは無事に消える。
再びこいつは仕事の第一線に復帰してくれた。
ありがとう、まだまだ共に仕事しておくれ。
大先輩、こいつを託してくださりありがとうございます。
いたわりつつこれからも現役で頑張ります。


旧い機械をメンテナンスしてる時、
自分でも無意識で意外な歌を口笛吹いてる事に気付いた。

わたしがあなたと知り合えた事を
わたしがあなたを愛してた事を
死ぬまで 死ぬまで 誇りにしたいから
by松堂谷由美「ジュピター」(笑)


松堂谷由美バージョンがライブしかなかった(しかも音質悪い)ので、
林原めぐみバージョン。
エヴァには特に何の思い入れもないが林原さんは好き。
落語心中とかは圧巻の退廃的アンニュイ感と色気でしたし。

で、よくよく思い出したらウソつきました。
普段メンテ中はBuddy Hollyの「Down the line」が多かったっすwww
何で昨晩はボイジャー口笛吹いたんだろう?w

2022年8月1日月曜日

Have Love, Will Travel 。

ボールパイソンのたまちゃんは夜中にあちこち散歩してる。
夜行性だからね、夜めっちゃアクティブ。
酒呑みながらビデオ観てる私の横で徘徊しております。
動き遅くておっとりしててガタイでかいので
どこに今いるのかめちゃくちゃ把握しやすいので
実は部屋の中好きな様に散歩させるのが楽なのです
(コーンは細いし動き早いので目が離せないw)


「離せバカヤロウ!!
俺ぁ自由求めて大脱走がしてぇんだ!!
ヒルツ大尉みたいになりてぇんだ!!
触んぢゃねぇぇぇぇ!!!」
と粗ぶってるようにしか見えませんが、
これは単にアクビしているだけなのです。
正確に言いますと体内温度調整のアクビではなく、
ヘビ特有の「顎直し」という習性なんですけどね。

まーそんなこんなでせっせと柱を登っていき
(動きはとっても遅いw)


収まりの良い安住の地を見つけたようです。
ここにこのまま20分以上こうしていましたw


さて、俺もう歯磨きしたし寝るし電気消したから
お家戻りなされ(笑)
世間が思ってるよりも接し方というか対峙の仕方、楽っすよ。



招き猫。

さて、6月下旬から7月いっぱいは
メイン作業がミュージアムの車体のレストアでございました。
こちら、無論その車両を掲載するワケにはいきませぬ。
どこぞのヒストリックカーがリメイクされたというのは
基本的にはあちら様が公開しない限りはNGでございます。
作業の甲斐あって仕上がりに喜んで戴けて幸いでございます。

んが、こちら怪電波はろくすっぽ更新出来ませぬw

という事で大きなプロジェクト終わらせましたし
少々自分の方を進めて参ります。
少しは自分へのご褒美の時間くださいまし(笑)

車体は概ね外装の形はフィニッシュしたので
これより順次総ばらしして
ペイント・クローム・各種仕上げへと進んでいきます。
先ずはパニアケース先行で仕上げましょうか。

ボディの予定しているカラーリングで統一するか迷いましたが、
それだと少しHarleyのバガー系やクラブカスタム系っぽくなってしまい、
コンセプトカー目指してるから無論それでもいいんですけど
何だか昨今のカスタムっぽくなっちゃうかなぁ、と思いまして。

ならば敢えての「後付け」感演出しても良いかもしれない、と。
という事でハンマートーンペイントで仕上げました。
戦後間もなくの舶来品のミシンとかジューサーとか掃除機とか
或いは理科室の上皿天秤とかオーディオの真空管アンプとかに施されていたあれですね。

ただ、このハンマーフィニッシュはエナメル系と言いますかアルキド系と言いますか
独特のヌラヌラした光沢が出てしまいますので、
折角の埋め込んだアルミ槌叩き(文字通りの本物のハンマーフィニッシュ)、
これとの対比を演出したく
数日乾燥させた後に上から艶消しクリアでトップコート入れました。

この数日間の乾燥を待たず間髪入れずクリア入れると
このメットの様に化学反応起こしてめちゃくちゃ縮れます。
これはこれでカッコいい仕上がりですので
このメットは更に上から錆施して汚くかぶれそうにしてあります(笑)
カスタムペイントというものは
やってはいけない事むしろ進んでやっちゃう事が方法論なのかもしれませんw
これ、私が丁稚時代の親方に見せたらスパナ投げて怒られそうですけどもwww

という事でパニア先行して完成。

狙った通りのアルミの輝きと艶消しの重厚感の対比出ましたね♪

個人的には大満足なのですが、
もしかしたらGUZZIに装着した時、
単にアンティークなミシン左右2個積んで走ってるように見えるかもしれないw

ま、だとしたら狙い通りって事っすねwww


さて、ここに来て色々と面白そうなオーダーの入庫が続いております。
皆さん打ち合わせ時非常に目を輝かせてプラン会議しております。
やはり仕事する上ではそういうの、嬉しいです♬
福は自分が招き入れる。
これからもそう信じて作業する所存です。
招き招き招き招き入れるのだ〜♬