「いらっしゃい、今日は長期宿泊中の子は夜勤だって言ってたから
ここ使うのは田村さん一人だけですよ」
この空間今日俺一人なの⁉
「これ、復帰前日のコザの風景なのよ」
という事はワタシの産まれた1週間後のコザなのか。
何か感慨深い。
オーナーさんと少し歓談。
今回沖縄に来た理由と滞在中にしてきた事を話した。
「実家はどこ？」
「越来小学校のT字路から吉原に下っていく坂のトコで商店やってました」
「え⁉あのT字路の商店から1個下ったところの商店？」
「えぇ、金城商店っていう」
「私、よく学校帰りにお菓子買ってたよ!!おじぃとおばぁがやってるあのお店!!」
驚いたね。
おじぃ、元お客さんに出逢えたよ(笑)
「折角何で中ノ湯行こうかな、と思ってます」
「あぁそうね、ならばバスタオル使って」
ありがとうございます。
沖縄では現在唯一の銭湯。
おばぁが一人で頑張って切り盛りして営んでいる。
沖縄が実家となるとわざわざ行こうという気にはならなかったが
最後かもしれないと思うと行ってみたくなる。
折角地元にこうしてあるんだし、ね。
ってか意外にも今回沖縄滞在中お風呂入れたなぁ♪
バイク移動＆朝から夜までほぼ路上にいたワタシにとっては
幾ら暖かいとはいえ冬にこれは超助かったっす♪
では突撃。
おばぁにお金渡す。
「えー、370円ねー」
400円渡す。おばぁ少々フリーズ。
何故か湯上りの隣に座ってるおじぃと3人で談笑始める。
2，3分後、他のお客さん登場。じゃら銭で370円渡してる。
すかさずそこから30円とりわけて「はい、おつりねー」
おばぁ、お釣りの用意してなかったんかいwww
いきなり超絶ゆるい。
ここ、内地みたいに脱衣場と風呂の仕切りがない。
全部一区画開放オンリー。
まるで古代ローマの風呂みたいな光景と誇大解釈してもらって構わない(笑)
中入ったらそういえばシャンプーとか石鹸持ってきてない。
しまった、銭湯暫くぶりでそういうの忘れてた。。。。
お湯で身体せっせと拭くワタシを観て湯船のおじぃが
「えー、にぃにぃ何も持って来なかったのかー？よそから来たかー。
2つ隣の我ったーのだから自由に使っていいさー」
みんな優しいなぁ、うちなんの人は。
ウチの廃エースはこんなにさせないように大切にしてあげよう。
沖縄滞在中、イマコの店と墓の行事の時以外は
全部のメシをタコスと沖縄そば貫いてやったって先に言ったけど
そういえば最終日ここで食ったわ(苦笑)
何と24時間営業。でも定休日はあり。
定休日明けがきっちり深夜０時からやってるのか
何となくなぁなぁで翌朝からやってるのか気になるところだが。
数名のおばぁ達が交代交代でせっせと切り盛りしている。
ここは昔からあって、その昔はこの看板だったんだ。
サンドイッチシャープ。
これは超鋭角な低いフォルムのサンドイッチが出てくるとかではない(笑)
コーヒーシャープとかもそうなんだけど
昔のうちなんは米兵の発音聞き取れなくて
SHOPがシャープになっちゃった、っていうウソみたいなマジな話ｗ
10年前の沖縄のレポート再掲載してるので
よろしければそれをご覧くださいまし。
まぁ、ならば久々に馬汁食べようかね。
沖縄では浮きまくりの着ぶくれ重装備のワタシ観ておばぁ達、
「ありひゃー、お兄さんは何でそんな着てるかね」
「あ、バイク移動してるから着込んでるだけですよ」
「あっり!!こんな寒いのにバイクかー!風邪ひくよー!!」
というワケでワタシが要るか要らないかは聞く事も無く
馬汁に通常の倍の量のしょうがをぶち込まれたｗ
東京で同じ事するならば小皿で別個出すとかするんだろうが
こっちのおばぁ達はもうこれが100％良かれと思っている(笑)
そしてご飯に載せる用にバターもついてきた。
沖縄の食堂では結構フツーにバター出てくる。まぁマーガリンなんだけど。
沖縄の人たちは結構フツーにこれをご飯に載せて時に醤油もかけて食う。
まぁだから太るんだけどｗ
頑張れ、沖縄の24時間営業のデニーズ(笑)
そんなほっこりしたエピソードで溢れ返った沖縄最終日の夜。
ゲストハウスUNITY
沖縄市住吉1-8-10 2F
コザボウリングをコザ十字路方面に下って住吉交差点すぐ。
丸長食堂
住所はいいや、コザ十字路眺めりゃすぐ理解るってwww
